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青いバナナには毒性なし!理由や、効能、食べ方等をまとめてみた

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青いバナナに毒があるのではないか?といううわさ話がありますが、青いバナナには全く毒性はありません。

 

毒成分があればスーパーなどでは並べられないですよね、安心してください。

 

食べようと思えばそのまま食べられますが、青みが強いモノは調理なしでは甘くないので美味しくないと思います。

 

ですので、おいしく食べるには

砂糖を絡めてしっかり熱を通す焼きバナナや、塩気がアクセントのベーコン巻きなどをするとおいしいですよ。

 

青いバナナには、レジスタントスターチという食物繊維のような働きをする栄養素が豊富に含まれており、その成分が消化されずに大腸まで届くことから便秘解消や血糖値の急上昇を防ぐことができると言われています!

 

今回調べてみた結果、青いバナナ、黄色いバナナ、黒くなったバナナそれぞれ豊富に含まれている栄養素が異なることがわかりました。

 

この記事では、

 

  • 青いバナナに毒性なし!その栄養とは?
  • 青いバナナのおすすめな調理法
  • バナナの色による栄養と効能の違いとは
  • 青⇒黄色⇒黒 バナナの色が変わる理由とは
  • 美味しいバナナの見分け方
  • たくさん食べても大丈夫?
  • 国産バナナとは違い皮は食べられない?
  • 青バナナの主な原産地とは?

 

と、青いバナナについて徹底的に調べてみました!

 

私は甘すぎるバナナよりも、少し青みの残る酸味が効いたバナナの方が好きなのでよく食べるのですが

同じように青いバナナが好き!と言う方や、バナナについて知りたいと言った方には参考になると思いますので、最後まで目を通して見てください。

 

 

青いバナナに毒性なし!その栄養とは?

 

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青いバナナは、まだ熟れていない状態のバナナです。

 

海外から船で輸入されているものが大半ですが、輸送中もどんどん追熟されてしまいます。

 

そのため、食べごろの黄色いバナナが店頭に並ぶように逆算しており、出荷元では青いバナナを収穫・出荷しています。

 

つまり青いバナナがお店に並んでいるのは、輸送中に追熟が終わらなかった、まだ食べごろになっていないバナナだというだけなのです。

 

また、青い状態のバナナの皮には害虫が寄生しづらいと言われています。

 

さらに検疫の際にすでに黄色くなっているバナナがある場合、そのバナナは輸入を拒否されてしまうともいわれており、その点からもあえて青いバナナのまま輸送されていると言えます。

 

もちろん青いままのバナナに毒性はありませんし、食べようと思えばそのままでも食べられます。

 

青いバナナは生の状態だとまだ渋みが強く、加熱処理することで美味しく食べることができますよ。

 

 

 

 

 

 

青いバナナのおすすめな調理法

 

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甘みのまだ薄い青いバナナは、おやつ系にも食事系にも調理することが可能です。

 

 

・焼きバナナ

・蒸しバナナ

・揚げバナナ

・バナナチップス

・スムージー

・ベーコン巻き

・カレー

・ポテトサラダ風

・ポタージュスープ

 

 

この中からとくに作りやすい、オススメのレシピをご紹介します。

 

・焼きバナナ

 青いバナナ 1~2本

 砂糖    適量

 バター   適量

 

バターを入れたフライパンを熱し、バターが溶けてきたらバナナを入れます。

 

弱火で10分ほど、蓋をして蒸し焼きにしてから砂糖をバナナに絡めてキャラメリゼします。

 

お皿に盛り付けたら出来上がりです。

 

ポイントはしっかり加熱することです。

 

バナナ自体がまだ甘くないので、しっかり火を入れることで甘くなり食感もよくなりますよ。

 

 

ベーコン巻き

青いバナナ 1本

ベーコン  2枚

塩コショウ  適量

 

まずバナナの皮をむいたら、ベーコンを巻き付け一口大にカットします。

 

ここでベーコンがはがれないようにつまようじで押さえると焼きやすいですよ。

 

熱したフライパンにサラダ油やオリーブオイルを入れ、転がしながらまんべんなく焼き目がつくように焼いていきます。

 

最後に塩コショウで味をととのえたら完成です。

 

 

ポタージュスープ

青いバナナ 半分

玉ねぎ   半分

バター   大さじ1

水     100㏄

牛乳    50㏄

コンソメ  小さじ1

クルトン、乾燥パセリ 適量

 

 

鍋にバターを入れ、薄切りにした玉ねぎと一緒に炒めます。

 

次に薄切りにしたバナナと水、コンソメを入れて煮込みます。

 

ある程度、火が通って柔らかくなったらミキサーやブレンダーでポタージュ状にします。

 

鍋に戻して温めながら牛乳で伸ばしていき、必要であれば塩コショウで味をととのえます。

 

仕上げにクルトンや乾燥パセリなどをトッピングすれば完成です。

 

 

洋食のほうがアレンジしやすいですが、意外に身近な食材と組み合わせて美味しく食べることができるんですよ。

 

ぜひ試してみて下さい。

 

 

 

 

 

バナナの色による栄養と効能の違いとは

 

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ちょっと食べるのに勇気がいる青いバナナですが、栄養価が意外といいんです!

 

完熟している黄色いバナナにも栄養素がたくさんありますが、熟していくうちに栄養素が変わっていくので青いバナナには黄色いバナナとは異なった栄養素があるんですよ。

 

まず、青いバナナにはレジスタントスターチという炭水化物が多く含まれています。

 

追熟されることによって糖質となり本来の甘みへと変わっていくのですが、追熟前のバナナは糖分の前段階の成分のまま存在しています。

 

これは食物繊維のような働きをする栄養素で、消化されずに大腸まで届きます。

 

そのため、便秘解消や血糖値の急上昇を防ぐことができるといわれています。

 

そして追熟していくと、いつも私たちが食べている黄色いバナナになるわけですが、これには糖分がたくさん含まれています。

 

糖質の本来の能力はエネルギー源になることですが、それだけでなく

バナナに共通して含まれる食物繊維のおかげでお通じにも効果が期待できます。

 

ミネラルやカリウムも含まれていますので、むくみの改善予防にも役立ってくれます。

 

そして追熟したバナナを放置してしまうと、だんだんと黒い斑点ができていき最終的にバナナは真っ黒になってしまいますよね。

 

もちろん食べられますし問題はありませんが、実は黄色いバナナから栄養素がまた少し変化してきています。

 

黒いバナナの黒色ですが、あれは酵素が酸化や結合を繰り返した結果です。

 

これによって糖度がさらに増し、黄色いバナナよりも甘くなります。

 

そのほかにも脂肪燃焼を促進してくれるアミノ酸の一種でヒスチジンが含まれているほか、食欲を抑える効果も期待できるのだとか。

 

酵素のチカラで代謝や消化能力も高めてくれるというので驚きですよね。

 

便秘を解消したい方は青バナナ、ダイエットやエネルギー補給をしたい方は黄色バナナ、胃腸の調子をよくしたい方は黒バナナと覚えておくといいですよ。

 

 

青⇒黄色⇒黒 バナナの色が変わる理由とは

 

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バナナにはクロロフィルとカロテノイドという2つの色素が含まれています。

クロロフィルは緑色の色素で、カロテノイドは黄色や赤色の色素になっています。

 

この2つが混在している状態だとクロロフィルの方が色味が強いので、カロテノイド色素は負けてしまいます。

 

これによって緑色に見えているのが熟す前のバナナです。

 

しかし、熟していくにつれてクロロフィルがだんだんと減少していきます。

 

そうするとカロテノイドの色素量の方が多くなってくるため、黄色く変色してくるという仕組みです。

 

さらに先ほどお伝えしたように皮の酵素酸化や結合を繰り返していくと、最終的に黒色に変わっていきます。

 

これが、バナナの色が変わっていく理由です。

 

 

美味しいバナナの見分け方

 

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青いバナナに関しては、食べごろという概念があまりありません。

 

というのも青い状態のバナナは5日ほど放置すれば黄色く熟してきてしまいます。

 

そのため、色が変わる前のお好みのタイミングで食べてもらうことが一番の食べごろだと言えます。

 

どの色味のバナナを食べたいとしても、共通して美味しいバナナを見極める方法はいくつかあります。

 

  • 11本に丸みがある
  • 房の茎が太くて短いもの
  • 傷がないもの
  • 皮が割れていないもの
  • シュガースポットとは別の黒い模様がないもの

 

などが美味しいバナナの見分け方に挙げられます。

 

これらに該当しないバナナは傷みはじめていたり、より美味しいバナナではない可能性があるので避けた方がよさそうです。

 

またバナナの旬はあまりないと言われています。

 

国産のバナナだと沖縄などで栽培されている島バナナが有名で6月~9月の夏季が旬といわれています。

 

しかし、通常輸入しているバナナの原産国はフィリピンなど、温暖な気候や南国の地域で栽培されているものが大半です。

 

そのため、気候に左右されないこともあり、旬という概念にとらわれずに1年を通してバナナが栽培・収穫することができるということです。

 

また、バナナにはラベルを見ることで栽培方法がわかることを知っていますか?

 

ラベル番号が貼られていて、そこに記載されている番号の1ケタ目によって判断ができます。

 

  • 最初の数字が「3か4」の4ケタの数字…化学肥料を使用したもの
  • 最初の数字が「8」の5ケタの数字…遺伝子組み換えのもの
  • 最初の数字が「9」の5ケタの数字…有機栽培のもの

 

と分類されています。

 

特に気にしない場合はいいのですが、健康に気を遣っていたりパッケージの内容と差異がないかどうかをチェックするときにも役立ちます。

 

スーパーに行くときに覚えていると便利ですよ。

 

 

たくさん食べても大丈夫?

 

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いくら健康に適しているバナナでも過剰に食べたり、食べる時間帯を間違えたりすることでかえって太りやすくなることや健康を害してしまう可能性があります。

 

青いバナナの食べすぎにはシュウ酸が多く含まれています

摂りすぎによることで尿結石になってしまう恐れがあります。

 

また黄色いバナナの食べすぎは糖質の摂りすぎで太りやすくなることが一番懸念されます。

 

特に夜や寝る前に食べると糖分がエネルギーとして使われず、そのまま体についてしまうため注意が必要です。

 

それにカリウムの摂りすぎで高カリウム血症の恐れがあります。

 

また温暖な気候の食べ物ですので身体を冷やす作用もあり、冷え性を悪化させることもあります。

 

バナナを健康的に摂取していくために適した量は1日あたり1~2本といわれています。

 

これは青いバナナも黄色いバナナも共通しています。

 

とくに黄色いバナナに関しては、糖質も高いため食べるのであれば朝など日中に食べるようにしましょう。

 

そうすることで糖質をエネルギー源として効率的に消費することができますよ。

 

  

 

国産バナナとは違い皮は食べられない?

 

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実は、外国産のバナナの皮も食べることができます。

 

日本ではあまり習慣がありませんが、インドの方では皮も食べているそうですよ。

 

バナナの皮にも、下記の栄養素が含まれています。

 

  • マグネシウム
  • ビタミンA
  • ビタミンB6
  • ビタミンB12
  • ビタミンC
  • 不溶性食物繊維

 

美容で有名なビタミンCなど、身体をつくるうえで大切うな栄養素が含まれていることがわかります。

 

とはいえ、生のままバナナの皮も食べることはなかなか抵抗があると思います。

 

そんなときは皮ごとスムージーにしてしまったり皮付きのまま輪切りにして揚げバナナとして調理することで皮を意識せずに食べることができますよ。

 

バナナの皮を食べるときに1つ注意点ですが、先ほどラベルの番号でお伝えしたように栽培方法が異なったバナナが流通しています。

 

例えば農薬を使用したバナナには、中の果肉に害がないことは検出されていますが皮は農薬の検査をしていません。

 

そのため皮にどの程度農薬が残っているかわからないことが多いです。

 

もしも食べてみたい場合は有機栽培のバナナで試してみることをオススメします。

 

ただし、有機栽培のバナナで試してみる場合でも、しっかりと皮を洗ってから調理するようにしてくださいね。

  

 

青バナナの主な原産地とは?

 

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青いバナナの主な原産地は東南アジアやマレー半島地方といわれています。

 

特に、日本に輸入している主な原産地はフィリピンです。

 

おおよそ輸入している8~90%がフィリピン産でジャイアントキャベンディッシュという種類のバナナが大半を占めています。

 

次いでエクアドル、メキシコの順に輸入されています。

 

ちなみにインドがバナナの生産量においては1位なのですが日本への輸入はおこなっていません。

 

 

まとめ

 

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青いバナナには毒性がないという事、また様々な効能がわかったかと思います。

 

黄色くてあま~いバナナもおいしいのですが、私は酸味のあるバナナの方がすきで青いバナナを食べていたので、まだ熟れていないから栄養は黄色いバナナよりも少ないんだろうなと思っていたら全然違う栄養素や効能があったことに驚きました。

 

この記事を書くにあたり、バナナの事を徹底的に調べたのですが個人的に

 

  • 便秘を解消したい方は青バナナ
  • ダイエットやエネルギー補給をしたい方は黄色バナナ
  • 胃腸の調子をよくしたい方は黒バナナ

 

というのがとてもためになりました。

 

便秘に、ダイエットに、胃腸の調子を整えたり、本当にバナナって優秀ですよね。

ただし、糖質やカリウムの摂りすぎなど、食べすぎには注意が必要なので、そこだけ気を付けて食べるようにしましょうね