わが子に教わる”おやこ”の関係

日々の生活に役立つ情報をご紹介します

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

チャッカマンやライター、トーチの炎の温度は何度まで上がる?

スポンサードリンク

チャッカマンやライターなどの炎の温度は、おおよそ下記のとおりです。

 

  • チャッカマン⇒炎の温度は800~1000度くらい
  • ライター⇒炎の温度は800~1400度くらい
  • バーナー⇒炎の温度は300度~1500度くらい
  • ろうそく⇒炎の温度は900度~1550度くらい

 

比べてみると、思ったより高かったり、低かったりしますよね。

チャッカマンの炎が一番安定しているかと思います。

 

炎の温度が低いから性能が低いというわけでなく、それぞれ使用用途によって温度が高かったり低かったりしていますので、この記事を読んで自分の用途に合った火器を使うと良いでしょう。

 

この記事では、「チャッカマン」「ライター」「バーナー」「ろうそく」のタイプの紹介、どういう場面で使用するのが良いか、日が付かない原因と解決法などを紹介しています。

 

私もアウトドアでよく火器は使用しますが、本当にその場面その場面によって使いたいものが変わってきます

 

ぜひ最後まで目を通して見てください。

 

 

チャッカマンの炎は何度まで上がる?

 

f:id:shinchaso0226:20210604142440j:plain

 

チャッカマンの炎の温度は800度~1,000度くらいです。

 

誰でも「チャッカマン」といえば通じるほど浸透している点火棒の商品名ですが、由来はそのものの役割を指す「着火」とヒーローのように人物をあらわす「〇〇マン」の2つの言葉をかけ合わせたところから名前が付いています。

 

株式会社東海さんが生みの親で、作るきっかけになったのはこれから日本で普及するであろうバーベキューにおいて安全な点火器具の必要性を感じたことでした。

 

当時主流だったライターはタバコをつけることが主な用途だっただけに、ライターでは遠くに火をつけることができないと考え試行錯誤した結果うまれたと言われています。

 

東海さんの理想通りお線香、キャンプの着火時など幅広く使用することができるのがチャッカマンの便利なところです。

 

また、火力に関しても申し分ないことやライターよりも大きく、また着火スイッチが押しやすいことから高齢者の方も扱いやすいといった利点があります。

 

そんなチャッカマンですが、現在では様々な種類が販売されているのはご存じでしょうか。

 

大きく分けて3種類があります。

 

  • フリント式
  • ターボ式
  • 電子式

 

それぞれ簡単にご紹介していきます。

 

フリント式

一番シンプルで昔からある形のものです。

 

カチッと押すことによって中で摩擦を起こし火花を散らせて発火させるタイプのものです。

 

3種類の中でも安価のため、構造もシンプルなので壊れやすく使い捨てとして一時的に使いたい人が利用する場合のおおいタイプです。

 

また、風などが吹いていると着火しづらいのと、風にあおられて火が消えやすいといったところが弱点です。

 

自宅でコンロに点火するときなど、風の影響があまり受けず短時間つかいたいときに

利用するのが向いていると言えます。

 

ガスとオイルの両方の燃料を使用したものがあります。

 

燃料は注入、使い切りの2タイプです。

 

ターボ式

ターボ式は燃料のガスと空気を混ぜ合わせ燃焼させることで炎が出る仕組みになっているものです。

 

3種類の中で一番火力が強く、炎も消えにくいのが特徴で長時間、炎をだした状態にすることができます。

 

その分、やけどなどのリスクが一番高いのも事実です。

 

風などに左右されづらいので野外での使用に強く、お線香など点火してから火が移るまで時間がかかるものに着火させたいときにもオススメです。

 

ガスバーナーのような青い炎がたかれますので天気のいい日だと炎が見えにくく、扱いに注意が必要という点もあります。

 

ターボ式はガスのみ燃料として使用しています。

 

注入、使い切り、ガスタンクを交換・装着する3タイプがあります。

 

電子式

圧電素子というものが発した電気エネルギーによって起きるアーク放電を利用したものが電子式です。

 

標高の高い場所だと着火しづらく、また線香や太めの木といった火が着くまでに時間がかかりそうなものへの点火が苦手のため場所や点火物を選んでしまうデメリットもあります。

 

火をつかって点火させるものではないので、アウトドアの際に燃料へ火をつけたいとき有効です。

 

またUSBなどから充電して繰り返し使うことができるのも上記2つとの大きな違いです。

 

燃料はガスのみ対応しています。

 

燃料の注入ができないタイプもあるので、そちらを買ってしまった場合は使い捨てになってしまいます。

 

エコ重視の人は買うときに注意してください。

 

 

ライターの温度は何度まで上がる?

 

f:id:shinchaso0226:20210604142431j:plain

 

ライターの炎の温度は800度~1,400度くらいです。

 

ライターの歴史は古く、何世紀も前から存在していました。

 

1918年オーストリアのボタンメーカーが原型となるライターの製造をはじめ、1920年にドイツで今の形のライターが開発されたことから今日まで流通されてきました。

 

チャッカマンよりも火力が劣るライターですが、スリムでコンパクトな造りのものがおおいため、ちょっとした持ち運びにも便利なところが利点です。

 

実際にタバコを吸う人は常時火を持ち歩くため、必ずと言っていいほどタバコとセットで持っているのがライターですよね。

 

チャッカマンよりも幅広く流通されているライターは、分類わけすると6種類ほどあります。

 

  • フリント式
  • 電子式
  • ターボ式
  • オイル式
  • ギミックライター
  • ディスポライター

 

それぞれ紹介しますね。

  

フリント式、電子式、ターボ式

チャッカマンでご紹介した3種類はライターでもあります。

 

火が付くメカニズムは同じでメリットとデメリットも似ているものです。

 

大きく異なるのは、どれも燃料がガスのみということ。

 

またガスライターには底の部分に+形のねじがあります。

 

これは火力を調整するものなので、火力が不安定な場合にはこのツマミを調整することで安定しますよ。

 

もし調節しても変わらない場合は燃料が切れかけかも知れません。

 

注ぎ足して様子を見てみてください。

  

オイル式

名前の通り、燃料でオイルを使用しているライターです。

 

愛煙家によく使用されているジッポライターもオイル式のカテゴリーに含まれます。

 

専用のオイルを継ぎ足せば反永久的に使用することができますが、その代わり着火石のメンテナンスなどが必要になるのがデメリットでもあります。

 

フリント式などと異なり、一度点火すれば消火するまで火が灯ったままになるため、点火に時間がかかるものや簡易的な明かりとして使用することも可能です。

 

またオイルライターは着火後にライターの点火まわりをずっと押さえている必要がありません。

 

触っているうちに熱くなってしまうということも防げます。

  

ギミックライター

通常のライターと形状が異なり、動物モチーフなどデザイン性の富んだものを指します。

 

おもにフリント式やターボ式のライターであることが多いです。

 

形が特殊なので使い捨てが多いのも特徴です。

  

ディスポライター

注入弁がない、使い切りのライターです。

 

コンビニなどで売られているカラフルでスケルトンなライターを見たことがあると思いますが、それです。

 

中にオイルのようなものが入っていますが、これはオイルではなく液状化したガスです。

 

利用頻度が低い場合や、数秒火が欲しいだけの時に向いているライターです。

 

 

ライターもさまざまな種類がありましたが、もし火がつかないときはどれも同じ原因であることが多いです。

 

  • 風が強くてつかない
  • 着火部分の詰まり
  • ライターが冷えていて、燃料タンクの圧力が下がっている
  • 部品の故障や消耗

 

風が強いときや詰まりの場合は場所を変えたり、つまようじなどでゴミやカスを取り除けば着きます。

 

圧力が下がっている場合は手やホッカイロなどで燃料タンク部分を温めることで圧力がもとにもどり点火するはずです。

 

部品の故障や消耗時は使い捨ての場合はあきらめて破棄する、オイルライターのように繰り返し使えるものは部品を交換することでまた使えるようになることもあります。

 

とくにジッポライターなどは火打石が摩耗したことで火が付きにくくなることがあります。

 

これも新しい火打石を入れてあげることで火が付くようになりますよ。

 

 

 

 

 

バーナーの温度は何度まで上がる?

 

f:id:shinchaso0226:20210604142416j:plain

 

バーナーの炎の温度は300度~1,500度くらいです。

 

チャッカマンやライターよりも利用頻度が少ないと思うので、実際に見たことがない人もいるかもしれません。

 

バーナーはガストーチ、ガスバーナー、トーチバーナーと呼ばれることが多いです。

 

ガストーチは充填式のライタータイプで、ガスバーナーはガス缶を取り付けて使用するもののことを主に指します。

 

ちなみにガスバーナーとトーチバーナーは呼び名が違うだけで、同じものです。

 

バーナーはチャッカマンやライターよりも火力が強いため、キャンプなどのアウトドアや調理の場面で利用することが多いです。

 

また火があたる面が多くなるため、タバコやお線香といった小さい対象物には不向きという点もあります。

 

バーナーにも種類があり、全部で5つです。

  

  • 充填式
  • ライター装着式
  • カセット缶式
  • アウトドア缶式
  • ねじ込み式

  

こちらも簡単にそれぞれご紹介します。

 

充填式

バーナーに燃料をいれ、ライターのように使用するタイプのものです。

 

ライターよりも火の温度が高く、火起こしなどの際により手軽に着火させることができます。

 

ただしバーナー本体がコンパクトなものが多いため、燃料タンクも小さく長時間使用できないことがデメリットです。

 

ライター装着式

これは使い捨てライターを火力としたものです。

 

ターボライターの更に火力が強いバージョンとイメージすると分かりやすいかもしれません。

 

手軽に火力を上げられ、風にも強いことがメリットです。

 

デメリットは使い捨てライターに入っている燃料分しか使用できないことです。

 

カセット缶式

家庭用のカセットボンベを燃料として使用できるのがカセット缶式です。

 

料理の際に仕上げで焦げ目をつけるときにバーナーを見かけますが、それがカセット式のものです。

 

ディスポライターように、カセットボンベは比較的どこでも手に入り手軽に使えるのが最大のメリットです。

 

ちょっとした料理の仕上げなど、一時的に下向きに炎を使いたいときに向いています。

 

アウトドア缶式

アウトドア用のガスボンベ缶を燃料とするのがこのタイプです。

 

カセットボンベと異なり、アウトドア専門店やホームセンターなど購入先が限られているのが難点ですが火力が強いところが持ち味です。

 

ハイパワーなだけあって冬場のキャンプや長時間使うことになりそうな場面ではアウトドア缶式の方が重宝します。

 

ねじ込み式

中でも一番火力が強いものがねじ込み式です。

 

これもガス缶を使用しますが相互性が櫃余殃になり、おもにアウトドア缶式のガスボンベを使用することになります。

 

ものによっては2,000度前後まで温度が上がるためキャンプなどというよりは、溶接やガラス細工のような高温の炎が必要な場合に使うタイプです。

 

 

これらも火が着きづらい場合に共通して考えられることは

 

  • バーナー周りの水濡れ
  • 燃料の底が尽き始めている
  • 火力レバーが弱の方に傾いている
  • ガス缶が冷えている

 

これらが多く該当します。

 

どれも先ほど紹介したライターの不具合と似ていて、対策も同じようにしてもらえれば火が着くと思います。

 

それぞれ該当するものがないかチェックしてみてください。

 

 

  

 

ろうそくの温度は何度まで上がる?

 

f:id:shinchaso0226:20210604142233j:plain

 

ろうそくの炎の温度は900度~1,550度くらいです。

 

ろうそくには、「和ろうそく」と「洋ろうそく」の2種類があります。

 

原料はどちらも【ロウ】を使用しますが、ロウの種類が異なります。

 

和ろうそくは、ハゼの実や木蝋といった植物由来のロウを原料として使っています。

 

そのため油が燃えたようなにおいや煙が少なく和ろうそくならではのロウが溶けた香りが立ちこめるのも特徴です。

 

また和ろうそくのロウは火と一緒に気化するため、液だれすることがほとんどなく、残るのは芯の燃えすすのみです。

 

そのためお手入れが楽だったり奥ゆかしさがあるのが特徴ですが植物由来の原料を使用するため、割高であることがデメリットです。

 

洋ろうそくはパラフィンという石油性の原料を使用します。

 

和ろうそくと異なり煙など出てしまいがちですが、何よりも原料が安価であることと大量生産できるがゆえに値段も安く手に入ります。

 

スーパーやコンビニなどで白くて細長いろうそくを見たことがあると思いますが、それは洋ろうそくで、石油性のため綺麗な白色をしています。

 

和ろうそくの場合だともう少しクリーム色をしています。

 

ロウが長く、一度点火してしまえば風など障害がない限り消えないろうそくは、長時間使用するときに便利です。

 

例えば明かりとして灯すときや、お彼岸のご仏前に備える場面といったときに付けっぱなしにしておけることが他の3種類と異なる点であり、ろうそくの特徴ともいえます。

 

 

まとめ

 

f:id:shinchaso0226:20210604142222j:plain

 

チャッカマンやライター等の炎の温度ですが、どれも一長一短あることがお分かりいただけたかと思います。

 

タバコの火をつけるのにチャッカマンでは様になりませんが、いろいろな場面で使えるという理由ではチャッカマンが一番炎の温度も安定しており使いやすいかと思います。

 

最近では100均などでもかっこいいアウトドア向きなものが販売されているので、そういった物を1つお家に置いておくと様々なケースに対応できるかと思います。

 

マッチ一本火事の元と言いますが、それはライターやチャッカマンにも言えますので、保管する時は子供の手に触れないような場所に保管するようにしてくださいね