すぐに車を洗車できないときに汚れを落とす効果的な方法とは？

車が汚れているけど、すぐに洗車できないときは、水なしで洗車ができるワックスシートやマイクロファイバークロスを使うのが便利です

インターネットでもカーショップでも販売されていますので、車に1つ常備しておくと急な汚れにも対応できるので良いかと思います！

間違っても軽く濡らしたタオルや雑巾で対応しないようにしてください、車を傷つけてしまう恐れがあるのできちんとした知識を持たなければキケンです。

私は頻繁に洗車に行くわけではないのですが、水なしでササっと汚れを落とせるワックスシートを愛用しています。

いちいち洗車をしに行く必要もないですし、手軽に使えて捨てられるのがとっても楽ですよ♪

この記事では、

• 車を洗車できないときに汚れを落とす方法とは？
• 拭き取るだけじゃダメ？なぜきちんと洗車する必要があるのか？
• 簡単な洗車方法とは？
• 少し時間があるなら自動洗車機をつかうのも◎

と言った内容を説明していきます

車が汚れてしまったけど、すぐに洗車に行けない…と言った方や、洗車は面倒だから手軽に汚れを落としたいと言った方には参考になるかと思いますので、ぜひ最後まで目を通して見てください。

車を洗車できないときに汚れを落とす方法とは？

泥汚れや黄砂などが気になるけど洗車する時間がないときは、「水なしで洗車ができる」と謳っているワックスシートや、マイクロファイバークロスを使って簡易的に洗車すると便利です。

インターネットやカーショップなどで販売されていますので、手軽に購入して洗車することが出来ますよ。

ただし、「水なしでOK」などと記載のないものや、軽く濡らしたタオルなどでいきなり拭いてしまわないように注意してください。

逆に車体を傷付けてしまう恐れがあり、キケンです。

また、鳥の糞がついてしまった場合も、拭き掃除をすればわざわざ洗車をせずに応急処置ができます。

糞がついて間もない場合は、まだ糞が取りやすい状態なので、ウェットティッシュなどの湿った柔らかいもので拭き取ってください。

いつ付着したのか分からないような場合は、そのままこすり落とそうとすると車体に傷が付いたり

コーティングも剥がしてしまう恐れがあります。

まずはウェットティッシュや濡れた雑巾などで乾燥した糞を覆って、まずは湿らせてからふやかすようにしてください。

その後、ウェットティッシュなどの柔らかいもので糞を拭き取ると、車にダメージを与えずに除去できますよ。

拭き取るだけじゃダメ？なぜきちんと洗車する必要があるのか？

泥や黄砂の汚れはよく見ると砂利や花粉、ホコリなどの小さな粒子でできています。

それをタオルなどで擦りながら拭うと、車体とタオルの間で粒子が研磨剤のような役割となるため、拭く動作をすればするほど細かい擦りキズを作ってしまうのです。

ですので、さっと汚れている部分や、全体を拭き掃除するというのは応急処置にしかなりません。

車にとって拭き掃除は、目の細かいヤスリで削っているような状態、とも言えます。

キズ自体は細かいのでパッと見た感じでは分かりにくいのですが、日光の下など光に当たると細かい線がたくさん入ってしまっているのです。

さらに車体に塗られているコーティングを痛めてしまうと、コーティングの持ちや効果も悪くなってしまいます。

コーティングが薄くなってる部分に鳥の糞などが付着すると、キズ部分から糞の成分が染み込んでいき、車の塗装を痛めてしまったり、変色させてしまう原因にもなるのです。

こういったキズなどが蓄積されるとコーティング効果だけではなく、ボディそのものにダメージが与えられてしまうこともあるので注意してほしいポイントです。

いくら面倒でも、いきなり乾拭きすることや、水で予洗いが出来ていない状態で擦ってしまうと車をキレイにするどころか、かえって車体の状態を悪くしてしまう恐れがあるので注意しましょう。

簡単な洗車方法とは？

冒頭でもご紹介した水なしでOKの洗車用具を使うことも手ですが、他の簡易的な洗車方法として水を使った3つの洗車方法をご紹介します。

• 水洗い
• バケツ1杯の水で洗車
• 水洗い＋専用洗剤で拭き掃除

それぞれ解説しますね。

水洗い

シンプルですが名前のとおり、水で車体を洗い流し、マイクロファイバークロスなどで水分を拭き取れば完了する方法です。

簡単ですし、用意するものも工程も少ないので、思い立ったらすぐにできる洗車方法ですよね。

庭に水を撒くようなホースで洗車することもできますが、洗車機などに比べると水圧が弱いです。

なのでさっと水をかけただけだとホコリなどを落としきれず、かえって拭き上げの時に

キズをつくってしまう原因になりかねません。

オススメなのは高圧洗浄機などを利用することです。

強い水圧で汚れを流してから拭き上げすることが出来るので、ご家庭でも安全に水洗いすることが出来ますよ。

もしも高圧洗浄機がなく、水圧の弱いものを使う場合は、水でよく流しながらタオルで擦らない程度の摩擦を意識して車体を洗うようにすると、キズを作らずに汚れだけ落とせます。

バケツ1杯の水

さきほどはホースで水を撒いて洗車する方法ですが、こちらはバケツに１杯だけ水を用意すればOKのやり方です。

タオルを洗う用と拭き上げ用で２枚用意し、ひたひたに濡らした洗う用タオルで汚れを浮かせながら拭いていくように洗っていきます。

そのあと拭き上げ用タオルで水分を拭き取りすればOKというやり方です。

力加減など、洗い方のコツがいるかと思いますので、慣れるまでは様子をみながら洗ってみると良いでしょう。

水洗い＋専用洗剤で拭き掃除

水洗いの後に時短洗車用の洗剤を追加して、簡易的に洗剤で洗うような洗車方法もあります。

この洗剤はインターネットやカーショップなどで手に入るもので、スプレータイプの泡洗剤になっているものが多いです。

やり方は水洗いの時同様に、水で車体を予洗いした後、濡れている状態で専用の洗剤を車体に塗布しながらマイクロファイバークロスなどで拭き上げて完了です。

この洗剤は水洗いの仕上げで水分を拭き取りながらも、泡洗剤でシャンプー洗車をしているようなイメージのものです。

シャンプー洗車と拭き上げが同時進行で行えるので、洗剤を付けて洗ってすすぎ流しをする工程がカットされ、軽自動車であれば10分弱で洗車が完了します。

洗剤を買う手間とコストはかかりますが、水洗いよりもより綺麗に洗うことができます。

少し念入りに洗いたいけど「洗車が億劫…」というときは試してみても良いかもしれませんね。

少し時間があるなら自動洗車機をつかうのも◎

便利な自動洗車機ですが、いくつかメニューがあるので、自分の車にはどれがあっているのかイマイチ分からない人も中にはいるのではないでしょうか。

よく晴れた日だと、洗車待ちで後ろに渋滞が出来ており、じっくり悩んで決めるのが忍びないなんてこともありますよね。

その場で迷わずに決められるようになりたい！という人のために簡単に説明していきます。

まず、洗車は５つのメニューがあることが大半です。

• 水洗い洗車
• シャンプー洗車
• ワックス洗車
• 撥水洗車
• ポリマー洗車

これだけ見ると多くて迷ってしまいますが、ここから２つのカテゴリーに分けることができます。

「汚れを洗い流すだけ」のものと「洗車＋コーティング仕上げをする」ものです。

汚れを洗い流すだけ⇒水洗い洗車、シャンプー洗車

水洗い洗車はただ水をかけて専用のブラシで擦り、すすぎ洗いをして完了のコースです。

先ほどお伝えした水洗いの方法の機械バージョンです。

一番安価な洗車方法ですが、自宅で水洗いするよりも、強い水圧やキズが付きにくいブラシで洗ってくれるので、高圧洗浄機がない場合や安く済ませたい、サッと汚れを落としたいときにオススメです。

もう少ししっかり洗いたい場合は水で汚れを流した後に、洗剤をかけて洗ってくれるシャンプー洗車です。

鳥の糞などといった、ホコリ汚れ以外のものも洗剤で落としてくれます。

買ったばかりのコーティング加工がされている車や、数か月に一度くらいしか洗車しない方なら、

シャンプー洗車である程度入念に汚れを洗い流してくれるのでピッタリだと思いますよ。

洗車＋コーティング仕上げをする⇒ワックス洗車、撥水加工洗車、ポリマー加工洗車

最初にご説明したとおり、シャンプー洗車にプラスして洗車後、撥水などのコーティング仕上げもするのがこの３つのメニューです。

【ワックス⇒撥水⇒ポリマー】の順でコーティングのグレードが上がっていきます。

ワックス洗車は粗い粒子できているもので、車体にラップするようにワックス剤がコーティングされるものです。

コーティング仕上げ付きの中でも一番価格が安くシンプルな反面、持ちが一番短いのが特徴です。

撥水洗車は、ワックスよりも細かい粒子からできているコーティング剤を使っています。

そのため細かい隙間にも行き届き、よりコーティング剤を車体に密着させることができます。

輝きやツヤといった点で仕上がりが優れていたり、撥水の持ちがよかったりと、ワックス洗車よりも効果が高いです。

ポリマー洗車は、撥水用シリコンと輝きやツヤ用シリコンの2種が含まれているコーティング剤です。

撥水洗車よりもさらに性能が優れているので、１か月ちかく効果がつづきます。

汚れや水垢が付きにくくなるので手入れが面倒な人や、車庫が無く雨ざらしで車を保管している人には、洗車回数を減らすことができるのでオススメです。

自動洗車機で洗車したいと思った場合は、インターネットで洗車場を検索することも可能です。

【洗車ナビ】という、一部のコイン洗車場のみですが、ピックアップしてくれるサイトです。

他にも【マオピン】で検索すると近場の洗車場を見つけられます。

近所のガソリンスタンドなどを利用するのが一番手軽ですが、引っ越したてで土地勘がなかったり、もし外出先などでどうしても洗車が必要になってしまったときなどは、これらのサイトを利用してみるのも良いと思います。

まとめ

私は車は乗れれば良い、遠くに行くときに便利な乗り物と考えているので、あまり洗車にはいかないのですが、それでも年に2,3回は洗車をしています。

それ以外の時は、サッと汚れを落とせるワックスシートを使用していますが、車にキズや汚れが残ることなく全く問題なく過ごすことができています。

普段はサッと使えるワックスシートを使って、時間ができたときに洗車機で撥水加工をする事で、車を劣化させることなく乗り続けることができますので、ぜひこの記事を参考に車を綺麗に乗り続けてくださいね。