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【災害に備えて】自宅でも作れる!長期保存水の作り方

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長期保存水は市販で買う以外にも、実は作れます。

 

その作り方は、空のペットボトルを消毒して水道水を詰めるだけなので、気軽に備えておけます。

 

詳しい手順を下記に整理してみましたので目を通して見てください。

  

 1.まず必要なものを用意する。

 ペットボトル(汚れ、傷などが無いもの)

液体の消毒液原液(次亜塩素酸ナトリウム

バケツ・ビニールテープ(自己融着テープ)

  

2.備蓄用ペットボトルとバケツの下準備を行う。

最初にしっかりと手洗いをしてからペットボトルを家庭用の食器用洗剤で良く洗い、水道水で良くすすぎます。

バケツも同様にして、下準備します。

  

3.バケツに消毒液と水道水をいれる。

身近なものでは「キッチン用の塩素系漂白剤」を10mlに対して、水道水4Lを良く混ぜ合わせます。(比率は消毒液1:水道水400ほどに合わせましょう)

  

4.備蓄用ペットボトルを消毒する。

先ほどのペットボトルに、バケツの中の消毒液を半分ほど入れて、キャップを閉めて良く振ります。

そのまま1時間ほど放置し、水道水で再度洗います。

  

5.飲料水をペットボトルに詰めていきます。

飲料水は、水道水(またはウォーターサーバーの水)をペットボトルの口いっぱいのギリギリまで入れるのがポイントです。

そしてキャップを閉めた上からビニールテープをしっかりと巻き付けて固定します。

ホームセンターなどに販売している「自己融着テープ」を使用すると、より密封できますのでオススメです。

  

6.完成した保存水を冷暗所で保管します。

ペンで保存した日付を書いておくと、便利です。

 

 

 

簡単そうに見えて、何本も作るとなると大変ですが、この手順を行うだけで、1年ほど保存が利きます。

当然ですが、1年ほどで作り替えする事が必須です。

 

世界的にも、日本は災害の多い国です。

 

台風・地震津波・大雪・火山噴火など様々な災害で緊急として避難しなければいけなくなります。

 

その際に、どれほど水がどんな場面に必要なのか?

ご説明させていただきます。

 

 

こんなところでも!?災害時に水が必要になる場面とは?

 

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一般的に飲用水は1日1人あたり2L~3Lです。

 

成人以上で1人3L、幼児~小学生で1人2Lですが、それはあくまで「飲用水」での話であり、「生活用水」としても1日1人あたり3Lが必要です。

 

飲む以外に、どんな場面で必要なのか?

 

例えば、トイレ・手洗い・歯磨き・風呂やシャワーは一般的ですが、意外に水が必要となるのが「調理時の加熱用の水(レトルト食品など)」「食事後の食器洗い」です。

 

日常生活で、1日1人あたり平均200L~250Lの飲料水・生活用水を使用しているとのです。

 

その点を考えても、最低限の1人あたり3Lの生活用水は備えましょう。

 

そのためにも「節水対策」が必要になってきます。

 

水不要のシャンプーやウェットティッシュ・携帯トイレなどの用意したり、特にオススメは「ラップ」です。

 

食事の際に、お皿に巻くだけで食器洗いの水を節水できたり、他にも衛生面で活躍できます。

 

飲用水と生活用水を中心にお伝えしてきましたが、この水が足りなかった場合、何が危険かというと「病気と感染症のリスク」と「被災者のストレス問題」の2つがあります。

 

飲用水が足りなくなると、水分不足からの血流が悪くなると病気になりやすく、脱水症状になったりと、健康面のリスクがあります。

 

生活用水が足りなくなると、体を清潔に保つ事ができなくなり、感染症や食中毒などの衛生面のリスクがあります。

 

そして、水が全体的に足りないと、安心して飲める水が無い、トイレに行きにくいなど被災者にとっては過度なストレスになったりします。

 

実際の被災地での約3割の死亡原因として、「避難所での生活の肉体的・精神的疲労の関連死」が復興庁から発表されるほど、生活環境は大切です。

 

 

災害時備蓄品を保存の際に気を付けておきたい事

 

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長期保存水などの備蓄も含めて、気を付けたい事は「賞味期限」と「消費期限」をしっかり確認しましょう。

 

リスト化などを行い、期限切れの近いものがあれば食べてしまい、また必要なものを買い足して災害用に備蓄するという流れを作るのが1番です。

 

また、食べなれた食品を備蓄するのも必要です。

 

災害時には日頃から食べなれている事が必要で、食事が口に合わないと気が滅入ってしまいます。

 

そして、季節・気候によっても備蓄量が変わります。

 

夏場の暑い時、飲料水は1日1人あたり+2Lが妥当で特に汗をたくさんかいてしまう事も考えると生活用水も+2Lほど備蓄量を増加させる事が必要でしょう。

 

市販の防災バッグは「3日分」の備蓄が多いのですが、大規模災害発生時には、3日分では足りません。

 

ご家庭でも「1週間分」の備蓄が望ましいとされています。

 

 

まとめ

  

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災害とは、いつどこで発生するか予測が難しいのでいつでもどこでも対応できるように備蓄するべきです。

 

水や食品だけでなく、災害に対しての知識や対策方法も蓄えておきましょう。

 

食事や飲用水での「健康管理」も大切ですが、病気や感染症予防で体を清潔にする「衛生管理」にも十分と気を使うことが、本当の防災といえるでしょう。