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暑い日は小学生だって日傘登校!?実際に効果はあるの?

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東海や西日本を中心に、気温が軒並み40℃近くまで上

がり、異常な暑さとなっている日本。

 

日差しが照り付ける暑い最中、帽子を被って汗だくに

なって帰って来る子供の顔を見ると、とても心配にな

ってしまいますね。

 

大人でもまいってしまうような暑さの中、子供は帽子

だけで大丈夫なのでしょうか?

  

最近、小学生の子供の登校時に保護者が日傘を持たせ

たところ、一部の学校側から

 

子供の日傘の使用は禁止と言われた。なぜ?」

 

と、不満と疑問の声が高まっています。

 

 

実際、以前と比べ、日傘をさす効果は広く認められ、女

性のみならず、男性にも積極的に使用されるようになり

ました。(「日傘男子」という言葉も誕生しましたね。)

 

環境省によると、日傘をさした時と、ささなかった時を

比べた場合、

 

日傘をさした方が「暑さ指数」が1℃から3℃下がり、

熱中症警戒レベル」も1段階下がった。

 

という実験結果が発表され、「日傘の活用推進」に向け

た呼びかけも実施されています。

 

このように広く普及を求められている日傘が、なぜ小学

生の登校には普及しないのでしょうか?

 

 

なぜ日傘登校が普及しないのか?

 

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学校側が子供の日傘登校を禁止する理由はこんなものが

あります。

 

・歩く時に手が塞がって危険。

・傘で子供の視界が狭くなる。

・日傘は暗い色が多く、周りから子供が認識しづらくなる。

・交通事故につながる危険が高まる。

 

やはり子供の安全な登下校のために考えられた回答と言

えそうです。

 

またその他にも、

 

「傘をさしている子供と、さしていない子供がいる場合

傘をさしていない子供にぶつかってケガをする危険があ

る。」

 

という理由も。

 

確かにこの回答には、日頃日傘を愛用している私も、

「まわりの人に迷惑をかけていたかも!」と、ハッとす

る気づきがありました。

 

(私が特別鈍感なのでしょうが、)大人でさえ考えが及

ばないところを、子供は十分配慮して登校することがで

きるでしょうか?

 

しかしこの声には保護者から、

 

「雨の日には傘をさすのに、なにが違うの?」

 

という疑問と不満が噴出しています。

 

これに一部の教育委員会の見解は、

日傘の使用を推奨することも禁止することもしていない。

基本的には保護者と学校の判断に任せている。

という立場をとっています。

 

子供の「熱中症を予防する」という本来の目的にたどり

着く前にストップしてしまっている印象が拭えないこの

論争。

 

学校側には、日傘を一律に禁止してしまうのではなく、

地域や学校ごとの細かな対応が求められています。

 

また保護者側も、ただ子供に日傘を持たせるのなら、傘

の扱い方や、まわりの人への配慮などについて、しっか

り伝えておくことが重要と言えるのではないでしょうか?

 

 

小学生に持たせるならどんな日傘がおすすめ!?

 

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一方、地域によっては、日傘登校を推奨している小学校

もあります。

 

子供たちは一律に日傘や雨傘をさし、一列に並んで登校

することにしたそうです。

 

日傘登校のメリットは、熱中症予防の他にもこんなもの

が考えられます。

 

・お互いが傘をさすことで、ソーシャルディスタンスが保てる。

・熱がこもりやすいマスクや帽子を外しても良い。

 

新型コロナウイルス感染拡大防止のための新しい生活様

式が、子供の登下校にも影響を及ぼしているのですね。

 

このように子供の日傘登校は、全員が傘を持つことで、

多くのメリットが得られる可能性が見えてきました。

 

それでは、子供に日傘を持たせるなら、どんなものが良

いのでしょうか?

 

一部では、去年のシーズンの約50倍もの売れ行きを記

録しているという、子供用の日傘を調べてみました。

 

・一部が透明になっていて視界を広く確保できる日傘

・晴雨兼用

・軽量

・UVカット

・全自動ワンタッチ・ジャンプ傘

・折りたたみ

・カラフルで目立つもの

・キャラクターもの

 

などがありました。

 

学校によっては、全校生徒に配布するなどの対応もみら

れています。

 

全地域の子供たちが安全に日傘登校できる日がやってく

るといいですね。

 

 

まとめ

 

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一部の保護者と学校との間で巻き起こっている子供の日

傘登校問題。

 

環境省から実験結果が発表され、日傘使用の推進が呼び

かけられるなど、効果は認められているものの、子供の

登下校時にはまだ普及しているとは言えません。

 

学校側には、日傘は危険と一律に禁止してしまうのではな

く、どうしたら安全に使用できるのか、新たな打開策と柔

軟な対応が求められています。

 

すでに日傘登校をスタートさせている小学校をモデルケ

ースとして、全地域に広がっていくといいですね。

 

保護者と学校側のお互いの主張は、ともに子供の安全を

願う気持ちにつながっています。