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レモンの木に花が咲かない理由とは?咲かせる方法とは?

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レモンの木に花が咲かない理由は下記のとおりです。

  1. 枝が増えすぎている
  2. 日差しが足りない
  3. 水やりの過不足
  4. 肥料の過不足
  5. 気温

それぞれ改善方法を詳しく紹介しているのでこの記事を読んできれいな花を咲かせてみてください。

 

この記事では下記の内容を紹介しています。

  • レモンの木に花が咲かない理由とは? 
  • レモンの木に花を咲かせるための育て方
  • 上手に花を咲かせるレモンのお手入れ年間カレンダー

レモンを育てている人には参考になると思いますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

 

レモンの木に花が咲かない理由とは? 

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レモンに花が咲かないときは以下の5つのことに気をつけてみましょう。

 

  1. 枝が増えすぎている
  2. 日差しが足りない
  3. 水やりの過不足
  4. 肥料の過不足
  5. 気温

 

 

枝が増えすぎている

栄養分が枝にいきすぎて、花を咲かせる栄養がなくなっている可能性があります。

上向きの枝を下方向にビニールひもなどで引っ張りましょう。

 

 

剪定をして必要な枝だけにしておくのも重要です。

剪定の方法については、後ほどご紹介しますね。

 

日差しが足りない

レモンの木も他の果樹もそうですが、日光がなければ養分を作ることが出来ません。

庭植えの際は、日当たりの良いところに移しましょう。

鉢植えの際は、ベランダや窓際など日がよく当たる場所に置きましょう。

 

水やりの過不足

庭植えの場合、基本的に水やりの必要はありません。

しかし、夏場に1週間以上雨が降らないときは、軽く水やりをしましょう。

 

鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。

ただし、過湿に弱いため受け皿に水がたまっているときはすぐに捨てないと、根腐れを起こす可能性があります。

 

肥料の過不足

肥料をあげすぎると肥料やけを起こします。

根が傷んで水を吸収できなくなり、葉がしおれてしまいます。

肥料をまいたら、水やりも一緒にすることを心がけましょう。

 

葉が黄色くなったり、落葉し始めたりした場合は、肥料が切れている可能性があります。すぐに肥料を与えましょう。

 

庭植えの場合は、3月に有機質肥料か速効性化成肥料を、6月と11月に速効性化成肥料を追肥します。

鉢植えの場合は、3月、6月、11月に有機質肥料か、緩効性化成肥料を与えましょう。

 

肥料に関しては、レモンの品種や育てている環境で大きく変わってきます。

レモンの様子をよく見て、適切な肥料を必要な分与えましょう。

 

気温 

レモンは、地中海地方で育つ柑橘類です。

そのため、温暖な気候を好み、寒さには要注意です。

 

冬場に5度を下回るときは寒さ対策をしたほうが良いでしょう。

庭植えの場合は、わらなどでマルチングし、地上部は寒冷紗で覆いましょう。

 

鉢植えの場合は、蓋つきの段ボールで囲って寒さから防ぎましょう。

二重鉢にするのも効果的です。

 

寒い地方の方は、お家の中に入れて育てた方が良いでしょう。

 

 

レモンの木に花を咲かせるための育て方

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レモンは寒さに弱いので、寒い地方にお住いの方は鉢植えがおすすめです。

ここでは、以下の内容で鉢植えの方法をご紹介していきます。

「鉢植えの手順」以降の、剪定・病気・害虫などは庭植えでも一緒です。

 

  • 植え付けにおすすめの時期
  • 用意するもの
  • 鉢植えの手順
  • 剪定の時期と方法
  • 植え替え
  • 病気に対する予防
  • 害虫の予防

 

参考にして手入れしてあげましょう。

 

植え付けにおすすめの時期

3~5月の暖かくなったころがおすすめです。

レモンは寒さに弱いです。

負担の少ない春に植え、しっかり成長した状態で冬をむかえられるようにしましょう。

 

 用意するもの
  • レモンの苗木
  • 苗木よりも一回り大きな植木鉢(7号サイズ以上)
  • 市販の果樹用培養土
  • 鉢底網
  • 軽石

 

 鉢植えの手順
  1. 植木鉢の底に、鉢底網を置き、軽石を底が見えなくなるくらいに並べ、土を鉢の深さの1/3ほど入れます。
  2. 苗木の側面に、3㎝程の間隔で縦にすじをつけます。スコップなどを使うとよいでしょう。
  3. 苗木を植木鉢に入れます。この時、苗木の接木部分が鉢の上端よりも高い位置になるようにします。
  4. 苗木の周りに土を入れて、苗木を固定します。土は、鉢の上端から3㎝程度下までにします。
  5. 苗木を補強するために、支柱を立てます。
  6. 最後に水をたくさん与えます。鉢の底から水が流れるくらいが目安です。

 

剪定の時期と方法

植え付けて2~3年間は自由に伸ばし、その後剪定をしていきます。

  

時期は、芽吹く前の3~4月が良いでしょう。

 

ただ、初めてレモンを育てる方は5月中旬頃がおすすめです。

慣れていないと、花の付く枝を切ってしまうのは避けたいです。

蕾ができてから剪定していきましょう。

 

剪定の形は、開心自然型が良い形です。

木の中心を開く形で、中心部によく日光を当てることができます。

 

内向きの枝から優先的に剪定していくとよいでしょう。

付け根から切り落としていくのもポイントです。

 

剪定することは、栄養をいきわたりやすくするだけでなく、病気や害虫への予防にもつながります。

毎年こまめな剪定を心がけたいですね。

 

 

植え替え

レモンは、数年に1回鉢を一回り大きいものに植え替える必要があります。

見た目が変わっていなくても、鉢の中は根でいっぱいになっています。

根がいっぱいになると、根詰まりを起こし、成長しにくくなってしまいます。

 

2~3年に一度、鉢を植え替えましょう。

 

植え替えに最適な時期は、4~6月です。

寒さが落ち着いた時期が良いですが、霜が降りる心配のない地域でしたら、9~10月で

も大丈夫です。

 

植え替えの際は、根を良くほぐし、傷んで変色している根は切り取りましょう。 

このとき、必要な根は傷めないようにやさしく丁寧にやります。

 

病気に対する予防

レモンが特にかかりやすい、2つの病気について説明します。

 

カイヨウ病

葉同士が風で擦れたり、レモンのとげによってついた傷から菌が入ります。

黄色い斑点ができる病気で、レモンが一番かかりやすい病気です。

 

じめじめした梅雨時期に注意が必要で、雨よけや風よけを作って対策しましょう。

レモンのとげを取り除いて、傷つきにくくするのも効果的です。

  

すす病

すすのような黒いものが葉につく病気です。

アブラムシやカイガラムシなどの害虫が引き起こします。

他の葉に広がっていく恐れがあるため、黒くなった葉を見つけたらすぐに取り除きましょ

う。

 

対策は、アブラムシやカイガラムシなどの害虫を寄せ付けないことです。

 

害虫の予防

レモンにつく害虫で気をつけたいのは、次の害虫です。

 

 

アゲハチョウの幼虫

柑橘類の葉が大好きなアゲハチョウの幼虫は、木の葉を食べつくしてしまう可能性もあ

ります。見つけ次第すぐに駆除しましょう。

要注意な時期は、4月中旬から5月です。

殺虫剤などの対策は必要ありませんが、葉をよく見て食べられている跡がないか、卵が

ついていないか確認しましょう。

 

アブラムシ

アブラムシは植物の汁を吸う害虫ですが、最も危険なところは病原菌を媒介してしまう

ところです。

先ほど紹介したすす病の原因になります。

 

撃退法として、牛乳スプレーの散布があります。

水と牛乳を1:1で混ぜ、木にスプレーをしましょう。

葉に付いた牛乳は、固まった膜になりアブラムシが呼吸できなくなります。

牛乳スプレーが乾いてしばらくしたら、水をかけて洗い流しましょう。

 

カイガラムシ、コナジミラ

白い虫がいたらカイガラムシかコナジミラの可能性があります。

アブラムシと同様に植物の汁を吸う害虫ですが、この虫が発生すると植物が枯れてしまう恐れがある上に、すさまじい繁殖力を持っているため非常に危険です!

 

見つけたらすぐに、歯ブラシで葉をこすり駆除します。

春になる前に、防虫ネットを張っておくのも効果的です!

 

もう大量に発生してしまってどうしようもない時は、殺虫剤を使用してください。

レモンは皮も食べる場合が多いので、殺虫剤を使うときは時期に注意しなければいけません。

  

モスピラン顆粒水溶剤は収穫の14日前まで、ダントツ水和剤は収穫の前日までが使え

る時期ですので、時期を守って使用しましょう。

 

この2つは浸透移行性と言い薬剤が植物に吸収され、その汁を吸った虫に効果がでる殺虫剤です。

そのため葉の裏など、直接殺虫剤が届かない場所にいる害虫にも効果があります。

 

人体への影響が不安になりますが、先ほど述べた期限が過ぎれば人体への影響がないく

らいには分解されるので心配はいりません。

 

どの害虫にも言えることですが、春が一番の正念場です。

まだ幼虫であり、数が少ないうちにしっかり対策をしておきましょう。

 

 

上手に花を咲かせるレモンのお手入れ年間カレンダー

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レモンのお手入れ年間スケジュールは下記のとおりです。 

 

3月   植付け・剪定・肥料(1回目)

4月   植付け・剪定・病気と害虫の対策

5月   植付け・剪定(初めての方のみ)

6月   肥料(2回目)・病気と害虫の対策

11月    肥料(3回目)

 

レモンのお手入れは暖かくなってくる春先の3月頃から行います。

 

植え付け

寒さに弱いレモンは、春に植えて冬までに強く成長させましょう。

植え替えもこのタイミングが良いです。

 

肥料

3月に元肥を、6月、11月を目安に追肥をしましょう。

四季を通して花を咲かせる植物のため、追肥が必要です。

 

剪定

剪定も寒さが落ち着いた頃がちょうどいいタイミングです。

レモンに負担をかける作業は、春に行いましょう。

初めての方は、蕾が出始めた5月頃が良いです。

 

病気の対策・害虫の対策

どちらも春と梅雨が要注意です。

害虫がまだ幼虫や卵である、春のうちに駆除しましょう。

 

また、湿度が高い梅雨も要注意です。

風や雨をよけれるように対策しましょう。