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オキシクリーンを使って洗濯機が壊れると言われる4つの理由とは?

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オキシクリーンを使うと洗濯機が壊れるとネット記事やSNSで言われている理由は、主に以下の4つです。

 

  • ドラム式洗濯機が泡立ちに弱い
  • 分量を守らないことによる溶け残り
  • ゴミの回収不足・大きすぎるゴミの塊による詰まり
  • ステンレスの酸化

 

特にドラム式洗濯機は、縦型洗濯機と構造がかなり異なり、それに伴ってオキシクリーンの使い方も変わってきます。

 

我が家では、2年以上普通のオキシクリーンを使用して洗濯槽の洗浄をしていますが、容量を守って使用すると、とてもきれいになり、もちろん洗濯機が壊れてもいません

 

間違った使い方をすると故障や衣類にゴミが付く原因になってしまうので、この記事をしっかり読んで正しい方法で槽洗浄を行いましょう。

 

 

 

それでは、一つずつ解説していきます。

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ドラム式洗濯機は、その構造上内部が密閉されてしまうので、泡が立ちすぎるとセンサーで感知して排水→水追加を繰り返すように作られています。

 

そして、排水などで追い付かないほど大量の泡が立ってしまうと、ドアの隙間や糸くずフィルターなどから泡が溢れたり、泡センサーが誤作動を起こしてすすぎが終わらなくなる、などのトラブルにつながることもあるようです。

 

そのため、泡立ちの良いオキシクリーンの入れ過ぎには注意が必要で、水とオキシクリーンの割合を正しく計算して使用することでトラブルを回避できます。

 

 

  • 分量を守らないことによる溶け残り

オキシクリーンは粉末状で水やお湯に溶かして使用しますが、オキシクリーンの量が多すぎると洗濯槽の底で溶け残ったり、固まったりしてしまいます。

 

そのため、オキシクリーンの溶け残った塊が洗濯機の部品と接触することで、部品が摩耗したり破損したりする原因になる可能性があります。

 

オキシクリーンの入れ過ぎが故障につながるのは縦型洗濯機もドラム式洗濯機も共通です。

 

特にオキシクリーンは、バケツのような容器に入った大容量の商品を購入する方が多いですが、大量にあると思うと勢い余って一度の槽洗浄に沢山入れてしまいがちですよね。

 

目分量でザッと入れてしまうのではなく、付属の計量スプーンでしっかり計量してから使用するようにしましょう。

  

  • ゴミの回収不足・大きすぎるゴミの塊による詰まり

縦型洗濯機の場合、オキシクリーンで浮いてきたカビの塊などをネットで掬い上げて取り除くのですが、ドラム式洗濯機は途中でドアを開けられないためゴミを掬い取ることができません。

 

そのため、ドラム式洗濯機で汚れが非常に多い場合は、排水路や糸くずフィルターなどにゴミが詰まってしまう可能性があるのです。

 

  

  • ステンレスの腐食

ステンレスでできた洗濯槽や洗濯機のパーツは、長時間オキシクリーンに漬けてしまうと少しずつ腐食してしまいます。

 

故障とまではいかなくても、ステンレスの表面の曇りや変色に繋がってしまうので、洗濯機にステンレスが使用してある場合は何時間も漬けおきするのはやめておきましょう。

 

 

 

オキシクリーンを使った洗濯機の正しい掃除方法とは

 

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オキシクリーンを使った槽洗浄の手順は以下の通りです。

 

【縦型洗濯機】

  1. 糸くずフィルターを取り外す
  2. 水またはお湯を高水位まで溜め、オキシクリーンを入れる
  3. 洗濯槽コースか、無ければ標準コースで10分程度回す
  4. 一時停止ボタンを押して30分~6時間程度放置する
  5. 再度洗濯機を回し、水面に浮いてきたカビなどのゴミをネットですくう
  6. 5を水が綺麗になるまで繰り返す

 

ドラム式洗濯機

  1. お湯で溶かしたオキシクリーンを洗濯機内に投入する
  2. 洗濯槽洗浄コースを選んでスタートボタンを押す
  3. 槽洗浄が完了したら、洗濯槽内やクズ取りフィルターのゴミを取り除く

 

縦型洗濯機とドラム式洗濯機では、オキシクリーンの分量や洗浄方法に違いがあるので、以下で詳しく解説します。

 

 

縦型洗濯機の洗浄方法

縦型洗濯機の場合、上手にオキシクリーンで洗浄を行うポイントは、「分量は慎重に量る」「お湯で漬けおきする」「ゴミを丁寧に取り除く」の3つです。

 

それでは、準備物品や手順を見ていきましょう。

 

【準備するもの】

オキシクリーン・水かお湯・ゴム手袋・ゴミ取りネット・雑巾orペーパー

 

【手順】
  1. 糸くずフィルターを取り外す

オキシクリーンを使用するとカビの塊などのゴミが大量に浮いてくることがあるので、糸くずフィルターは汚れないように取り外しておきます。

 

糸くずフィルターも洗浄したいという場合は、取り外して桶やバケツに入れ、洗濯機とは別でオキシクリーンに漬けましょう。

 

  1. 水またはお湯を高水位まで溜め、オキシクリーンを入れる

洗濯槽をまんべんなくオキシクリーンに漬けるために、高水位まで水を入れます。

 

この時、40~60℃程度のお湯を使用するとオキシクリーンが溶けやすく、温度によって汚れの分解効果もアップするのでお勧めです。

 

オキシクリーンの分量は、水4Lに対して付属のスプーンに「すりきり」1杯です。

 

商品のパッケージやホームページには「汚れや水の量に応じてオキシクリーンの量を調節してください。」と記載がありますが、先述の通り入れ過ぎによって溶け残りが発生する場合もあるので、分量調整は慎重に行いましょう。

 

 

  1. 洗濯槽コースか、無ければ標準コースで10分程度回す

まずは槽洗浄コースか標準コースを選び、オキシクリーンが溶けきる程度までサッと洗濯機を回します。

 

この時は、まだ汚れが浮いてこなくても焦ってオキシクリーンを追加する必要はありません。

 

標準コースでは、15分から20分程度経つと一度排水が始まってしまうため、排水が始まる前に洗濯機を一度停止させます。

 

 

  1. 一時停止ボタンを押して30分~6時間程度放置する

オキシクリーンが溶けきったら、一時停止ボタンを押して洗濯機を止め、そのまましばらく放置します。

 

買ったばかりの洗濯機ではそれほど長時間漬けおきする必要はありませんが、買ってから5~10年使っていてあまり槽洗浄を頻繁にしないという場合は、かなり汚れが多いことが予想されるので3~6時間は漬けておくと確実に効果が出ます。

 

 

  1. 再度洗濯機を回し、水面に浮いてきたカビなどのゴミをネットですくう

しばらく漬けおきしたら、既に水面に黒いカビの塊が浮いてきている状態です。

 

ゴム手袋を着け、ゴミ取りネットで水面のゴミを掬ってから、洗濯機を再度5分程度回します。

 

またゴミが沢山浮かんでくるので、洗濯機を一度止めてゴミを掬い取り、また洗濯機を回します。

 

この作業は、素手で行うと手荒れしやすいので、できるだけロングタイプのゴム手袋を使用して行いましょう。

 

 

  1. 5を水が綺麗になるまで繰り返す

この作業はかなり骨が折れますが、水にゴミが浮いてこなくなるまで5の流れを繰り返します。

 

ここで手を抜いてしまうとゴミが洗濯槽の裏などに残ってしまい、次回から洗濯の際に洋服やタオルにカビの塊が付いてきてしまうので、念入りに行ってください。

 

 

  1. 槽洗浄・標準コースで最後まで回して終了

水にゴミが浮いてこなくなったら、洗濯機を「すすぎ」「脱水」まで終了させます。

 

この時も、途中でゴミが浮かんで来たら小まめにネットで取り除いていき、脱水が終わったら洗濯槽の中にゴミが残っていないか確認します。

 

ゴミが洗濯槽にへばりついている場合は、雑巾やペーパーで拭き取って、洗浄完了です。

 

 

 

ドラム式洗濯機の洗浄方法

ドラム式洗濯機の場合、上手にオキシクリーンで洗浄を行うポイントは、「分量は慎重に量る」「お湯で溶かしてから投入する」「何回か繰り返す」「日頃から槽洗浄を習慣にする」の4つです。

 

それでは、準備物品や手順を確認していきます。

 

【準備するもの】

オキシクリーン・水かお湯・雑巾orペーパー

 

【手順】
  1. お湯で溶かしたオキシクリーンを洗濯機内に投入する

タライやバケツなどにオキシクリーンを入れ、お湯や水で溶かし切ってから洗濯機の中に投入します。

 

この際は、後から洗濯機内で水が追加されるため、オキシクリーンの割合が溶かす水に対して多くても大丈夫です。

 

オキシクリーンの分量は、槽洗浄コースで注入される水の量を考えて調整しましょう。

 

縦型洗濯機の時と同じ4Lの水に対して付属のスプーン1杯だと、水の量が縦型洗濯機より少ないため、オキシクリーンの総量も少なくなりますが効果はしっかり出るので問題ありません。

 

 

  1. 洗濯槽洗浄コースを選んでスタートボタンを押す

ドラム式洗濯機の槽洗浄コースは、温水洗浄モードや漬けおき時間を選択することができる場合が多いです。

 

少々電気代はかかりますが、しっかり槽洗浄をしたい場合は温水洗浄モードと最長の漬けおき時間を選びましょう。

 

スタートボタンを押したら、後は終わるまで放置するだけです。

 

 

  1. 槽洗浄が完了したら、洗濯槽内やクズ取りフィルターのゴミを取り除く

槽洗浄コースが終了したら、ドアを開けて洗濯槽を確認しましょう。

 

洗濯槽の中や糸くずフィルターに、黒いカビの塊がこびりついているので、それを丁寧に雑巾やペーパーで拭き取ります。

 

あまりにもゴミが多い場合は、ある程度ゴミを取り除いたらもう一度最初から繰り返しましょう。

 

ドラム式洗濯機の場合はドアを開けてゴミを掬えないため、ゴミを完全に取り除くまで何回か槽洗浄を繰り返す必要があるかもしれません。

 

このように、汚れが沢山ついてしまうとオキシクリーンでの洗浄も大変になってきます。

 

そのため、2週に一度は短時間でサッと槽洗浄をする、2か月に1回は最長コースでじっくり漬けおきするなど、普段から汚れを溜めないようにする努力が重要です。

  

 

1回分パックで便利!槽洗浄専用のオキシクリーン

「槽洗浄だけしたい」「沢山あっても使いきれない」という方には、槽洗浄専用の「オキシクリーン洗濯槽クリーナー粉末タイプ」という商品も販売されています。

 

  

槽洗浄1回分のパウチが4包入っていて、少量で安く済ませたいという方にも嬉しいですね。

 

また、この商品は「ドラム式におすすめ」と記載があり、泡での故障や入れすぎなどのトラブルが起きにくいので、普通のオキシクリーンを買う前にお試しとして購入しても良いかもしれません。

 

 

 

オキシクリーンの効能と洗えるもの

 

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オキシクリーンはアメリカ版と日本版で成分が異なり、用途によって向き不向きがあります。

 

オキシクリーンの使い道や使用方法は基本的に他の酸素系漂白剤と同じで、「衣類のしみ」「フローリングやテーブルの除菌」「お風呂やトイレの汚れ」「茶渋」など、落ちにくい汚れや除菌などに効果を発揮します。

 

しかし、生地が痛む原因になるためウールや絹・金属の付いた服などには使用できません。

 

それでは、おすすめの使用方法や注意点などを1つずつ解説していきます。

 

 

オキシクリーン「アメリカ製」と「日本製」の違い

オキシクリーンは、アメリカ版と日本版(生産は中国)で成分が少し違います。

 

アメリカ版は界面活性剤や発泡剤などが添加されているため泡立ちが良く、泡の力で汚れをしっかり落としてくれますが、日本版では界面活性剤や香料が不使用のため、赤ちゃん用品にも安心して使うことができます。

 

頑固な汚れを落としたい時はアメリカ版、ペットや赤ちゃん用品の漂白もしたい場合は日本版など、用途によってどちらを購入するか選ぶと良いでしょう。

 

また、ドラム式洗濯機では泡立ちが少ない方が故障の心配がないため、日本版の泡立ちの少ない方を使用するのがおすすめです。

 

 

 

おすすめのオキシクリーン使用法

オキシクリーンを使用すれば、以下のような頑固な汚れもすっきり落とすことができます。

  

  • 衣類のしみ

衣類のくすみや黄ばみなどには、槽洗浄の時と同じ4Lに対してスプーン1杯の割合でオキシクリーンを投入し、20分程度漬けおきするか、普段通りに通常コースで洗濯します。

 

醬油のシミなどの頑固な汚れを落としたい時は、500mlに対してスプーン1杯の割合でオキシクリーンを溶かし、シミの部分だけを5分程度漬けた後通常通り洗濯を行います。

 

塩素系漂白剤と違って色つきの洋服にも使用できるので、普段の洗濯に追加して使うことができて便利ですね。

 

洗濯に使用するときは、ドラム式の場合は通常の洗濯用洗剤とオキシクリーンを併用すると泡が立ちすぎてしまうことがあるので、オキシクリーンで下洗いをして、一度すすいでから洗濯することをおすすめします。

  

  • フローリングやテーブルの除菌

オキシクリーンは、汚れが落ちるのはもちろん除菌の効果もあるのでコロナ時代のお掃除に大活躍しますよ。

 

槽洗浄の時と同じ割合でオキシクリーン溶液を作り、ふきんや雑巾などに含ませてテーブルやフローリングを拭き掃除します。

 

この時、オキシクリーンのぬめりが気になるようであれば後から水拭きをしても良いでしょう。

  

  • お風呂やトイレの汚れ

染みついてしまった風呂桶やトイレの便器などの汚れも、オキシクリーンに漬けおきすればすっきり解消&漂白することができます。

 

槽洗浄の時と同じ割合でオキシクリーン溶液を作り、普段の掃除と同じようにブラシなどに付けて使用します。

 

この時、オキシクリーンが溶け残っていると浴槽や便器を傷つけてしまうので気を付けましょう。

  

  • 茶渋

日本版のオキシクリーンなら、食器などにも安心して使うことができます。

 

茶渋が付いてしまったり洗いにくい構造の食器などには、一つまみオキシクリーンを入れ、後は水を入れて放置するだけでOKです。

 

スポンジで擦れないパッキンの溝や、なかなか落ちないプラスチックの染みつきも泡が浮かせて取り除き、簡単にすっきり落とすことができます。

 

   

オキシクリーンが使えないもの

オキシクリーンを使用してはいけないもの、オキシクリーンでは落とせない汚れは以下の3つです。

 

  • ウールや絹

動物の毛でできた製品や、絹などのデリケートな生地は、酸素系漂白剤も塩素系漂白剤も使用できません。

 

普通の洗剤でも痛みの原因になってしまうため、おしゃれ着洗い専用の洗剤を使用するか、汚れが目立つ場合はクリーニングへ出しましょう。

  

  • 金属の付いた服の漬けおき洗い

金属の種類にもよりますが、オキシクリーンによって腐食してしまったり、黒いサビのようなものが出て、洋服に色移りしてしまうことがあるので使用しないでください。

 

金属のジッパーが付いた服などは、分けて洗うか部分的にしみ抜きする程度にしておきましょう。

 

  • パッキンの黒カビなど、根が深いカビ

オキシクリーンは、汚れを浮かせて落とす力はありますが、物を白くする漂白作用はそこまで強力ではないので、根が深い黒カビにはあまり効果を発揮できません。

 

奥深くまでカビが根を張ってしまったような水回りのパッキンなどには、漂白作用の強い塩素系漂白剤を使用するのがおすすめです。