昔と比べ、中古車の価格はかなり下がっているようです
中には激安のものもあります。
安く手に入るにこしたことはないのですが
品質は大丈夫なのでしょうか?
失敗しない中古車選びは
車両の状態を詳しく知ることが重要です。
今回は良質の中古車を格安でゲットするために
おさえておくべきポイントを4つのチェック項目として
「修復歴」、「記録簿」、
「年式と走行距離」、「できる限りの動作確認」
をそれぞれ解説します
車両状態の確認で「安全性」と「コスパ」の両面から検討しよう
命の危険が隣り合わせにある車の運転ですから、
コスパが大事!と言えども、最低限チェックしなければいけない所は
きっちりチェックしていきましょう。
修復歴
修復歴とは、車の修理の記録です。
修理歴には車の強度を保つ部分である
骨格部分の交換や修理をした経緯が記録されています。
修理歴のある車を購入した場合のデメリットは
後々予想外のトラブルに見舞われる危険性があるということでしょう。
普段の生活で使用する車と言えども、
私たち一般人に専門的な事はわかりません。
修理工場に寄りますが
修復歴は、軽い擦り傷や衝突事故ではつきません
フレームに影響するような大きな事故や、水没などが起こって
初めて「修復あり」とつくようですので、知識のない人は「修復歴あり」
の車は絶対に避けなければいけません。
記録簿
記録簿には、その車が過去に
どのような整備を行ったかが記録されています。
中古車に記録簿「あり」か「なし」は、
中古車選びの際の重要なポイントとなります。
記録簿を見ると、前のオーナーが点検や
整備をしっかりと行っていたかどうかが確認できます。
点検整備が行き届いている車であれば、
エンジン内部などの痛みが少なく
故障などのトラブルも少ないと考えられます。
年式と走行距離
年式や走行距離は中古車の価格に大きく影響します。
年式に対する走行距離の目安は、
「年式1年で走行距離1万km」です。
年式のわりに走行距離が短い車は
お買い得といえることが多々あります。
「5年経っているのに走行距離が3万km」
のような車はお買い得の可能性が高いです。
ですが、年式に対しあまりに走行距離が
短い場合には要注意です。
「5年なのに1万km」というような車は、ほとんど使用されず
車庫に入れっぱなしなんていうケースもあるようで
そうなるとメンテナンス不足による部品の劣化などが心配です。
年式と走行距離の目安を頭にいれておけば、
良い車の選びの基準になります。
できる限りの動作確認
実際にエンジンをかけ、車を動かしてみましょう。
車検残のない車の場合は敷地内で
少し動かす程度でも試してみることをおすすめします。
エアコンやパワーウインドウなど、
すべて動かせるところは動かして動作を確認したいです。
納車後に不具合に気づき交渉しても対応してもらえない
というようなトラブルを防ぐことになります。
これだけは最低限知っておきたい!?自分でもできるメンテナンスとは
「車のメンテナンスなんて大変そう」って思っている方
やってみると実は自分でも簡単にできることが
たくさんあるのでご紹介します。
日頃から自分でメンテナンスすることで
車の異変にすぐに気づくことができます。
大きな故障が予防できるようになりますし
車検の費用をおさえることにもなりますよ。
ライト類の点検
暗くなった時間帯にライト類をすべて点灯して
車を見ながら一周してみればOKです。
ウォッシャー液の点検
チェックをして減っていたら補充すればOKです。
ラジエター液の点検
タンクに液量の目安の線が二つあるので、
エンジンが冷えている状態でその間に収まっていればOKです。
少なければ補充するのはもちろんですが、
液漏れの可能性もあるので業者に点検を依頼しましょう。
また、ラジエーター液が濁っている状態ならば
劣化しているサインなのでこちらも点検依頼のタイミングです。
まとめ
新車と比べて価格がリーズナブルな中古車ですが
お得感のある良品をゲットするためにおさえておくべき
チェック項目についてご紹介をました。
安く手に入れ、長く安全に乗り続けられる車選びを
成功させるためには、購入前の確認が重要です。
修復歴や記録簿、走行距離などで
過去の記録をチェックすることはもちろん
実際に動作確認を行ってみましょう。
お気に入りの1台を見つけて
長い間快適に乗り続けられたら最高ですね!