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冬にもできるクワガタ採集とは!?幼虫の探し方~成虫の越冬方法まで!

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冬に採集するクワガタは幼虫を捕まえます。

クワガタは朽ちた木の中に産卵するので、まずは朽ちた木を探してそれを割ったり削ったりして探していきます。

種類を問わないのであれば、まずはだれにでも見つけやすいコクワガタやスジクワガタを探してみると良いですよ!

 

冬に採集したクワガタの幼虫を飼育して夏には成虫に孵します。

夏に行うクワガタ採集よりも長く育てることができるので楽しいですよ(*´ω`*)

 

また育て方によって、サイズが変わってきたりするのでこの記事を読んでしっかり育て方を勉強してください。

 

この記事では、

  • 冬にクワガタを捕まえる方法
  • クワガタの幼虫の管理方法
  • 成虫を捕まえた際の越冬方法
  • あると便利なグッズとは?

と言った事を詳しく紹介しています。

 

この記事を読めば、クワガタの幼虫採集から成虫の越冬方法までわかりますので、ぜひ最後まで目を通して見てください。

 

冬にクワガタを捕まえる方法

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冬にクワガタを捕まえようとする場合は、成虫ではなく幼虫を探すほうがよいでしょう。

クワガタは朽ちた木の中に産卵するので、まずは朽ちた木を探してそれを割ったり削ったりして探していきます。

 

 

 

クワガタはコナラやクヌギといった広葉樹を好みますので、木の種類にも気をつけて探してみましょう。

 

また、ヒラタクワガタなどの種類はキノコを好みます。

それらを狙うのであれば、キノコが生えてからだいぶ経った朽ち木の中を見てみると早く見つかるでしょう。

 

実はクワガタは種類によって好む環境が違います。

木の場所によって生息している種類が違うので、以下でご紹介していきます。

 

オオクワガタ

乾燥している場所を好む。

地面の近くの木の根っこや、硬くて水分の少ない木に多い。

 

ヒラタクワガタノコギリクワガタ

湿気の多い場所を好む。

特に木の根元あたりに多い。

 

ミヤマクワガタ

湿気が多い場所を好む。

木の根元の深いところに潜んでいることが多い。

 

コクワガタ・スジクワガタ

朽ち木であればわりとどこにでも生息している。

 

 

種類を問わないのであれば、まずはだれにでも見つけやすいコクワガタやスジクワガタを探してみるといいかもしれませんね。

 

 

 

クワガタ採集に必要な道具は、

 

  • シャベル
  • 軍手
  • ライト

 

などといった、一般家庭にあるもので十分です。

 

ただし幼虫はとてもデリケートなので、なるべく長く生かしたいのであれば手で触ることは避けましょう。

 

夏のクワガタ採集は、夜行性のクワガタの活動時間である夜中~明け方にするというのが成功しやすいといわれています。

 

冬の場合は冬眠している幼虫を狙うので、そのような時間でなくても大丈夫です。

お子さんが元気な日中に外へ出て探しに行っても見つかるでしょう。

子供に突然「クワガタを捕まえたい!」と言われても対応できるところが嬉しいですね!

 

 

クワガタの幼虫の管理方法

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クワガタの幼虫を見つけるには、前項でお話ししたようにまずは「広葉樹の朽ち木」を探すことが重要です。

 

切り株や倒木、朽ち木などがそのままになっている雑木林に行くのが手っ取り早いでしょう。

 

クワガタは朽ち木に卵を産み付けるので、逆にそういったものが片付けられてしまっている場所は、コナラやクヌギといった木があったとしてもクワガタは見つかりません。

 

朽ち木でも、倒れてすぐの固い木ではなく、叩いてすぐにさらさらと壊れてしまうような脆いものにクワガタは生息しています。

それを割ったり削ったりして幼虫を探していきましょう。

 

幼虫を見つけた際には、幼虫の体を傷つけないように・飼育の際の餌として腐葉土や朽ち木の断片なども一緒に持ち帰るとよいでしょう。

 

クワガタの幼虫は個体によって成長スピードが異なります。

そのため、幼虫を飼育する際には1つの飼育ケースに1頭のみで飼育します。

 

クワガタの幼虫はケースの底から餌を食べ始めることが多いので、まず最下層に一緒に腐葉土、その上に容器の8割くらいまで幼虫用のマットを敷き、幼虫を入れた後にさらに上からふんわりとマットを被せてあげるようにするとよいでしょう。

 

幼虫用マットはホームセンターなどで購入が可能です。

 

 

 

冬場は10~15℃の環境で飼育すると、少しずつ餌も食べながら越冬するかたちになるので、比較的大きい成虫に育ちますよ。

 

幼虫は5~7月に蛹室(ようしつ)とよばれる、外敵から身を守るための小さな楕円形の部屋を作り、さなぎになる準備を始めます。

その頃には蛹室の周りの土の色が変化するので、確認しやすいでしょう。

 

さなぎ状態のクワガタは防衛反応がとても低いため、蛹室を作り始めたらショックを与えたりしないよう注意が必要です。

 

高めの温度で管理していると早く羽化しますが、温度が低いと羽化までに約1年~2年ほどかかってしまいます。

 

さなぎになってからはおよそ1~1.5か月で羽化します。

羽化したからと言ってあまり手で触りすぎてしまうと早く死んでしまう可能性もありますので、なるべくそっとしておいてあげることが大切です。

 

 

成虫を捕まえた際の越冬方法

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クワガタが成虫のまま越冬するのは、寿命が1年以上あり長生きすることが可能であるからです。

 

ただし、越冬するクワガタはオオクワガタ・コクワガタヒラタクワガタなどに限ります。

ヒラタクワガタは地域によって越冬するものとできないものがいるので注意が必要です。

 

 

冬に成虫を捕まえた場合、冬眠していた状態から起こすかたちになってしまうため、再度冬眠できるようにマットや朽ち木などを飼育ケースに入れて環境を整えてあげましょう。

 

この時、暖かい環境だと冬眠に入れず活動を続けてしまうので、必ず温度管理にも気を付けてください。

 

クワガタが越冬の準備を始めるのはおよそ10月頃からです。

気温が15℃前後になる頃が目安といえるでしょう。

 

春に近づき、陽気が暖かくなってきたら活動を開始します。

 

越冬の際の環境は夏の時の飼育とさほど変わりません。

ただし冬場は空気が乾燥しているため、飼育ケース内も乾燥しやすくなります。

 

乾燥しすぎている環境ではクワガタは死んでしまうため、一定の湿度を保つように気を付けなければいけません。

そのため、飼育ケースは湿度が逃げていかないようなものに変えておいた方がよいでしょう。

 

もし夏に使用していた虫かごをそのまま利用する際には、ビニールシートに穴をあけたものを被せて保湿できるように環境を整えます。

 

昆虫マットは傷んでしまうため、越冬準備に入る前の秋ごろには取り替えておくことが必要です。

 

 

成虫を越冬させる場合、暖房が効いた温度が高い部屋で飼育してしまうと、クワガタは冬の間もずっと活動してしまうことになります。

 

そうすると当然体力を使うので、寿命が縮んでしまいます。

なるべく長く生かしておきたいのであれば、きちんと冬眠できる環境を作ってあげることが重要になります。

 

とはいえ、真冬に外に出してしまうと凍死してしまうおそれもありますし、日中は暖かいのに夜は冷え込むというような急激な温度変化があっても弱ってしまう原因となります。

 

そのため、可能であれば室内でも玄関などの暖房の影響がなく、気温の変化が緩やかな程よく寒いところで飼育するのが望ましいでしょう。

 

また、越冬中でも気温が多少高くなればクワガタも活動をします。

もちろんその際には餌を食べることもありますので、そのタイミングで自由に餌を食べられるようにしておいてあげることも大切です。

 

冬眠時には、乾燥させない・暖かすぎず寒すぎない場所で飼育する・餓死させないといったことに気をつけて飼育しましょう。

 

 

 

あると便利なグッズとは?

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ここからは、シーン別にあると便利なものをご紹介していきます。

採集の際には、

 

  • ピンセット
  • 蟹スプーン
  • ルアーケース

 

といったものがあるとよいでしょう。

 

ピンセットや蟹スプーンは、割った木から幼虫を触らずに取り出すことができる道具です。

ルアーケースは、捕まえた幼虫を収納して家まで持ち帰るための虫かご代わりになります。

 

 

 

幼虫を傷つけないためには、なるべく手で触らないようにすることが大切なので、以上のようなグッズを重宝します。

 

幼虫飼育の際は、温度を管理するための温度計や幼虫の重さをはかるための秤、餌となる菌糸が入った菌糸瓶などがあると便利です。

 

 

成虫の越冬の際には、マットに上がってきたときのために転倒防止材や昆虫ゼリーがあるとよいでしょう。

また、霧吹きなどがあれば、湿度を管理するときにマットを適度に湿らせることができるのでおすすめです。

 

さらに、広葉樹の葉を入れておいてあげるとクワガタの隠れ家として役立ちますし、保湿効果ものぞめます。