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大事な庭木を襲うウスバツバメガの幼虫の駆除方法

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大事な庭木を襲う、ウスバツバメガなどの幼虫の駆除方法は

基本的な対策としては大量発生する前に、秋に落ちた葉や、幹や枝、葉の裏に産み付けられた卵を処分することが大事です。

 

すでに発生してしまっている場合、低い樹木で幼虫の発生数が少ないときは、樹木用のスプレー剤を使って幼虫を駆除していきましょう。

 

高い樹木で駆除を行う範囲が広い場合は、噴霧器を使用して樹木用の液体殺虫剤を撒いて駆除しましょう。

 

ウスバツバメガの幼虫に庭木を荒らされると、葉がなくなってしまい光合成できないことから大事な庭木が枯れてしまう事もあります。

大量発生する前に見つけたら駆除するようにしたいですね。

 

この記事では、

  • ウスバツバメガの幼虫の駆除方法
  • 毒はあるの??ウスバツバメガの生態とは
  • 他にも注意したい害虫とは
  • 毒のある毛虫にやられた時の対処法

と言ったことについて解説しています。

 

庭に毛虫が付いていて駆除したい!、今年は毛虫に庭木の葉を荒らされたけど対策したい!と言った方には参考になると思いますので最後まで目を通して見てください。

 

 

ウスバツバメガの幼虫の駆除方法

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ウスバツバメガの駆除は次の3つを試してみてください。

 

  • 幼虫が大量発生する前に予防する
  • 幼虫が木の上まで登ってしまうのを防止
  • 樹木用の殺虫剤を使う

 

発生してからでは対処が困難なので予防することも大事です、ひとつづつ説明しますね。

 

幼虫が大量発生する前に予防する

ウスバツバメガの幼虫は、まだ体の小さな若齢幼虫の間に落ち葉の下などに集まり、多数で越冬する習性があリます。

 

そのため、秋に落ちた枯葉をしっかりと掃除しておくことで駆除できます。

 

幹や枝、葉の裏に卵を見つけた場合は、それらも切り取って除去しておきましょう。

 

幼虫が多数集まって巣を作っているときや、全体的な発生数が少ないときには該当の葉や枝をそのまま切り取り、焼却処分するのをおすすめします。

 

幼虫が木の上まで登ってしまうのを防止

また、冬を越した幼虫は春になると再び木の上に登っていくため、木の幹に粘着テープやハエ取り紙を巻いておくことも有効です。

 

葉の食害をもたらす害虫は木の下から上へと拡散するため、虫が下の枝にいる間に手を打っておくことがポイントです。

 

樹木用の殺虫剤を使う

殺虫剤を用いる方法もあります。

 

低い樹木で幼虫の発生数が少ないときは、樹木用のスプレー剤を使って幼虫を駆除していきましょう。

 

 

逆に高い樹木で駆除を行う範囲が広い場合は、樹木用の液体殺虫剤を撒いておきましょう。

 

↓噴霧器は除草剤をまくのにもつかえます

 

幼虫が育ってしまうと殺虫剤の効果が小さくなるため、まだ若齢幼虫のときに殺虫剤を使用するようにしましょう。

 

2週間ほどの間隔をおいて2回散布を行っておくとさらに効果が期待できます。

 

 

毒はあるの??ウスバツバメガの生態とは

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ウスバツバメガとはどのような生き物なのか順を追って解説します

 

  • ウスバツバメガとは?
  • どこに生息するか
  • 成虫になったら

 

ウスバツバメガとは?

ウスバツバメガはマダラガ科に属する昼行性の蛾で、幼虫の毛に毒はありません。

 

 

幼虫の外見は薄い黄色に黒の縦縞模様という派手な見た目をしており、外敵に対する警告を示していると考えられます。

 

庭木の葉を食い荒らして、ひどいときは木が枯れてしまう場合があります。

 

 

ウスバツバメガは卵から成虫へと変態するのが年に1回のみという年1化の蛾です。

 

幼虫のまま冬を越し、5月の終わりから6月の初めに終齢の幼虫が前蛹となり、夏の休眠後に蛹へと変わります。

 

夏が終わり9月下旬から10月上旬に羽化して成虫になり、蝶のように美しく鱗粉の少ない白い翅で飛び回ります。

 

どこに生息するか

ウスバツバメガは西日本を中心に生息し、関東地方ではあまり見かけることはありません。

 

幼虫はサクラ・ウメ・アンズ・スモモ・ヒメリンゴといったバラ科の植物の木の葉を好んで食べて成長します。

 

成虫になったら

ウスバツバメガは成虫になると、主に早朝と午後に活動するようになります。

 

早朝には主にオスが、交尾相手のメスを探すために飛び回り、午後にはメスが産卵に適した場所を探すために外を飛び回ります。

 

 

他にも注意したい害虫とは

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庭木への食害をもたらす幼虫はウスバツバメガ以外にもたくさん見られます。

いくつかの幼虫について、具体的に説明しますね。

 

 

毒をもっており、毛が皮膚に付くと悪影響をもたらす幼虫もいるため、十分注意してください。

 

ドクガ

黒い胴体にオレンジの縞模様の入った毛虫で、長い体毛の内側に多量の毒針毛を持ちます。

 

人間が毒毛に触れてしまうと耐え難いかゆみを引き起こし、数週間続きます。死骸や抜け落ちた毛に触れても皮膚炎になるため要注意です。

 

8月頃に孵化すると集団で生活・越冬し、やがて分散していきます。

 

チャドクガ

淡い黄色の体に黒い模様が特徴で、成長するとさらに白い線が入ります。

 

チャドクガに刺されても気がつきにくく、症状が出てからわかることもあります。

 

一度皮膚炎になると毒の抗体ができ、再度刺されるとより深刻な症状となります。

ドクガと同じように、抜けた毛に触れても炎症が起こります。

 

春から秋にかけて2回幼虫が生まれ、集団で動きます。チャやツバキ、サザンカといったツバキ科の庭木によく発生します。

 

イラガ

緑色の体に無数の短い棘が並んだ幼虫です。体内に毒の入った袋をもち、棘に触れると激しい痛みをもたらします。

 

夏から秋にかけて1~2回発生し、集団で生活したのち大きくなると分散します。

 

主にバラ科の植物に寄生して食害します。

 

 

マイマイガ

頭部に目のような紋様があり、体には赤と青のカラフルな模様をもちます。

 

毛は剛毛で長いものの、毒はありません。

 

4月~6月にかけて孵化し、みずから吐いた糸で枝からぶら下がり、風に吹かれて移動します。

 

広葉樹・針葉樹問わずほぼ全ての葉を食害します。

 

オビカレハ

水色の体にオレンジ色の線がある幼虫で、毒はありません。

 

3月~6月に1回発生し、糸を張ることで巣を作り、集団で寄生します。

 

大量の毛虫が集まる巣はまるでテントのような見た目をしています。

 

 

毒のある毛虫にやられた時の対処法

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公園の草木やおうちの庭木であっても、危険な毛虫が潜んでいることがあります。もし毒に触れてしまった場合の対処法と注意点について、いくつか知っておいてください。

 

  • 毒を含んだ毛を除去する
  • 腫れた箇所を冷やし、薬で治癒する
  • 患部を掻いてはだめ

 

 

毒を含んだ毛を除去する

毛虫の毒針毛が人の皮膚に刺さると、ピリピリとした違和感が感じられます。

 

症状を感じたら、ガムテープなどの粘着テープを肌に当て、皮膚に刺さった毒針毛を取り除くようにしましょう。

 

また水で洗い流すことも毒針毛を取り除くのに効果的です。

 

衣服に飛んできた毛が付着することもあるので、着ていた衣類は洗濯しましょう。

 

腫れた箇所を冷やし、薬で治癒する

皮膚の患部が腫れたり、発疹が出てきたときには冷やすのが良いでしょう。

 

軽度の症状であればかゆみ止めを塗るのが良いですが、もしかゆみが強い場合はステロイド外用薬を塗り炎症を抑えましょう。

 

 

かゆみを鎮めるためには抗ヒスタミン内服薬を飲むのも有効です。

 

↓お家にこんなのがあればOKですよ

 

強い症状が続く場合には早めに医療機関を受診することをお勧めします。

 

患部を掻いてはだめ

毛虫の毒による皮膚炎はかゆみが生じますが、患部を掻いたりこすったりしないよう注意しましょう。

 

掻きすぎると、細菌による感染症であるとびひなど別の皮膚炎を引き起こす恐れがあります。