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コガネムシの幼虫を駆除してサツマイモを守る方法!

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サツマイモの大敵であるコガネムシの幼虫の駆除方法ですが、幼虫はサツマイモを生育するために耕した柔らかい土と、肥料がたっぷりな有機物を好んで集まっています。

 

一番は植え付けの前に、土を耕す際に捕殺してください。

※捕殺とは、捕まえて殺すことです(念のため)

 

すでに植え付けてしまった後は、殺虫剤をまくしかありません。

下記の殺虫剤を試してみてください。

 

 

幼虫の様子は土の中にいて目で確認することができないので、被害が出ていると気づいたときは、収穫までの間定期的に殺虫剤を使用する必要があります。

 

一度でも被害にあった方は、わかると思いますがコガネムシなどの幼虫の被害はかなりひどく、また畑に受け付けられてしまった卵や幼虫は対処がとても大変です。

 

まずは卵を植え付けられないように、この記事で紹介する方法でしっかりと対策しましょう。

 

この記事では、

 

  • コガネムシの幼虫を駆除してサツマイモを守る方法
  • 他にもサツマイモにつくとされる害虫とは?
  • 気を付けたいサツマイモの病気
  • サツマイモを上手に育てるための方法
  • サツマイモの収穫方法
  • 収穫してすぐは甘くない!?サツマイモをあま~くする方法

 

といったことを、家庭菜園歴5年の毎年サツマイモを育てている私が詳しく解説いたします。

 

サツマイモの外注に悩まされている!サツマイモの害虫・病気の対処法は?などといったことに疑問を持っている方には参考になると思いますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

 

 

コガネムシの幼虫を駆除してサツマイモを守る方法

 

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秋に収穫を迎えるサツマイモですが地中にいるコガネムシの幼虫の被害が多いです。

見つけたコガネムシの幼虫や成虫は手で掴み取り、捕殺して食害を防ぎましょう。

 

腐葉土や肥料の中に成虫が卵を産み付けコガネムシが生まれ幼虫になります。

主にサツマイモの根を食し害を与えるとても厄介な虫なんですよ。

 

まず、コガネムシの幼虫を見つけたら、必ず駆除することが大事です。

コガネムシは幼虫の期間が長く、成虫は糞などの匂いを嗅ぎ分け繰り返し卵を産むので成虫を見つけた際も同様に駆除をしてくださいね。

 

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コガネムシが発生しやすい条件

 

コガネムシが発生しやすい条件は下記のとおりです。

 

  • 土が柔らかい
  • 有機物が多い

 

それぞれ防除方法を解説していきます。

 

土が柔らかい

成虫は産卵のために土に潜り込むので土が柔らかいことで潜りやすくなります。

ですので畑を耕す時にコガネムシの幼虫がいるかを確認してください。

 

 

有機物が多い

幼虫の被害は一年中ありますが、産卵は有機物の多い場所で行われます。

腐葉土や土肥、有機肥料を多用すると、有機物が増え、幼虫が住みやすい環境になるので、多用は控えてください。

 

 

また、上記以外の対策方法としては下記の2つを試してみてください。

 

 

それぞれ紹介します。

 

防虫トンネルをつける

防虫トンネルをつけ、成虫が卵を産み付けに来ることを防止します。

 

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コンパニオンプランツを植える

さつまいもと一緒にコンパニオンプランツ(お勧めはルーやローズマリー)を植えるとコガネムシが嫌いな匂いを放つのでお勧めです。

 

コンパニオンプランツをするときにお勧めはルーとローズマリーですが、その他にもたくさんの種類があります。

 

下記の種類も効果が期待できますよ!

マリーゴールド・ヒエンソウ・パンジー

ケイトウオシロイバナ・赤紫蘇、など

 

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コガネムシの駆除方法

コガネムシを駆除する方法は

 

  • 捕殺
  • 早朝に近くにある木を揺らす
  • トラップを仕掛ける

 

の3つが効果的です、それぞれ詳しく説明しますね。

 

捕殺

成虫の場合は、基本飛び回っているので駆除は難しいです。

土の上や掘り起こした土の中にいるようでしたら、手でつまみだしてください。

そして地面に落とし捕殺するのが一番良いです。(二次災害防止のため)

基本的に地面に落とすと“死んだふりをする”ので固まったすきに踏みつぶすのが一番手っ取り早いでしょう。

 

幼虫の場合は、被害にあう前に1つずつ手で取り捕殺してください。

袋に入れて潰すと、手も汚れず後片付けが楽ですよ。

 

結局地道ですが、これが一番効果ありますね。

 

早朝に近くにある木を揺らす

成虫は木に止まるので、朝一のコガネムシの動きが鈍いうちに、木を揺らすと落ちてきます。その隙を狙い捕殺しましょう。

 

トラップを仕掛けて駆除する

成虫はトラップを仕掛けるだけで、意外とすぐ捕まるんですよ。

市販のトラップも売っていますが自家製で作る事も出来ます。

 

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簡単に作れるので、自家製トラップ作り方の作り方を紹介しますね

 

ペットボトルトラップ
  1. 表面がつるつるしてるペットボトルの上部分を逆さまにして切る。
  2. 上部分の飲み口を下にして、切った下のペットボトルに差し込む。
  3. 取れないようにガムテープで固定する。
  4. ≪日本酒.お酢,砂糖,果汁100%ジュース≫を同じ量入れます。

 

近くの木などにぶら下げておくとコガネムシが取れますよ。

 

牛乳パックトラップ
  1. 牛乳パックを青いペンや青いフィルムなどで青く覆います。(コガネムシは青が好き)
  2. 4面あるうちの両サイド2面に大きく窓のように四角く穴をあけます。
  3. 清酒200cc,砂糖200g,米酢きな粉400g,ダイアジノン粒剤100g≫全て混ぜ合わせ、牛乳パックに入れます。
  4. 設置場所は“地上から5m程度”のところにつるしてください。

 

匂いにつられてコガネムシが取れます。

 

今回2つのやり方を紹介しましたがまだまだ方法はあると思います。

家庭にあるもので、工作のように作れるので作るのも良いですね。

 

 

作るのが手間だなと感じたら市販トラップも検討して見てください。

 

 

フェロモントラップ ニューウィンズパック

組み立てて、付属の紐でつるすだけなのでとても簡単です。

 

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しっかりした作りでいかにも効果がありそうです!

 

また、コガネムシの駆除法に農薬を使う方法もあります。

コガネムシの駆除に効果がある農薬は沢山あります

 

コガネムシ駆除 農薬を使うメリット

代表的なモノ3つは下記の通り

 

  • ダイアノジン
  • オルトランDX
  • 椿油

 

それぞれ違った特徴があります。

 

ダイアノジン

さつまいもの周りの地中に混ぜ込み使います。

この農薬に成虫や幼虫が触れると死んでしまう強い農薬になります。

 

オルトランDX

さつまいもの根本に撒いて水やりをすることで地中まで農薬がいきわたります。

それをさつまいもが根から吸い上げることで、根が美味しくなくなり幼虫が根を食べることを防ぎます。

 

椿油

ツバキのみを加工してサボニンという成分を含ませたものです。

さつまいもの周りの地中に混ぜ込むことで成虫や幼虫を殺す役割がありますが、同時に、良い土にいると言われるミミズも死んでしまうので注意が必要です。

 

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また農薬を使ったときの人間への影響はあるのかという疑問ですが、「適正に使用された農薬は人の健康に影響することはありません」

 

農薬というと、「毒」というイメージがありますが、農家さんでは日常的に使われている事もありしっかりと洗い流され出荷されているので特に害を与えるという事は無いんですよ。

 

人間のインフルエンザワクチンのようなものですね。

 

野菜などに付着している農薬は多少ついていても、日常に摂取する農薬はごく一部であり有害な影響の出るリスクが現実問題にならないよう低く抑えられています。

結論、農薬を使ったら毒という事はなく、安全で美味しく食べられるんです。

 

 

他にもサツマイモにつくとされる害虫とは?

 

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コガネムシ以外にもサツマイモには害虫が沢山つきます。

 

  • ナカジロシタバ
  • エビガラスズメ
  • イモキバガ

 

これでも一部ですが良くつく害虫なので紹介します。

 

ナカジロシタバ

幼虫や、若い年齢の成虫は若い葉っぱや、つるの先を好んで食害します。

成長に連れて、葉っぱにも影響を与え、葉柄、葉脈を残して食い散らかします。

 

若い年齢の成虫は薬剤がとてもよく効くため薬剤を散布するのが良いでしょう。

この時確認するのは、葉が食害の影響を受けているかどうかで判断してくださいね。

 

エビガラスズメ

若~中齢期の成虫は葉の裏側から食害していきます。

成長につれ葉脈を含めたすべての葉を食い尽くす強敵でもあります。

食害痕の地表部には大きな糞や、1㎜程度の青緑色の卵を産み付けるのも特徴です。

 

薬剤を散布して防除を行います。

 

イモキバガ

幼虫が葉を折り曲げたり撒いたりして葉の内側の潜みます。

内側から葉っぱを食害し、穴があくまで食べきります。

 

穴が開いた葉っぱは次第に枯れてしまうので注意が必要です。

 

基本的に撒いてある葉っぱを見ればわかるので、手で捕獲をします。

捕獲した後は捕殺をしてください。

 

よく動きますので注意をして、捕殺の後は薬剤散布をします。

 

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気を付けたいサツマイモの病気

 

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サツマイモを育てるときに注意してほしいのがサツマイモの病気です。

人間のようにサツマイモにも様々な種類の病気があります。

 

  • 黒斑病
  • 帯状粗皮病
  • 立枯病
  • つる割病

 

 

どの病気も比較的、なりやすいので1つずつ紹介します。

 

黒斑病

症状は、サツマイモに黒い斑点や病斑が出ていることです。

 

収穫後や、土壌中のイモに発生することが多く、始めは緑色の斑点が出ます。

病気が進むと黒い斑点に変わり毛のようなカビが出るのも特徴です。

 

害虫やネズミなどによる、塊根の食害から感染し発病することが多いです。

 

対策として、苗や種イモは熱湯消毒(47~48度)で苗は15分、種イモは40分殺菌してから植えるのが効果的ですよ。

 

帯状粗皮病

収穫時のサツマイモに帯状のしま模様のひび割れが生じます。

 

“モモアカアブラムシ”によって「サツマイモ斑紋モザイクウイルス」の毒が付いてしまったのが原因になります。

 

アブラムシの侵入を防虫ネットで徹底的に抑え、ウイルスフリー苗を使うとよい。

 

立枯病

育成不良となり、葉が黄色や紫色に変化する。

発生すると1か月ほどでほとんどの株が枯れて死んでしまう。

 

土壌中に生息する細菌の一種によって引き起こされる。

高温・乾燥の条件下で発病がされるので気を付けてくださいね。

 

発生を防ぐには、過度の石灰資材の使用を控え、土壌PH5,5以下に管理をすることが大事です。

 

つる割病

名の通り、ツルが割れてしまい発育不能になります。

土壌中の糸状菌の発生で引き起こされ、種いもで伝染する恐ろしい病気です。

 

農薬を使った植える前の苗の消毒が非常に効果があります。

 

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サツマイモを上手に育てるための方法

 

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サツマイモは多くの方に人気のある美味しい食べ物です。

サツマイモを上手に育てるコツは「水はけのよいやせた土地で育てる」ということです。

 

栽培時期は5月中旬に植え付けをし、10~11月に収穫をします。

美味しいサツマイモを収穫するためには植え付けから収穫まで手をかけてあげることが大意地です。

 

 

サツマイモの苗を買う

ホームセンターや種苗店などに売られている為比較的購入しやすいです。

選ぶポイントは“葉の色が濃い”“茎が太い” こちらが大事です。

 

土づくり

日光・通気性が大事なので栽培する土をしっかりと確認してください。

植え付けの1週間位前に土を耕し、幅45cm程の畝を作ります。

 

肥料

肥料が多すぎるとツルばかり伸びたり、害虫が寄ってくる危険性もあるので「肥料は最低限」で育てるようにしましょう。

 

イモの肥大にはカリ成分というものが関係してくるので“草木灰”を多めに入れると甘味にもつながりお勧めですよ。

 

植え付け

横の幅が30センチくらいになるように穴をあけ、深さ10cmくらいの穴をあけます。

穴の上に寝かせるように苗をおき、上から土をかけてあげます、この時3,4本の苗を植えるのがポイントです。(塊根ができるように)

 

土が乾いている場合はたっぷりのお水をあげて植え付けは終わりです。

 

株が成長し、伸びてきたら“葉の付け根部分からツル”を出します。

サツマイモは根に養分が蓄積しています。

 

ほおっておくとツルにもイモが付き養分が離れてしまうのでそれを防ぐためにも“ツル返し”という物をしなければなりません。

 

ツル返しとは、ツルを引き上げ土から根をはがし反転することです。

ツルから伸びた根をはがしひっくり返し葉の上にのせておいてください。

 

※根を出したツルを見つけたらその都度ツル返しをする。

 

 

サツマイモの収穫方法

 

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サツマイモは通常、植え付けから120日ほどで収穫の期間に入ります。

収穫のコツは下記の3つ

 

  1. 株の根本でツルを切り、イモを傷つけないようにスコップで回りを掘り返して収穫をしてください。
  2. 掘ったイモは、並べて日光に当て乾燥をさせてください。
  3. 乾燥後、保存や、調理をするとおいしく食べることができますよ。

 

上記の2.で説明している通り、掘ったイモを乾かす必要があるため必ず“晴れた日の午前中”にやってくださいね。

 

 

収穫してすぐは甘くない!?サツマイモをあま~くする方法

 

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収穫したサツマイモは調理をして食べますがどうせなら甘い方が嬉しいですよね。

サツマイモは土から出した後、少し追熟させると甘くなります。

 

収穫してすぐは、2~3時間程日光に当ててあげるとでんぷんが糖に変化するため甘く食べることができます。

 

また、サツマイモには“アミラーゼ”という成分が含まれているので、収穫してから1~2週間常温で保存すると、アミラーゼが働き麦芽糖になり、更に甘みが増すので試してみてくださいね。

 

 

まとめ

 

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甘くておいしいサツマイモの根につくコガネムシの幼虫は、虫がついてからの対処よりも事前の対策が大事になってきます。

 

サツマイモを植え付けてからは、1匹ずつ掘り起こして捕殺するか、殺虫剤を使用するしか対処する方法はありません。

 

植え付ける前に、トラップなどを使用して成虫を駆除するようにしてください。

フェロモントラップや、ペットボトルでトラップを作って事前に対処するようにしてください。

 

収穫後は甘いイモにするために必ず追熟をしてくださいね。

するとしないとでは全然甘さが違います!

 

しっかりとした害虫対策で、ぜひおいしいサツマイモを楽しんでください!