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カセットコンロで揚げ物は危険?気をつけることとは?

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カセットコンロでの揚げ物ですが、その特性を理解して使用すれば上手に揚げる事ができますよ。

 

気を付けなければいけないのは、

 

  • 火力の細かな調整がしづらいこと
  • 平らな調理台にコンロを設置する
  • なるべく少ない油をつかう
  • 一気に具材を入れすぎない

 

などなど、どれも少し注意すればそんなに手間になることはありませんよね。

 

IHや、台所のガス台のような高火力はありませんから、上手に運用をしないと揚げ物の仕上がりがベチャっとなったりするのでしっかりポイントを押さえてください。

 

私もよくキャンプの際にカセットコンロを持参して、仲間と一緒に串揚げを楽しんでいるのですが、家だけでなく外でも揚げ物を楽しむことができるので、上手に使えるとカセットコンロは楽しいですよ♪

 

ぜひカセットコンロを使って揚げ物を楽しみたい!、キャンプにBBQにカセットコンロを使って食事の幅を広げたい!なんて思っている方は最後まで目を通してみてくださいね

 

 

カセットコンロで揚げ物はできる?

 

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カセットコンロでの揚げ物は可能です。

 

卓上だと揚げたてをその場ですぐ食べることができますし、野外で使用することも出来るので油の飛び散りや飛んだ油の後処理を気にしなくていいので便利ですよね。

 

さらにカセットコンロは直火で油を高温にすることができます。

 

そのためIHといった電気で鍋を熱するタイプよりもカラッと揚げることが出来ますよ。

 

細かい設定や管理方法がない分、気軽に使えるカセットコンロですが特に揚げ物は高温・加熱時間が長い状態になりがちなので火災や事故に繋がりかねません。

 

注意すべきポイントを押さえることで安全に揚げ物を楽しめます。

 

 

カセットコンロで揚げ物をする際に気つけること

 

 

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どこでも直火で調理ができるのがカセットコンロのメリット。

 

家のキッチンのビルドインコンロと違って簡易的で誰でも扱いやすいのもメリットです。

 

そんなカセットコンロにもいくつか注意点がありますのでご紹介していきます。

 

まず、火力の細かな調整ができません。

 

弱火から強火などの火力調整は手動で火の強さを見ながら調整する必要があります。

 

そのため強い火力でずっと熱し続けていれば、高温になりすぎてしまい自然発火の可能性もあります。

 

自然発火については油を中火にかけてから20~30分程度放置すると発火に至ってしまうという実験結果もあります。

 

ちょっと調味料を取りに行く、洗い物を隙間で済ませようなどすると20分って結構簡単に経過してしまいますのでコンロから目を離さないようにしましょう。

 

また、逆に火力が弱い状態だと料理の仕上がりが悪くなってしまいます。

 

例えば火力が弱いままで揚げ物を調理すると、いつまでたっても揚げ物が揚がらないだけでなく必要以上に衣が油を吸ってしまってべちゃべちゃに揚がってしまうということもあります。

 

ビルドインコンロでは、高温になりすぎたときや長時間コンロに火が付いている状態だと安全装置が作動し、自動消火します。

 

カセットコンロではそういった機能もついていないため高温になっていても火は止まらないし、何十分も火がついた状態で放置されていてもガスボンベのガスが尽きるまでは延々と火が燃えています。

 

高温になりすぎたり長時間火がついた状態で考えられるリスクは発火です。

 

これは火で熱せられたことによって、カセットコンロ本体やその周りにあるものまで高温になってしまうことが原因です。

 

燃えやすい紙製のお皿やお箸も危険ですが、さらに大きな事故になる恐れがあるのは

コンロで使っているガスボンベです。

 

ガスボンベ自体が高温になることで破裂した場合、中のガスに引火して爆発を起こす恐れがあります。

 

それに屋外で使用する場合は、風の強い日だとコンロの火が消化してしまうこともあります。

 

気付かずにいるとガス漏れと同じ状態になってしまい、ガスコンロの風下で火を使ったり火花の散る作業をしているとそこにガスが引火して火災となってしまう恐れも。

 

どれも大事故に繋がりかねないため、怖いと思う人もいるかと思います。

 

ですがコンロの火から離れずに調理をしていれば上記のリスクはぐっと減ります。

 

調理中は他のことを同時進行で行うことは避けてくださいね。

 

 

カセットコンロで揚げ物をするコツとは?

 

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カセットコンロで揚げ物をする際は下記のことに注意しましょう。

 

 

  • 平らな調理台にコンロを設置する
  • なるべく少ない油をつかう
  • 一気に具材を入れすぎない

 

 

平らな調理台にコンロを設置する

炒め物などと違って、揚げ物はたっぷりの油をつかいます。

 

そのため、鍋やコンロが転倒してしまわないように平らで安定した場所を選んで調理するようにしてください。

 

テーブルなどは比較的どこでも安定しやすいので、調理台が水平になっているか分かりづらいと思います。

 

その場合には鍋の中に張った油が水平になっているかでチェックするとわかりやすいですよ。

 

 

なるべく少ない油をつかう

火力調整が難しいカセットコンロでは、鍋になみなみと油を入れない方がベターです。

 

最近では少ない油で揚げ物をする【揚げ焼き】という方法も多く利用されています。

 

揚げ焼きや揚げ物の具材が油にひたる程度のかさまでの方が油の温度を上げるのも早くなりますし、油の飛び散りが少なく調理しやすいですよ。

 

また油の量が多いと揚げ終えても油が冷めるまで時間がかかってしまい後片付けに時間がかかってしまいます。

 

とくにカセットコンロを使った場合は本体の掃除やガスボンベの取り外しなどキッチンで揚げ物をしたときよりも後片付けの工程が増えるので後片付けが苦手な人はあまり油を入れすぎないこともコツのひとつです。

 

 

一気に具材を入れすぎない、具材を小さくする

具材を入れることで油の温度が下がってしまいます。

 

とくに一度に大量にいれてしまうと一気に温度が下がってしまい一向に揚げ物が揚がらない、なんてこともあります。

 

温度の低下はビルドインコンロで行うときも同様に起こることですが火力調整が難しいカセットコンロでは適した温度まで再加熱するのに、より時間がかかってしまいます。

 

また、冒頭でお伝えしたように、低温で長時間揚げると油を吸いすぎてしまってべチャっと仕上がってしまい通常よりも時間がかかるだけではなく、美味しさも半減してしまいます。

 

対応策として、具材は5秒ほど間隔をあけて投入することや一口大など具材のサイズを小さめにして揚げることで温度を下げすぎずに調理することが出来ます。

 

 

そのほかにも、キャンプなどの野外では作業スペースが限られますのでコロッケなどのパン粉を付ける工程があるものや揚げた後にたれを絡める必要があるチキン南蛮のようなものよりも天ぷらや唐揚げ、串カツといった揚げるだけで完結するメニューを選ぶことで失敗や手間が減り、揚げ物をより楽しめますよ。

 

 

野外で揚げ物をする際におすすめのアイテムとは

 

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野外で使用する場合は火力が2.9kW以上で風よけがついているカセットコンロを選ぶと扱いやすいです。

 

アウトドア専門店などで野外に向いているコンロが販売されていますので上記のようなポイントも意識しながら選ぶようにしてください。

 

また鍋は高温にも耐性のある鉄製や銅製のものの方がいいでしょう。

 

キャンプ用品店には揚げ物専用の鍋も売られていますが他の調理でも併用できる鍋が良いという場合にはスキレットダッチオーブンなどといった重い鉄製の鍋を選ぶこともオススメです。

 

鍋自体が重いため、転倒の心配もなく安定して調理ができることや厚手なので温度が下がりにくく、管理がしやすいです。

 

熱伝導率が高く、軽量で扱いやすいアルミ製の鍋もありますが高温調理をする揚げ物だと変形や揚げ物が鍋底にくっつき、焦げ付く恐れがあるため向いていません。

 

ステンレス製も使えなくはないようですが温度調節に注意が必要になります。

 

揚げ焼きをする場合は別ですが鍋の形状も考慮するといいでしょう。

 

一人など少人数の場合は深くて口が狭い筒状のようなものの方が扱いやすく、少量を揚げるのにもピッタリですよ。

 

最後に、揚げ物が終わった後は、野外だと油の処理が困りますよね。

 

方法としては現地で処理して捨てて帰るか、処理したものを帰ってから廃棄するか、現地で使いきることになります。

 

現地で処理する場合は、100均などでも売られている市販の凝固剤や、持参した新聞紙などに油を染み込ませたものを捨ててください。

 

ただし、現地にゴミ捨て場があって油の廃棄を許可している場合に限りますので注意してください。

 

帰宅してから廃棄する場合は同様に凝固させたり染み込ませたものを自宅で捨てるか、冷めた油をペットボトルなどに詰めて持ち帰り、後日ご家庭で料理をするときに炒め油などとして使うことで消費することが出来ます。

 

現地で使い切る場合は、燃料として使う方法とキャンドルなどに再利用する方法があります。

 

燃料にする場合には少量ずつ様子をみながら油を火にくべることで燃料として消化できます。

 

再利用する場合は油石鹸などいろいろと方法がありますが一番手軽なのはキャンドルにすることです。

 

キャンドルを作るには、専用の凝固剤や芯になる糸などを持参する必要がありますが、宿泊キャンプの際には灯り替わりにもなってエコですよ。

 

別の記事でキャンドルの作り方を簡単にまとめていますのでよかったらそちらを見てみてください。

 

 

まとめ

 

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カセットコンロは、使い方を間違えなければとても便利で、揚げ物も問題なくできるということがわかりましたね。

 

気を付ける点は下記の通り、

 

  • 火力の細かな調整がしづらいこと
  • 平らな調理台にコンロを設置する
  • なるべく少ない油をつかう
  • 一気に具材を入れすぎない

 

この記事で説明した内容に注意して、カセットコンロを運用しましょう。

 

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私たちの使い方次第で様々なことができますから安全面に気を付けて運用していきましょう!