揚げ物をした後についてしまう部屋の匂いを消す方法は、やはり一番は換気ですがその他にも、下記の方法が効果的です。
- 換気する
- 消臭剤を使用する
- キッチンなど洗える場合は掃除する
- 洗濯をする
- 重曹水をスプレーする
もちろん、上の揚げ物後の対処も大事なのですが、今回調べてみたら揚げ物前の準備もかなり効果があることがわかりました。
揚げ物の匂いをつけにくくする対策としては下記の方法を試してみてください。
- 換気扇を回して、キッチンの窓を1か所開けておく
- 他に繋がる部屋のドアを閉めておく
- 空気清浄機をつかう
- 揚げ物が終わり次第、油の蒸発を防ぐ
やるとやらないとでは、揚げ物臭の残りが断然違いますので我が家では取り入れることにしています。
ボリュームがあってご飯が進む揚げ物ですが、自宅で揚げ物をするとなると手間がかかったり、しばらく揚げ物の匂いが残るというのが気になりますよね
この記事では、揚げ物をした後の部屋の匂いにフォーカスを当てて下記の事について詳しく解説しています。
- 揚げ物臭の消臭方法
- 揚げ物をすると匂いのつきやすい場所
- 揚げ物臭を抑える予防策
事前、事後の対策をするようにして、揚げ物臭漂うお部屋にならないように、この記事で対処法を学んでみてくださいね。
揚げ物臭の消臭方法とは?
揚げ物でつく匂いを消す方法はいくつかあるのですが、下記の方法が効果的です。
- 換気する
- 消臭剤を使用する
- キッチンなど洗える場合は掃除する
- 洗濯をする
- 重曹水をスプレーする
1つずつ紹介しますね。
換気する
シンプルな方法が換気です。
用具も薬品も不要なので最初に試してみてください。
ただ窓を開けるだけでも効果はありますが、極力2か所の窓や換気扇を使って風が流れるようにしましょう。
そうすることでより空気が循環されて換気が進みます。
消臭剤を使用する
置き型のものもありますが、揚げ物の匂いなど、ピンポイントな場合は消臭スプレーを使用する事でより早く消臭することができます。
消臭スプレーには衣類用、空間用など用途が分かれているものがあるので、匂いが気になるのがソファやカーテンなら衣類用を選ぶ、など対象物に合わせたスプレーを使用すると効果的です。
噴射するときのミストがなるべく細かいものを選ぶのもポイントです。
ミストが細かい方が広範囲に均一に噴射できます。
逆にミストが粗いと粒子自体が重いため、消臭したい対象物へ届く前にミストが下に落ちたり、一か所にたくさんミストがかかるため効率が悪いです。
洗濯をする
カーテンやソファカバーが外せる場合は、思い切って洗濯してしまうのも手です。
消臭スプレーもご紹介しましたが、スプレーだと匂いを取り除くだけで付着した油分は除去できていない状態です。
そのまま長いことおいてしまえば、油染みが出来てしまう可能性もあります。
洗濯機でしっかり洗うことで、匂いだけではなく染みの発生も回避するこができますよ。
キッチンなど洗える場合は掃除する
キッチンが匂うときは換気扇や、キッチンまわりの壁紙、床に油が飛び散っていることが原因の場合が多いです。
飛び散った油は時間が経ったことで酸化が進むので、消臭にはアルカリ性の洗剤で落とすと良いでしょう。
食器用の洗剤は中性なのであまり効果がありませんが、年末の大掃除などに使う油汚れや、ガスコンロ用の洗剤がアルカリ性の洗剤なので使ってみてください。
重曹を使う
方法はそのままかけて使う場合と、水に溶かして使う2パターンがあります。
カーペットなど、洗うことが出来ない布物には、重曹をそのまま振りかけてしばらく置いておき、掃除機で重曹を吸い取ることで消臭することができますよ。
重曹水は、カーテンやソファなどの布類にふきかけて使うので、消臭スプレーと同じ使い方になります。
作り方は200mlの水に対して、小さじ2杯程度の重曹を混ぜ合わせることで完成します。
薬品ではないので環境にも優しく、コストもあまりかかりません。
「消臭スプレーを切らしてしまった!」なんて時に代用品として使うことも有効ですね。
注意点としては、重曹を入れる量は小さじ2杯以上入れないようにしてください。
重曹は水に溶けにくい性質なのもそうですが、あまり濃度が濃いと水分が蒸発した後に
白い粉が浮いて残ってしまうことがあります。
人体に被害の少ない重曹ですが、清掃用の重曹は食用とは異なるため、子供やペットが口にしてしまった場合体調を崩す原因になりかねません。
濃度の比率さえ守って使用すればとても便利なので、最初の重曹水を作る工程だけ注意してください。
揚げ物をすると匂いのつきやすい場所
揚げ物をした後に匂いが付きやすいのは主に、換気扇や壁紙、天井、床、背面にある食器棚・家電、といったキッチンのコンロまわりです。
そのほか布物には油の匂いが付きやすいのも特徴です。
油の成分は壁紙のように表面に凹凸のあるものや、布製品のような繊維類に付着しやすい性質を持っています。
そのためカーテンやぬいぐるみ、ソファなど、部屋の多くのものが対象になってしまうため、全体的に揚げ物臭さが残ってしまいます。
なぜ揚げ物をするとあんなに匂いが付くのか
匂いが充満しやすいのは調理中に、飛び跳ねる油と、高温で調理する方法が要因です。
揚げ物は必然的に100℃を超える高温調理が必要です。
高温になった油は気化し、空気中に漂うようになります。
こうして気化した油は換気扇や、さまざまなものに付着するようになります。
さらに付着した油が空気に触れることで酸化していき、油特有の臭いにおいを放つようになります。
これが匂いが付きやすい一番の原因で、炒めるなどといった他の調理方法に比べて、匂いの染みつきを強く感じてしまう理由です。
揚げ物臭を抑える予防策
予防法はいくつかありますが、手軽にできるものを挙げてみました。
- 換気扇を回して、キッチンの窓を1か所開けておく
- 他に繋がる部屋のドアを閉めておく
- 空気清浄機をつかう
- 揚げ物が終わり次第、油の蒸発を防ぐ
こちらも細かく紹介していきます。
換気扇を回して、キッチンの窓を1か所開けておく
揚げ物をする際は、即座に匂いを排出してしまうのが一番効果的です。
高温の気化した油は上へと上がっていきますので、天井を伝って充満してしまう前に換気扇で匂いを排出させ、さらに換気を効果的にするために、キッチンの窓を1か所空けておきましょう。
換気扇で空気の出口を作りましたが、さらに窓を開けることで空気の入り口を作ることができます。
こうすることで空気の通り道が出来るようになるので、空気が循環し、匂いがこもる・充満することを防ぐことができます。
ただし、換気扇の排出口に近い窓を開けると、せっかく排出した匂いが家の中に戻ってきてしまいます。
できれば排気口と対面している、少し離れた位置にある窓を開けるようにしましょう。
他に繋がる部屋のドアを閉めておく
キッチンに繋がっている部屋のドアを閉めることで、匂いが分散されるのを防ぐことができます。
自分が気を付けていても、家族が隣の部屋や廊下につづくドアを開けっ放しにしていて、家全体が臭くなるということは割とよくありますので、注意してみてください。
空気清浄機をつかう
空気清浄機をキッチンで使うことで、揚げ物をしながら消臭活動を開始することも手です。
機種によっては消臭モードがついているものもあります。
直接的に匂いを除去してくれますので、こういった機能がついている場合はぜひ有効活用してみてください。
揚げ物が終わり次第、油の蒸発を防ぐ
油の蒸発と酸化は、揚げ物が終わった後も鍋や飛び散った油から続いています。
そのため、できれば揚げ物が終わったら、食べるよりも先にバットやトングなどの調理器具を洗ってしまいましょう。
鍋の中の油は揚げたてだと高温で危険ですので、処理することはまだできないと思いますが、新聞紙でくるんだ鍋フタで鍋に蓋をすることで匂い対策になります。
直接、鍋に蓋をしてしまっても問題ありませんが、新聞紙でくるむことで鍋の内フタに水蒸気が溜まるのを防ぎ、油に水分が落ちてしまわないようにできるのでオススメです。
併せて知っておきたい生活臭の原因と対処法
汗や食べ物の匂いなどで起きる生活臭。
なかなか自分の家の中だとニオイに気づけず管理がしづらいですよね。
中でも代表的なものの原因とその対処法をご紹介します。
台所
多くはシンクの排水口から上がってくるニオイと、生ごみのニオイです。
排水口のニオイは、雑菌などによるヌメリが原因です。
こまめに生ごみポケットや、トラップなどの排水口の周りを洗うことで、ヌメリの発生を防ぐことができます。
洗う頻度としては、週に2,3回で良いでしょう。
梅雨や夏場などは、普段よりも雑菌が繁殖しやすいため、2日に1回洗うようにするとより安心です。
また生ごみポケットに、丸めたアルミホイルを2つくらい、入れておくことでアルミによる抗菌作用がはたらき、雑菌の繁殖を防ぐことができますよ。
生ごみには重曹を、大さじ1杯程度一緒に入れて口を閉じたり、乾燥させた出がらしのお茶っ葉や、コーヒーの粉をゴミ袋に一緒に入れて捨てることで消臭できます。
生ごみも雑菌の繁殖が匂いの原因ですので、乾燥させてから捨てるという方法もあります。
専用の家電機器で乾燥させるのですが、匂い対策だけではなく省スペースでごみをまとめることができるので検討してみてください。
また、雑菌の繫殖を防ぐということで、生ごみをゴミ捨ての時まで冷凍庫で凍らせてしまうという方法もありますが、これは好みが分かれるのと
ゴミ集荷に来る頃には解凍されていますので、水浸しになって自治体やゴミ収集者に
迷惑がかからないよう、捨てる前の配慮が必要になります。
玄関
玄関は靴や靴箱のニオイが一番気になりますよね。
これには置き型の消臭剤や芳香剤を使うことで、ニオイをおさえることができます。
靴箱専用のものも売っていますので、それを置いた方がより効果がありますよ。
また重曹を粉のまま、口の広いビンに入れて置いておくことで
手作りの置き型消臭剤にもなります。
靴箱のニオイはこもることで悪化しますので、靴箱を開けてこまめに換気することも大切です。
ニオイの発生源である靴そのものも換気することで、靴の中の湿気が弱まり、嫌なニオイが軽減します。
履いたら定期的に陰干しするのも効果的ですのでオススメです。
トイレ
トイレも消臭剤などを利用することでニオイを軽減させますが、掃除の仕方でニオイの発生を抑えることができます。
便器のフタや便座の裏、壁や床に飛び散った尿や水がニオイの発生源です。
ですので、こちらを重点的に掃除しないとニオイの予防にはなりません。
そのほかにもウォシュレットノズルなど、細かいところも月に1度程度は掃除することで
嫌なニオイがぐっと減りますよ。
ペット臭
家族の一員であるペットから出るニオイの正体は、「体から出る獣臭」と「排泄物による臭い」の2つです。
人間同様、動物も汗をかくので体臭がでます。
その状態でソファに乗れば、ニオイがついてしまうのは当たり前ですよね。
汗をかいた人間と一緒です。
洗い替え出来るソファカバーを使ったり、ペット専用のスペースを設けることで部屋全体にニオイが充満しづらくなります。
また特に体臭が目立つ犬の場合は、シャンプーを定期的にしてあげることもペット臭の抑制に効果的です。
排泄物のニオイについては、トイレシートなどをこまめに交換することに尽きます。
もしもトイレ以外で粗相をしてしまった場合は、なるべく早く拭き取ることでニオイの染みつきを防ぎましょう。
まとめ
今回は揚げ物の匂いについてフォーカスを当て対策を説明しました
揚げ物をあげる前には、
- 換気扇を回して、キッチンの窓を1か所開けておく
- 他に繋がる部屋のドアを閉めておく
- 空気清浄機をつかう
と言った対策をするようにしてから、揚げ物後は油が気化してあちこちに匂いが付いてしまう前に鍋に蓋をしてしまいましょう。
その際は、蓋が熱で傷まないように新聞紙でくるむのが良いというのがポイントでしたね!
鍋に蓋をした後は、速やかに下記の対策をする事で嫌な匂いの充満を防ぐことができます
- 換気する
- 消臭剤を使用する
- キッチンなど洗える場合は掃除する
- 洗濯をする
- 重曹水をスプレーする
匂いは飛び散った油と共に残ります、また残ることで酸化してより嫌な匂いに変化します。
可能な限りにおいの元を除去してあげる事で、嫌な匂いが減りますよ。
来客時に匂いが残っていると、「お昼は揚げ物だったんだな」などと思われていないか不安なんですよね
我が家も揚げ物が大好きで、カセットコンロを使って串揚げなどを楽しんでいます。
揚げ物だけでなく、お家で楽しんでいたタコ焼きなども同じ理由でにおいが残ってしまうので今回調べてみた内容で、揚げ物の前と後、にしっかりと対策して匂いを残さないようにしようと思います!