子育ての悩みNo.1?わがままな子供との付き合い方【HSCとは】
子どもが言うこと聞かず、わがままを言ったり
駄々をこねたり…
子育てをしていると、よくある光景ですよね(笑)
「これはイヤだ!こっちがいい~!」
「ママこれ欲しい!!買って!!
買ってくれなきゃイヤだぁぁぁぁ~!」
「もっとゲームする!!!
やだやだもっとゲームしたいぃぃぃ!!!!」
はい、我が家もこんな感じです。
現在、7歳、5歳、2歳の子育てに奮闘中なのですが
それぞれが自己主張してくるので
母はお手上げ状態です…(笑)
しかし、子育てをしていく中で
“わがまま”にはいろんな意味が
隠されているのだということを発見したのです。
きっと、子育てをしている方の中には
「将来このまま、わがままな大人になったらどうしよう…」
「自己中心的な人間になってしまわないかなぁ…」
など、心配になりますよね
でも、問題ありません。
今子どもが発しているわがままは
成長過程で必要なことなのです。
この記事では、子育て経験から学んだ
子どものわがままのとらえ方をお伝えしていきます。
独自の視点ではありますが
同じように子どものわがままに悩んでいる方に
少しでもお役に立てたらうれしいです。
子供のわがままによってママのイライラは最高潮?!
我が家でよくあるわがままのパターンを紹介します。
例えば、食事の時…
《末っ子の場合》
私 「ごはんの時はお水かお茶飲もうね~」
娘 「いやだ!!牛乳がいい!!
牛乳じゃなきゃイヤだぁぁ!!」
そして、泣き叫び大暴れ。
ひどい時にはテーブルのごはんをひっくり返したり。
もう、泣きたいのはこっちだよって感じです(涙)
《次男の場合》
私 「ごはんできたよ~!たべよ~!」
次男「えぇ~この野菜食べれない。変な味するから無理~」
私「文句言うなら食べなくていい!!
せっかく作ったのに変な味とか言うな!!」
母、ブチ切れです(…のちのち反省)
《長男の場合》
例えば寝るとき…
長男 「ねぇねぇ、足マッサージして~」
私 「え~赤ちゃんじゃないんだから、自分で寝れるでしょ。」
長男 「マッサージしてくれないと寝れないぃ~!!
無理ぃ~!!!」
そして半べそでグズりだす7歳…(笑)
これは我が家のごく一部のシーンなので
まだまだいろいろなパターンがありますが…
こんな様子で、わがままがくり広げられています。
子育てはいかにラクするか!?とらえ方のコツ3選
子どもたちのわがままを受け止めていく中で
あることを発見しました。
ここでは、子育てが少しラクになる
わがままのとらえ方を3つお伝えします。
①発達上、まだガマンができない時期なのだと受け止める
②子どもの気質によっては
単なるわがままじゃない場合もある
③甘えたい、かまってほしいというメッセージの時もある
ひとつずつ、具体的に説明しますね。
①発達上、まだガマンできない時期だと受け止める
2歳~3歳、イヤイヤ期真っ盛りの頃は
まだガマンするということができません。
自分の意見を何が何でも
通さなければ気が済まない時期なのです。
意見をゆずるなんてことも、もちろんわからないことです。
しかし、親が何でも
望みを叶えてあげるということではありません。
「そうだよね。それがしたかったんだよね。」
と、子どもの気持ちに共感しながらも
でもダメなものはダメだということを
きちんと伝えることがポイントです。
気をつけなければならないのが
親が日によって言ってることが違ったりすることです。
そうすると、子どもも混乱してしまいますよね。
一貫してルールをつらぬくことが大事です。
この時期は、何度も何度も
根気よく伝えるしかありません。
でも、そうすることによって
この場面ではガマンをしなくちゃいけないんだと
苦しみながらも経験していきます。
今はなかなかむずかしくても
発達と共に少しずつガマンできるようになっていきますよ。
②子どもの気質によっては
単なるわがままじゃない場合もある
しょっちゅう食べるモノにケチをつけてくる次男…
なんてわがままなんだろうと、私も頭を悩ませていました。
2、3歳ならまだイヤイヤ期もあり
納得できるのですが、もう5歳
しかし、あることに気づきました
それは、次男はひといちばい敏感な気質を持っている
HSC(Highly Sensitive Child)
だということがわかったのです。
HSCの特徴としては
味やにおいに敏感なので、食べられないものも多かったり、
肌にも敏感でちょっとチクチクするだけでも
ものすごく不快に感じてしまったり。
集団生活でひといちばい刺激を受けたり気をつかうので、
疲れやすいということがわかりました。
これらは、生まれ持った気質によるものなので
単なるわがままとは違うのだということを知りました。
そのことがわかってから、私も次男が発する主張に、
できるだけ優しく受け止めることができるようになりました。
ひといちばい敏感な気質を持っている子は
5人に1人の割合でいます。
次男のように、ちょっと特別な気質を持っている子は、
単なるわがままではない場合があります
お子さんのタイプを知ることで
声かけや接し方がわかることもあります
お子さんをよく観察してみてくださいね。
③甘えたい、かまってほしいというメッセージの時もある
長男が「マッサージして~」という時。
その言葉の奥に隠れているのは、
“甘えたい、かまってほしい”というメッセージなんですよね。
“もっと甘えたいけど、下の子にママを取られている”
“かまってほしいけど、ママは忙しい”
子どもも寂しい思いをしているんですよね。
私もそのことに気づいてからは、できるだけ
一対一の時間を作り話をしたり、
向き合う時間を増やすよう心掛けています。
“自分はちゃんと愛されてるんだ。”
そう感じることで、子どもの心も満たされ、わがままも落ち着いてくるのです。
子どもがわがままを言いだした時には
より安心感を与えることをおすすめします。
まとめ
私自身も子育てを経験していく中で、わがままと言ってもいろんな意味が含まれているということを学びました。
・2~3歳児のわがままは
発達と共に、落ち着いてくるということ。
・生まれ持った気質によって生じる
仕方のないわがままもあるということ
・子どものわがままは、甘えたい、かまってほしい
というメッセージがあるということ
子どものわがままは、単にママを困らせる
イライラさせる行動というわけではなく
子どもの成長の現れや、大切なメッセージなのです。
気持ちに寄り添って、子どもが発信するメッセージを
大きく受け止めていきたいですね。