2020年5月25日をもって「マイナンバー通知カード」が廃止されました。
それに伴い、マイナンバーカードを作成した方が良いのだろうか?と気になってはいるけれど実際にはまだ作っていないという方も多いのではないかと思います。
私もその1人です。
マイナンバーカードを作ることのメリットがよく分からなかったので調べてみました。
現時点で挙げられるメリットは6つほどあるようです。
まず1つ目です。年金の手続きなどをする際、マイナンバーの提示が必要になります。
通知カードは今後、券面事項に変更があった場合は使えなくなるのでマイナンバーカードがあった方が手続きが必要になったときとても便利です。
2つ目は免許証やパスポートと同じように公的な本人確認書類になることです。
交付手数料無料で取得できるので免許証やパスポートを持っていない人は特にあるといいと思います。
3つ目はわざわざ市区町村に出向かなくても住民票の写しや印鑑登録証明書の書類が家の近くのコンビニでとれるようになることです。
これは本当に助かります!夫が頻繁に転勤になるので何度も手続きをしてきましたが、とにかく待ち時間が長いのが苦痛でした。コンビニで取得できるサービスはありがたいですね。
4つ目は行政手続きをオンライン上で行えることです。
毎年確定申告を自身で行なっている方も会場に出向かなくて良いのです。
5つ目は、オンラインの口座開設に使えることです。
住宅ローンの契約などをオンラインで済ませる場合にこのマイナンバーカードが使えます。
6つ目は、私的には一番のメリットに思うのですが
マイナポイント利用で25%のポイント還元があります。
増税に伴い2020年6月末までキャッシュレス決済で5%還元されるキャンペーンがおこなわれていました。
これに代わる事業として9月よりマイナンバーカードを申し込んだあと、対象となるキャッシュレス決済を選択して買い物などをすると25%(上限5,000円)がポイントとして戻ってくるのだそうです。
現時点ではメリットは上記で述べたものになりますが、2021年3月には事前に登録することでマイナンバーカードが健康保険証として活用できる予定になっています。
また、2022年から運転免許証の管理システムが全国で順次、一元化されていくことが先日発表されましたね。
これにより運転免許証の発行・更新が全国どこでもできるようになるそうです。
そして、2026年には運転免許証とマイナンバーカードが1つになるという話もでています。
マイナンバーカードでできる事が増えているわけとは
政府がマイナンバーカードでできることを増やしている理由は、マイナンバーカードの普及率を上げるためです。
通知カードが廃止された現在も普及率は20%を切っています。
そもそもマイナンバーカードは行政の効率化を図ること社会保険料や税金の徴収漏れを防止することを目的として導入されました。
それなのに、未だ普及されていない状況をなんとかしたいと政府も必死なのでしょう。
気になるセキュリティとは?持ち運ぶうえで気をつけなければいけないこと
マイナンバーカードを作成するにあたり一番心配なのはセキュリティですよね。
マイナンバーカードのICチップには預金残高などのプライバシー制の高い情報は入っていません。
また、顔写真つきなので他人がなりすまして使う可能性は低いと思われます。
そうはいっても、今後さらにいろいろなことがこのマイナンバーカードに紐付けられるとなると持ち運ぶことに抵抗がありますね。
そういった方には「マイナンバーカード専用のスキミング防止カードケース」といったものも売られていますので利用してみて下さい。
ICチップのデータが読み取れなくなったり情報保護ができるシールがあったりとセキュリティが高められます。
また、法令に定められたもの以外がコピーをとることは禁止されている裏面には注意書きがしてあるのでそういう意味でもある方が安心できると思います。
万が一の盗難や、紛失に備えてできる対策はしておきたいですね。
まとめ
政府も本格的にマイナンバーカードの普及率を挙げていこうと取り組んでいます。
いずれ、マイナンバーカードを必ず持たなければいけなくなる日が来るのかもしれません。
新型コロナウイルスの特別給付金もマイナンバーカードを持っていた方はオンライン上で申請ができ、早急に給付してもらえていました。
このように便利になることは確かです。
セキュリティ面での心配はゼロではありませんがトータル的に見て魅力の方が多いのではないかと私は感じました。
オンラインで作成することもできるので近いうちにマイナンバーカードを作ろうと思います。