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紫陽花が枯れるのは根腐れが原因かも!その理由と対処法とは

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紫陽花の根腐れの主な原因は、

 

  • 水の与えすぎ
  • 土壌の水はけが悪い

 

のが大きな原因となり、これを改善することで元気を取り戻すことが多いです。

 

紫陽花は梅雨に咲く花だから、雨や水が好きなんじゃないの?と思いますが、与えすぎてしまうとさすがの紫陽花も根腐れしてしまいますので、その場合きちんとした対応が必要です。

 

元気がなくなってきて、根腐れの初期段階であれば十分元気を取り戻すこともできますので正しい対応で紫陽花に元気を取り戻してもらいましょう!

 

この記事では、中学生の頃より早20年以上、庭で紫陽花を育てている私が、

 

  • 根腐れする理由と対処法
  • しおれてしまった際の対処法
  • 注意したい病気と害虫について
  • 紫陽花の特性
  • 紫陽花の植え替えと、増やすコツ

 

をわかりやすく解説しましたので、紫陽花のトラブルで困っている方や、これから紫陽花を育ててみたい方には参考になると思います。

 

ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。

 

 

紫陽花の根腐れする理由と対処法とは

 

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紫陽花が根腐れするのは【水の与えすぎ】と【土壌の水はけが悪い】ことが大きな理由として挙がります。

 

そもそも梅雨時期に花が咲くため、雨など水を好む植物です。

 

しかし水を好むからといって常に土がひたひたになるほど与えたらいいというわけではありません。

 

水の与えすぎや、水はけが悪い土壌で育ててるために、根っこの周りの水分が必要以上に滞留してしまっている状態となると根腐れは起きてしまいます。

 

根腐れの初期症状として現れるのが「しおれ」や「枯れ」です。

 

しおれ・枯れてきている紫陽花が根腐れを起こしているかは、土が乾いているかどうかをチェックするようにしましょう。

 

土が湿っているのに葉に元気がない場合は根腐れを起こしており、根から水分を十分に吸い上げる力がなくなってきている証拠だからです。

 

とくに地植えの場合は注意が必要で、土の表面は乾いていても中は湿っていてまだ水分を含んでいることが多いです。

 

 

冒頭でもお伝えしたように、根っこが触れている土壌部分はまだ湿っているにもかかわらず地面が乾いているからといってさらに水を与えるのは与えすぎになるので注意が必要です。

 

育てている紫陽花に根腐れの症状が見受けられる場合は、慌てず下記の2つを試してみてください。

 

 

水を与えるのをやめ、土が乾くようにリセットさせる

5~7日程度で土が乾くようであれば土壌が原因ではないため一旦、土をしっかり乾燥させて環境をリセットさせましょう。

 

この時に、元気になってほしいからと肥料を与えないでください。

 

水分と同じように、肥料の養分も吸収することができない状態なので今はそっとしておくことが一番です。

 

もし鉢植えの場合はプラスして直射日光が当たらない半日陰のような場所に移動しておくとより良いです。

 

弱っている状態の紫陽花に直射日光は少し日差しが強すぎてしまいます。

  

植え替えをする

根腐れした場合で、鉢植えのものはもう一つ理由が考えられます。

 

それは【植えている紫陽花に対して鉢が大きすぎる場合】です。

 

鉢のサイズが合っていないと中の土が湿っている状態が長く続いてしまうため、根腐れにつながってしまいます。

 

このほかにも、地植えで数日おいても土が乾燥してこない場合は水はけが悪い土壌に植えてあることが根腐れの原因かも知れませんので、こういった場合には思い切って植え替えをするようにしましょう。

 

紫陽花の場合、春か秋に植え替えをすると負担がすくなくオススメです。

 

鉢の植え替えをした場合も半日陰のような場所においてしばらく様子をみてあげてください。

 

   

それぞれ試してみて、紫陽花が元気になってきたら、水を適度な量と頻度で与えるようにしてくださいね。

 

 

なんか元気がないな…しおれてしまった際の対処法とは

 

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根腐れの初期症状としてご説明したように紫陽花はしおれやすい花と言われています。

 

なので一度しおれてしまったとしても、落ち着いて対処することでまた元気になるので安心してください。

 

原因として考えられるのは以下の4つです。

 

・水の与えすぎ

・与えなさすぎ

・鉢の中で根詰まりしている

・環境の変化

 

それぞれ詳しく説明していきます。

 

水の与えすぎ、与えなさすぎ

根腐れの理由でお伝えしたように与えすぎると初期症状として、しおれてきてしまいます。

 

ですが純粋に水が足りないため、しおれてきていることもあります。

見極め方は土の中が乾燥しているかどうかです。

 

湿っていれば水の与えすぎ、根腐れの予兆なので水やりの頻度や量を減らしましょう。

 

乾燥していれば水が足りないということですのでもう少し頻度や量を増やしてみてください。

 

目安は乾いたら与える程度で十分ですが、開花時期なら朝晩2回ほどが適量です。

 

室内での栽培や梅雨時期のすぐれない天候のときなら1日1回程度でも十分なので土の状態も確認しつつ、参考にしてみてください。

 

鉢の中で根詰まりしている

根は水分を蓄えたり自身を支えるために根を張って伸ばしていきます。

 

鉢の中でも同様のことが起きているためもしかしたら根っこで鉢の中がぎゅうぎゅうになってる可能性があります。

 

このままだと水分や養分を吸収することができなくなり根腐れにつながってしまいます。

 

これは植え替えすることで改善できます。

 

 

環境の変化

お店から自宅に持ち帰ったり室内から屋外へ移動することによってしおれてしまう場合もあります。

 

たとえば、室内 ⇒ 半室内 ⇒ 屋外といった形でできれば徐々に環境を慣らせていくと紫陽花も環境の変化に驚くことなく順応してくれるでしょう。

 

また日差しが強すぎる場合もしおれてきてしまいます。

 

土壌内の水分が速いペースで枯渇してしまうことや日差しが強すぎて葉などが日焼けする場合もあります。

 

そもそも半日陰のような場所を好むため、場所にも注意してください。

 

 

根腐れ以外にも注意したい紫陽花の病気や害虫など

 

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紫陽花にも害虫がついたり、病気にかかります。

 

どれも専用の薬剤があるので対処することができますがそれぞれ、害虫と病気に分けてご紹介します。

 

害虫について

病気を誘発するリスクがあるのがアザミウマ・アブラムシ・カイガラムシです。

 

葉や茎、花と広範囲に定着しがちなのでこまめなチェックが必要になります。

 

グンバイムシハダニは葉につき、葉を白く斑点状に変色させてしまいます。

 

葉が白くなっている場合は葉の表裏を確認するとこれらの害虫がついているかもしれません。

 

グンバイムシのように葉につく害虫はほかにもいます。

 

ケムシ・シャクトリムシが代表的で、これらは葉を食べる害虫です。

 

葉に穴が開いていることや葉脈だけになっている葉があればケムシ類がいる可能性が高いです。

 

病気について

室内など風通しが悪かったり高温多湿な環境に置いておくと起きやすい病気が炭疽(たんそびょう)です。

 

葉や茎など場所を選ばず症状はでますが葉に出る場合は燃えた時のように中心が白~茶色く、外側に広がるにつれて黒く変色します。

 

また葉や花がうどんの粉をふりかけたように白くなりはじめたらうどんこ病にかかってしまっています。

 

ちなみに白い粉はカビです。

 

カビが繁殖していくと葉を覆って光合成を妨げ、成育不良の原因になります。

 

炭疽病もうどんこ病も感染している部分を切除することで伝染が防げます。

 

花びらが緑色のままで色が出てこない場合は葉化病を疑うようにしましょう。

 

これは一度感染してしまうとどうにもならないため残念ながら紫陽花の株ごと廃棄するしか方法がなくなってしまいます。

 

 

紫陽花の特性とは?

 

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6~7月が花の見ごろなので、お店では4月ごろから鉢植えのものが出回りはじめます。

 

みなさんが花だと思っている部分ですが、花ではなく【額】だということを知っていましたか?

 

本当の花弁は花だと思っていた額部分の真ん中にある小さなツブツブなんです。

 

そんな小さな花は、開花してから5日ほどのあいだ青、赤、紫、白色などに咲き誇ります。

 

梅雨の間に開花時期を終える紫陽花ですが来年にそなえた花芽は夏の終わりから秋ごろにかけて生えてきます。

 

これを誤って切ってしまうと来年、花が咲かなくなってしまうので剪定する場合は7月の前半までに済ませるようにしましょう。

 

全体的に額の部分の色が悪くなってきたら剪定の目安です。

 

まだ咲いていて勿体ないかもしれませんが、色が悪くなってきたら来年のためにも剪定するようにしてください。

 

カットしたものは切り花として楽しむのもいいですね。

 

また、紫陽花は落葉樹です。

 

私たちの腰の高さから大きくなっても2mほどまでにしかならない落葉低木です。

 

そのため、11月ごろから葉を落としはじめますが枯れたわけではありませんので焦らないでくださいね。

 

上手に越冬できていれば2月の終わりごろにまた葉を出し始めますよ。

 

また冒頭でお伝えしたように紫陽花は割と強く、耐性もあるので鉢植えと地植えどちらでも栽培が可能です。

 

 

紫陽花を植え替えたり増やすときのコツとは

 

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鉢植えで栽培している場合は2,3年おきくらいのペースで鉢の植え替えをするようにしてください。

 

適しているのは葉が落ちた11月から3月までの間です。

 

地植えで場所を変える際なども最適な時期は同様です。

 

ただし紫陽花は寒さにも弱いので、寒冷地などでは3月の比較的暖かくなったころに植え替えを行うようにしましょう。

 

 

さらに紫陽花は、ひと株でも栽培していればそれ以降、苗や鉢植えを買わなくても株数を増やすことができます。

 

おもに【挿し木】【取りき】【株分け】といった方法で増やせます。

 

挿し木

剪定した枝を使って、枝から根を張らせるのが挿し木の方法です。

 

挿し木なら5月から7月、9月の間か2月から3月のどちらかの期間に行うことができます。

 

取り木

枝が生えている状態で一部を土に埋め込み、その枝から根を生やさせるのが取り木です。

 

4月~9月が適した時期ですが、失敗が少ないのは6月の梅雨時期といわれています。

 

また根が張るまで数か月かかりますので気長に行うようにしましょう。

 

株分け

すでに生えている株を根から二つに切り分けることで2つの株に分裂させる方法が株分けです。

 

なるべく大きく育ってからのほうが成功しやすいですが大きく育っていればいるほど、力仕事で大掛かりとなりますのでサイズを見極めて行うようにしてください。

 

紫陽花を育てる楽しみのひとつですので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

 

まとめ

 

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紫陽花の根腐れの原因は

 

・水の与えすぎ

・土壌の水はけが悪い

 

ということがわかりました。

 

雨の多い時期に咲く紫陽花ですが、量によっては根っこが腐ってしまうので注意が必要ということがわかりましたね。

 

また、元気がなくなったように見えるからといってむやみに肥料を与えるのも危険ということがわかりましたよね。

 

お水も、肥料も適量を与えるようにしましょう。

 

我が家でももう何年も庭先で紫陽花を育てていて、毎年おっくうな梅雨の時期を紫陽花の花を見ることで少しでも気を晴らしています。

 

我が家に咲く花は青い紫陽花で「辛抱強い愛情」というのが花言葉です。

ピンクの花は「元気な女性」、白の花は「寛容」というのが花言葉だそうですよ

 

あなたの家には何色の紫陽花が咲いていますか?