非防水のスマホをお風呂場で使いたい場合は、100均などでも手に入る防水用の密閉袋を利用するのが一番手軽ですよ。
サイズも普通のスマホサイズから、タブレットサイズまで取り揃えていて、私もお風呂で映画鑑賞する用に使っていますが正しい使い方をしていれば、お風呂のお湯に落とさない限り今のところ問題が起きたことはありませんのでおススメです!
(古くなったら買い替えながら3年は使っていますよ)
他にも、
- ブックスタンド、専用のホルダーを使う
- タオルで包む
- ラップで包む
- 専用の防水ケースに入れる
- 防水スプレーをスマホに塗装する
など、数種類ノウハウはありますので、併せてこの記事でチェックしておくと良いですよ
使い方を誤ると、スマホの故障につながるのでしっかり対策して利用してください。
この記事では、
- 非防水スマホをお風呂で使う方法とは
- お風呂で使う際にやってはいけないこと
- 知っておきたいリスクとは
- スマホをお風呂に落とした時の対応とは
- 非防水のスマホはどれくらい濡れてるとNGなのか
- 心配だけどどうしてもお風呂で楽しみたい人は…
と言ったことを、お風呂映画鑑賞歴3年を超す私が、実際に自分がやってみた内容やネットで調べた内容をまとめてみましたので、ぜひ最後まで目を通して見てください。
非防水スマホをお風呂で使う方法とは
非防水スマホをお風呂に持ち込みたいときの方法はいくつかあります。
- 密閉袋に入れる
- ブックスタンド、専用のホルダーを使う
- タオルで包む
- ラップで包む
- 専用の防水ケースに入れる
- 防水スプレーをスマホに塗装する
それぞれメリットデメリットがありますので順番にご紹介します。
密閉袋に入れる
フリーザーバックなどの密閉ジッパーがついているポリ袋にいれることで水の侵入を防ぐことができます。
最近では100円ショップでもスマホ用の密閉袋が手に入ります。
防水に対してもしっかりと効果を発揮してくれるので手軽に防水する方法として流通しています。
使い込むことで穴が開いてしまったりジッパー部分が劣化してしっかりと口を閉じなくなってしまうとそこから水が侵入してしまうこともあるので、密閉袋を使用する場合はこまめに新しいものへ交換することを忘れないようにしましょう。
ブックスタンド・専用のホルダーを使う
バスタブの蓋の上に置けるスタンドを使用することで、手でもっていてスマホを湯船に落としてしまうリスクを避けることができます。
また安定して設置できていることが確認できれば濡れてしまうことはほぼないのでこれも安心できる方法です。
専用のものを購入することが多いため少し費用がかかってしまう事と、濡れた手でスマホに触れてしまうとそれが水濡れの原因になってしまうこともあるため注意が必要です。
また浴槽内の水蒸気で機器の中が結露してしまう恐れもあります。
先ほどの密閉袋に入れたり、これから紹介するラップで包む方法などと併用した方がより安心して持ち込めるでしょう。
タオルで包む
ハンドタオルやフェイスタオルでスマホを包んで持ち込む方法もあります。
タオルならどの家にもありますので誰でも試すことができますよね。
ですがタオルには防水や撥水の力はないので濡れてしまったタオルでスマホを包んでいれば水がしみてくる恐れもあります。
ラップで包む
防水効果のあるラップなら、タオル同様にどの家庭にもあり誰でも実践できます。
また都度都度、ラップは捨てることになりますので衛生的だともいえます。
この方法を試すときは、一度巻くだけだと隙間から水の侵入する恐れがありますので三重くらいのグルグル巻きにしてから持ち込むことで防水の強度が増しますよ。
その代わり、液晶画面も三重にラップが重なっているためタッチした感度が少し悪くなってしまいます。
専用の防水ケースに入れる
海やプールに持ち込む用として専用の防水ケースがインターネットなどで売られています。
これなら水の中に入れることを想定した造りになっているので安心してお風呂に持ち込むことができますよ。
デメリットは価格がすこし高い事と、長時間水の中に入れておくことに対応していないケースが存在することです。
防水スプレーをスマホに塗装する
2,000円~4,000円程度でスマホ専用の防水スプレーが販売されています。
こちらを塗装することで防水効果を得ることもできます。
ただし素人が塗装するわけですから、防水スプレーそのものの効果と実際防水できているかは比例するものではありません。
また、防水スプレーは薄く防水コートを塗膜することになりますが、とても薄い膜なので細かい隙間までコーティングし、覆うことは難しいです。
いざ水に触れた際に、塗りムラがありそこから水が入って故障するといった可能性もありますのでリスクも把握したうえでチャレンジしてみてください。
お風呂で使う際にやってはいけないこと
スマホをお風呂に持ち込むときに注意しなくてはいけないことは
【水・お湯・石鹸などの洗剤とスマホが触れないこと】です。
非防水タイプはもちろんこれらに注意する必要があります。
しかし、防水機能を持っているスマホでもお湯や石鹸の泡などがある環境下では故障の原因になると知っていましたか?
実は、お湯はスマホ防水テストの対象内容外である事と、石鹸類はパッキンなどにダメージを与えてしまう可能性があるため「防水携帯イコールお風呂場での使用もOK」ということにはならないのです。
防水機能がついているスマホでさえ弱い可能性があるので、普通のスマホがそれらに水没したり、触れてしまったら余計に故障する可能性が高まるばかりです。
どれもスマホをそのまま持ち込まなければ起こりづらいですから、先ほどお伝えしたいずれかの方法でお風呂へ持ちこむようにしてくださいね。
また、お風呂場は水が周りにありますので浴室内で充電することも避けてください。
まれに感電するリスクがあります。
実際にスマホを入浴中に持ち込んだ際の死亡事故は海外で何件もあり、ほとんどが充電していたことで感電が起こったことが原因だったそうです。
スマホの充電程度で感電死することはあまり考えられませんが、感電によって一時的に気絶したことで湯船の中に浸かってしまい窒息してしまうといったケースもあります。
知っておきたいリスクとは
先ほどお伝えしたように感電などのリスクがありますが、そのほかにも思わぬ落とし穴はいくつかあります。
防水機能がついたスマホを持っているので大丈夫と思う人もいるかもしれませんが、そのスマホの「防水保護等級」はどれか把握していますか?
実は防水保護されていないのを0等級(IPX0)として1等級(IPX1)から8等級(IPX8)まで防水機能にランクがついているのです。
シャワーなどの強めの圧の噴流水に対応できるのが6等級で、水没にも対応できるのが7等級以降です。
そのため、少なくとも5等級以下の防水機能がほどこされているスマホだと、お風呂の環境には耐えられないかもしれないということなのです!
余談ですが「IPX数字」の「X」の部分は防塵の等級が数字で表記されます。
防水に関しての等級が知りたい場合は最後のひと桁の数字を見て判断するようにしましょう。
そのほかにも、イヤホンジャックの穴や湯気にも注意が必要です。
イヤホンジャックの穴は水が入りこみやすいです。
穴から湯気が侵入し、脱衣所へスマホを移動した際に湯気が水滴に変わって結露した状態になる恐れがあります。
その水滴から中の機器がショートしたり、部品がさびて故障する原因にもなりかねないので、こちらも注意するべきでしょう。
スマホをお風呂に落とした時の対応とは
ひと昔だと、トイレに水没させた携帯をドライヤーで入念に乾かせば壊れずに済んだ、という話もありましたが、これは辞めてください。
ドライヤーの温風によってスマホが温められてしまうと中の機器が高温になってしまい、故障の原因や場合によっては機器の部品が熱によって変形してしまうことがあります。
お風呂に水没させてしまった場合、やるべきことはまずスマホの電源を落とし、スマホ内で通電していることがない状態にしましょう。
電源が入っていることでスマホ内の電気回路と、お風呂でついた水分が付着しショートしてしまうのを防ぐためです。
つぎにできる限りスマホを拭いて水分をとります
そのあとは自然乾燥でひたすら乾かすようにしてください。
ただし、この時も高温になってしまうのは避けたいため、風通しのよい場所で日陰干ししてください。
天日干し、ましてや日差しの強い日中などに干すと、日光の熱と外気温でドライヤー以上のダメージをスマホに与えてしまいかねません。
完全に乾燥したら電源を入れ、正常に作動するかどうかの確認をしてください。
作動し、不自然な点がなければ中まで被害が及ばずに済んだのだと思います。
もしも電源がつかないなど異常があったら、携帯キャリアの店舗に持ち込みするかインターネットのお客様ページにアクセスして修理の申し込みをしましょう。
またiPhoneの場合はApple Storeでも携帯キャリアに対応を依頼するのと同じフローで修理依頼ができます。
そのほか、自営の修理店に持ち込むことも一つです。
非正規なので携帯キャリアやApple Storeのような保証がつかないなどデメリットもありますが、その分安かったり即日修理が完了するといった場合もあります。
非防水のスマホはどれくらい濡れてるとNGなのか
非防水スマホとはいえ、多少濡れる程度では壊れたりはしないのが実際のところです。
そのため霧雨のような弱い雨に数分あたることや汗をかいた手で画面をタッチしたといった程度であれば壊れてしまうことはそうそうないです。
というのも、スマホが水濡れで壊れるというのは、中の機器に水が付着しショートを起こすことや機器がさびてしまうことで正常に作動しなくなることを指します。
そのためシャワーをスマホが浴びる、ためてある水やお湯に水没する、ということが
あれば完全にアウトとなってしまいます。
そのほかで考えられるのがイヤホンジャックなどの穴から侵入する湯気などです。
そもそも、お風呂に持ち込むことを想定して販売されているスマホはありません。
「ここまでは濡れても大丈夫」ではなく常に濡れないための対策をとることがベストだと言えますね。
心配だけどどうしてもお風呂で楽しみたい人は…
どうしてもお風呂に持ち込みたい場合は、防水機能がしっかりとついているスマホやタブレットを購入することがまず必要な作業です。
すでにご説明したとおり、防水機能がついていても等級が低ければ意味がありませんので8等級、つまり「IPX8」と示されているものを選んでください。
さらに防水等級はお風呂場での防水性能ではないことも考えると、購入したスマホやタブレットをさらに専用の防水ケースに入れることで安心してお風呂へ持ち込みできるようになります。
手間やコストがかかりますが甘く見ていたばっかりに、データが消えてしまったり機器の買いなおしや修理で費用がかかるリスクは回避することができます。
まとめ
水場で使い方を誤ると、故障の原因になるスマホですが、それでもお風呂のリラックスタイムにあるとより一層楽しい時間を過ごせますよね。
私もお風呂で映画を見たり、ドラマを見たり、音楽を聴いたり…
もはやお風呂時間になくてはならないものとなっています。
私もジップロックを使ってみたり、ラップで巻いてみたりしたこともあったのですが、100均で防水用の密閉袋を見つけてからはずっとそれを利用しています。
防水袋が傷む前にこまめに買え替えるというのが大事かと思いますが、1度も問題が起きていないのと、すごく手軽なので大変重宝しています。
普段使いのスマホをお風呂に持って行くのは、リスクが高いと思いますので、以前使用していたスマホや、割安のタブレットなどをお風呂用に準備するのも良いかと思います。
古い機種のモノでも使い方を限定すればまだまだ利用価値はありますよ!
ぜひ楽しいお風呂タイムを過ごしてくださいね!