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ピーマンに穴が開いてるときは害虫の仕業かも!対策方法とは?

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家庭菜園など、ご自宅で育てているピーマンに5ミリ程度の穴が開いているときは、害虫であるタバコガと言う虫の幼虫が入り込んでいる事が一般的です。

 

このようなピーマンを 見つけたら急いで収穫し廃棄しましょう。

 

主な対策としては、虫食いされたピーマンを丸ごと取り除き廃棄することと、防虫ネット、殺虫剤の散布くらいしか対策はありませんので、試してみてください。

 

私も家庭菜園歴が5年になり毎年さまざまな野菜を子供と一緒に育てているのですが、害虫や病気など気を付ける事をある程度覚えておけばほかの野菜にも応用できますので便利ですよ。

 

また一緒に植える事で、害虫被害が減らせる野菜も紹介していますのでそちらも覚えておくと良いかと思います。

 

この記事では

 

  • ピーマンに穴が開いているときの害虫対策とは
  • ピーマンの実につく気をつけたい害虫とは?
  • 害虫以外に気をつけたい病気は?
  • ピーマンの上手な栽培方法とは?

 

と言ったことについて、詳しく解説していますので、ピーマンを育てている方はぜひ最後まで目を通して見てくださいね。

 

 

ピーマンに穴が開いているときの害虫対策とは

 

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ピーマンに直径5ミリ程度の穴が開いている場合は、タバコガという虫の幼虫が入り込んでいることが一般的です。

 

このようなピーマンを発見したら急いで収穫し、破棄しましょう。

 

まだ中に虫がいるかもしれませんし、もういなくなっている場合もあります。

 

ねぐらとして穴をあけたのではなく、ピーマンの種を食い荒らすために穴をあけている場合が大半なので、気が付いたときにピーマンを割ってみても中に虫がいない場合が結構あります。

 

仮にいなかったとしても、中でフンをしている場合や病原菌をもっている害虫が歩いた可能性もあります。

 

加熱調理すれば食べられるといった次元ではなく、衛生的に危険です。

まず食べることは絶対に避けてください。

 

また、勿体ないからと地面に廃棄し肥料にすることも避けてください。

 

病原菌が付着している可能性があるので、そのまま土壌に還してしまうと次に栽培する作物に影響がでてしまう恐れがあります。

 

収穫間際で廃棄することになるのはショックだと思いますが、気持ちを切り替えてこれ以上被害を拡大させないように対策をとりましょう。

 

ピーマンを食い荒らされてしまって放置した場合、最悪のケースだとそのままピーマンの株自体が枯れてしまうこともあります。

 

対応といってもすでに食べられている場合は、虫食いされたピーマンをまるごと取り除くことと、新たな害虫被害を抑えるために防虫ネットを設置すること、殺虫剤を散布することくらいしかありません。

 

これらで最小限に食い止めるようにしましょう。

 

そして来期は事前に予防策を行っておくことで害虫被害を抑えるようにしてください。

 

 

 

 

 

ピーマンの実につく気をつけたい害虫とは?

 

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ピーマンにつきやすい害虫は主に8種類です。

 

 

簡単に一種類ずつ説明していきます。

 

アザミウ

葉や花に寄生する虫です。

 

気付かずに放置してしまうとつぼみが奇形になってしまい開花することができなくなるなど弊害があります。

 

高温で乾燥した時期に発生しやすいので、梅雨開けが早い地域であれば5月下旬から、だいたい9月ごろまでが発生時期といわれています。

 

咲き終わりの花に産卵するので、咲き終わりかけたら早めに花を摘み取ることで対策することができます。

 

また殺虫剤を散布することも効果的です。

 

アブラムシ

アブラムシは大量に発生することが多く、成育の妨げになる害虫です。

 

またアブラムシの排泄物によってカビがつき「すす病」という病気を招く原因にもなります。

 

アブラムシにはネットの他にアリを駆除することでアブラムシの繁殖を抑える効果があると言われています。

 

同時にアリ対策することで被害が抑えられる可能性が高くなります。

 

カメムシ

果実の汁を求めて飛んでくるカメムシ

 

成虫を見つけたらすぐ駆除するようにしましょう。

 

また雑草に生息していることが多いので、ピーマン付近の雑草は刈り取っておくことでカメムシがやってくる確率が下がります。

 

ケラ

ケラはコオロギの仲間で、水分をたっぷりと水分を含んだ土を好み、地中を掘り進んで生息しています。

 

幼虫の時期は梅雨に、夏から秋にかけて成虫が活発に動き出します。

 

水はけがよいところだと繁殖しにくくなるので、土壌を整えることでケラは対策することができます。

 

ネキリムシ

ヨトウムシと同じく、日中は土の中に潜っている性質があります。

 

ただ、茎がかみ切られている場所があればおそらくその付近の地中にネキリムシが潜っている場合が多いので一度被害を見つければネキリムシの発見は簡単です。

 

雑草にも産卵する傾向があるので、ピーマン付近の雑草をしっかりと伐採しておくことで被害を抑えることにつながります。

 

タバコガ

この虫はピーマンだけではなく、ナスやトマト、トウモロコシなどの農作物にもつきやすい害虫です。

 

葉っぱについていることが多いのですが幼虫を見つけたらすかさず除去することと、1匹見つかると他にも生息している可能性が高いため、くまなく他にタバコガがいないかをチェックする必要があります。

 

ハダニ

ハダニは葉っぱの裏に寄生し、葉緑体を吸って栄養をとります。

 

水分に弱い性質があるのでこまめに葉っぱの裏まで水を撒くことで発生をグッと抑えることができますよ。

 

また専用の殺虫剤もホームセンターやインターネットで売っていますのでそれを利用することで万が一ハダニがついても被害を抑えることができます。

 

ヨトウムシ

この虫は夜行性なので、日中は土の中に隠れて過ごします。

 

そのため、土を掘り起こしてヨトウムシの幼虫やさなぎを発見したら駆除するようにしましょう。

 

葉の裏に産卵することが多いので、こまめに葉の裏に卵が産み付けられていないかをチェックすることも大切です。

 

また成虫になると殺虫剤が効きづらいので幼虫のうちに駆除することが最大のポイントといえます。

 

 

 

 

害虫以外に気をつけたい病気は?

 

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害虫の他にも、気を付けるべき病気はおもに6種類ほどあります。

 

 

こちらも簡単に一種類ずつ説明していきます。

 

うどん粉病

若い葉っぱや茎の表面にうどんの粉を振りかけたように見えるカビのことです。

 

表面についてしまうので光合成などの邪魔となってしまい生育不良につながります。

 

殺菌剤を散布することで抑えることができますが、一度感染してしまうとその部分は病気が進行している状態になっていて復旧させることは難しいです。

 

感染した部分を切り取るようにしましょう。

 

炭疽

感染すると丸く焦げたような病斑ができるのが特徴の病気です。

 

葉っぱだけではなく茎や花、果実までどこにでも感染するもので、果実に感染した場合には実が腐ったようになり、最終的に落ちてしまいます。

 

初夏から秋頃までが感染しやすい期間で、高温多湿なところを好む性質がありますので、暑すぎず風通しのよいところに置くことで発生を防げます。

 

病斑を見つけたらその部分を切り取ることで様子を見ましょう。

 

灰色かび病

春や秋口といった低温多湿な時期に発生しやすいカビです。

 

水の与えすぎに注意し、風通しの良いところで栽培すると感染予防になります。

 

また害虫がかじった跡や萎れた花弁など弱っているところから感染しやすいので殺虫剤を散布し終わりごろの花を摘むなど定期的なメンテナンスを行うこともオススメです。

 

感染した場合は繁殖力が強いので幹部を含むすこし大きめの範囲を切り取るようにしてください。

 

苗立枯病

土壌から感染する病気です。

 

初夏から秋頃までが感染しやすい期間で、水はけをよくすることで防ぐことができます。

 

連作を避けること、種子消毒をしてから種まきをすること、バーミキュライトなどを種まきの際は使用することで感染予防にもなりますよ。

 

斑点病

葉っぱに感染することで病斑をつくり生育不良をおこす病気です。

 

発病してもすぐに影響はありませんが、翌年の春ごろ落葉しはじめるのが典型的な症状です。

 

そのため、発病している葉っぱを見かけたらこまめに取り除くことと、落ちた葉っぱもこまめに捨てることを心がけてください。

 

水はけをよくし、葉っぱが生い茂りすぎないように剪定することで病気対策になります。

 

モザイク病

モザイク病はアブラムシが媒介して発生します。

 

文字通りモザイク状の斑点が葉っぱに現れ、葉っぱの肉質を変化させるだけではなく、果実にも感染した場合は中身が空洞になってしまうといった症状がでます。

 

感染した部位を早く取り除くことで感染の拡大を抑えることができますが、ピーマン以外にも感染したり、逆に別の作物からのピーマンへ感染したケースも考えられます。

 

そのため、一度感染したら近くの別の作物にも感染しているものがないかチェックした方が安心ですよ。

 

 

 

 

 

ピーマンの上手な栽培方法とは?

 

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ピーマンは苗で売られていることが多いです。

 

種から育てることも可能ですが、発芽まで時間がかかることなどから苗を購入して植え替えて育てることが一般的です。

 

苗はホームセンターで春先ごろから売られていますので、5月の上旬までに植えるのが適期です。

 

植える場所は日当たりがよく風通しのいい場所を選んでください。

 

植える場所も土が多くて根をしっかり張れる環境の方が株が大きくなり、比例してピーマンの実の収穫量が増えると言われています。

 

そのためベランダ栽培など検討している場合は大きめのプランターを選ぶといいですよ。

 

また、植えるときに別の種類の作物を植えることで害虫被害の対策もできます。

 

これは共栄作物(コンパニオンプランツ)といいます。

 

別の種が同一の場所に植えられることで互いにプラスの方向へ影響しあうことができます。

 

ピーマンの場合はマリーゴールドやニラ、バジルやパセリなどが組み合わせに向いています。

 

もしスペースに余裕があれば一緒に植えてみて下さい。

 

苗が成長してきて大きくなってきたら、支柱をたてて紐でピーマンと繋ぎましょう。

 

こうすることで風の力や自立できなくなって折れてしまうことを防げます。

 

また防虫対策と寒さ対策を兼ねて寒冷紗などのネットをかぶせることもオススメです。

 

それからはこまめな水やりと肥料を与えること、虫がついていないかをこまめにチェックすることを怠らないようにしていれば早くて5月、遅くても6月には花をつけるようになりますよ。

 

花が咲いたら摘花と摘果の作業も忘れないでくださいね。

 

ピーマンは花が咲いてから15日から20日ほど経過した実が収穫の目安です。

 

大きさでいうと5~7㎝ほどになったらOKです。

 

せっかくならより大きくなったピーマンを収穫したいと思いがちですが、ピーマンは待てば大きくなるというものではありませんので、花が散ってから半月くらい経ったサイズがそのピーマンの最大の大きさだと思ってもらった方がいいです。

 

さらに、あまり放置しすぎるとピーマンが赤くなってしまいます。

 

これは完熟していくことで色が緑から赤くなっていくのですが、花が咲いてから2か月くらい置いておくと真っ赤になります。

 

食べられますが、緑色のピーマンと異なり苦みが少なくシャキシャキ感が劣ります。

 

そのため、いつものピーマンを食べなれている場合は違和感があるかもしれませんが、子供には食べやすくなっています。

 

また、完熟している状態になるので緑色のピーマンよりも栄養素が豊富に含まれているのも事実です。

 

市場ではなかなか出回らないものなので、あえて赤くなるまで残しておいて、食べてみるのもいいかもしれませんね。

 

 

まとめ

 

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家庭菜園をしていると、さまざまな虫との戦いになります。

また、害虫から病気が発生することもしばしば、虫を見つけたらこの記事で紹介している対策方法を試してみてください。

 

ハーブなどは虫の嫌がる匂いがするという事で、一緒に植えると害虫対策になるという事がわかりましたよね。

 

私も家庭菜園の畑の四隅にマリーゴールドを植えています。

1年目は害虫対策になる事を知らずに何も対策しなかったんですが、2年目からマリーゴールドを植えたら思ったより効果がありました。

 

ハーブ類でも同じように対策になりますので、何種類か一緒に植えるのも効果的ですよ。

 

子供と一緒に育てるピーマン、時間がたつと赤色に変わったり色鮮やかな事から沢山収穫できると楽しいですよね。

 

ぜひこの記事の害虫対策方法を利用してたくさんピーマンを収穫してください!