雑草を枯らせるために塩はどれくらい必要か?メリット・デメリットはある?

 

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雑草を枯らせるために必要な塩の量は、「1平方メートルあたり50~100g」です。

除草塩を撒いてからだいたい7~10日で、塩が土に溶け出し雑草が枯れ始めます。

 

効果は3か月ほど継続しますが、根っこが残っていると何度でも生えてくる「宿根草」という種類の植物にはあまり効果を発揮しません。

 

塩での除草は、まき方や、デメリットを先に知っておかないとうまく除草できなかったり、塩害が起きてしまうので少し注意が必要です。

 

この記事では、

 

  • 雑草を枯らすには塩をどのくらいまくのが良いか?
  • 塩で除草できる理由とそのメリット
  • 専用の塩じゃなく、食塩でも除草できる?
  • 塩のまき方
  • 塩で除草するデメリットとは?

 

というのを、毎年春・秋に、ばっちり除草している私がわかりやすく解説しました。

毎年除草すると、少しずつ生える量が減るので、しっかりとやり方を覚えましょう!

 

雑草を除去したいけど除草剤は使いたくない!塩で除草できるなら試してみたいといった方には役に立つと思いますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

 雑草を枯らすには塩をどのくらいまくのが良いか?

 

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雑草除去のために必要な除去塩の量は、「1平方メートルあたり50~100g」です。

除草塩を撒いてからだいたい7~10日で、塩が土に溶け出し雑草が枯れ始めます。

 

効果があまり感じられないときはもう一度、塩をまいて1週間くらい様子をみるようにしてください。

 

しっかりと除草塩が散布できていれば、3か月ちかく雑草が生えない状態をキープできるようになりますよ。

 

ただしこの方法で効果が出ない植物もいます。

 

それは宿根草と呼ばれる植えっぱなしで、毎年発芽時期になると生えてくる植物で、具体例はクレマチスホトトギスワイルドストロベリーなどです。

 

これらは根っこさえ残っていれば、また発芽時期に生えてきてしまうため、葉の上から直接塩を撒いてもあまり効果が出ません。

 

根っこまでしっかりと抜きとってから撒くようにしてください。

 

また、ガーデニングなどで枯らせたくない植物が近くにある場合は、その植物から5~10㎝以上距離を置いた状態で塩を撒くようにしてください。

 

そうすれば雑草を生やしたくないエリアと、ガーデニングを楽しみたいエリアで、しっかりと除草の範囲分けができると思いますよ。

 

 

塩で除草できる理由とそのメリット

 

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塩をつかって除草できるのは、撒いた塩によって土の塩分濃度をあげたことが理由です。

 

塩分の性質である浸透圧を利用して、塩分濃度があがった土に触れた植物の根っこから水分を奪っていくのです。

 

また、すでに生えている雑草に塩が直接付着すれば、そこから葉の水分も浸透圧で外へと蒸発させます。

 

これによって水分不足になった植物は成長することができず、結果として枯れていってしまうのです。

 

除草剤など、専用の薬剤を使う方法もありますが、これらを使うとなるとコストもかかりますよね。

 

また薬剤を使うとなると、皮膚につかないように気を付けたり、小さいお子さんやペットがいる場合、除草剤が安定するまで近づけないように配慮が必要など、気を使うことも多いです。

 

でも塩をまくだけなら手軽に安心して、除草剤よりもリーズナブルに除草をすることが出来て、安心できるのも大きなメリットです。

 

 

専用の塩じゃなく、食塩でも除草できる?

 

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除草塩の成分は天然のヒマラヤ岩塩が原料です。

 

岩塩は粒が大きく、ゆっくりと土に塩分が溶けだし、長期的に効果を期待できるため、除草用として使われる塩は岩塩が主流となっています。

 

料理でも使う食用塩でも可能です。

 

ですがこの場合は水に溶けやすいため、雨などの天候に注意してから散布するようにしてください。

 

また、後ほどご紹介する塩害の被害が一番起きやすいのが食用塩ですので、散布量や場所など、利用する場合は除草塩よりも注意が必要になります。

 

一方で、除草したいのは今期だけなど、一時的で将来そこに何かを植えて育てたい場合もあると思います。

 

その場合は食用塩の使用は避けて、海水塩を使ってください。

 

海水塩は、食用塩よりもさらに水に溶けやすい性質があります。

そのため土の中でとどまり続ける期間が短く、塩害の被害が発生しづらいことから初心者でも扱いやすいです。

 

さらに、海水塩を含んだ水で育つと、ミネラルなどを豊富に含んだ栄養価の高い野菜ができることも分かっています。

 

すべての野菜や海水塩でそうなるわけではありませんが、海水塩を散布した土の方が、肥料などを散布して育てた野菜よりも、かえって身体にいい野菜を作って食べられるかも知れないいうことです。

 

初めて試してみる場合は、塩害リスクを減らせたり、その後の土の再活用がしやすい点から、海水塩を使ってみるのもオススメです。

 

 

塩のまき方

 

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塩を使った除草方法を詳しくおさらいします。

 

1.塩を撒く

1平方メートルあたり50~100gが散布量の目安です。

 

2.塩をまいた場所はしばらくいじらないで放置する

塩分が土に浸透するのが3,4日後くらいからで、その塩分によって雑草が枯れ始めるのが7~10日後です。

 

そのため浸透するまでの間は、水を撒いたり、土を耕したりと余計なことはせずに、そのまま放置しておきましょう。

 

3.枯れずに残っている部分がある場合は再度塩を撒いて様子を見る

薬剤ではないため、一度で全体が枯れない場合もあります。

 

その場合は、再度同じように塩を撒き、様子をみてみましょう。

繰り返すことでさらに除草の効果が得られます。

 

 

ポイントは育てている植物には除草塩が、かからないように注意することです。

 

塩が葉に付着してしまうと、雨や人の手で洗い流さない限り、塩分の浸透圧が進み、水分の蒸発が続いてしまいます。

 

もしも枯らせる予定ではない植物に除草塩がついてしまった場合は、水か活性剤で洗い流すようにしましよう。

 

また今後植物を育てたい・現在植物を育てている土壌に付着してしまった場合も、活性剤を撒いてみましょう。

 

活性剤を使用することで、除草塩の除草効果を肥料として変換し、植物の成長を助けてくれます。

 

食用塩のみで除草作業を完結させたいけど、塩害が不安だったり、海水塩を買うのが面倒…という方には塩水を手作りするのが良いでしょう。

 

つくり方は簡単で、塩に水を混ぜた塩水を作り、除草塩と同じ手順で撒いてしばらく放置するだけです。

 

塩水は海水の塩分濃度に近づけた方が良いので、3.4%を目安にし、濃くても5%となるようにしてください。

 

これなら自宅にあるもので完結できるし、さらに塩を撒く量も減ってよりコストダウンにもなりますよね。

 

 

塩で除草するデメリットとは?

 

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手軽で安全な除草塩ですが、デメリットもあります。

 

一番気を付けるべきデメリットは【塩害】です。

草を枯らすことができるだけあって、使い方によっては様々な作用をもたらします。

 

まず塩分濃度が濃すぎる場合や、その後の処理方法によって

今後、その場所で植物や農作物を育てることができなくなります。

 

効果が3か月ちかく続く理由でもありますが、塩は土の中で分解されることはなく、ずっと残り続けます。

 

そのため種や苗を植えても雑草のときと同じように水分を奪ってしまい、枯れるかそもそも芽がでなくなってしまうのです。

 

さらに建物へと塩分が大量に流れてしまっていた場合、基礎コンクリートや鉄骨部分、水道の配管などを痛めてしまう可能性もあります。

 

腐食した配管は穴が開き、水漏れなどの危険も考えられますので、少し注意が必要です。

 

これらのことから、ただ除草したかっただけなのに配管などを修理することになったりと、かえって大掛かりになってしまうこともあります。

 

使用する際は、限定的なエリアにとどめておいた方が無難と言えます

 

また、塩害が自宅の範囲で完結すればいいのですが、除草塩が雨水や風などに混ざったり、土のなかで広範囲に浸透した結果、近隣まで塩害が広がってしまう場合もあります。

 

そうなると、今度は近隣トラブルも発生してしまいます。

 

水や土に溶け出してしまっていると目には見えませんので、気が付くと「お隣の作物に塩害の被害がでてしまった!」ということにもなりかねません。

 

お隣と少し離れた場所に使用するのが良いでしょう。

 

 

【番外編】雑草はお湯でも除草できる!?

 

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除草塩がハイリスクハイリターンに思えくるかもしれませんが、不安になってしまった方には熱湯除草の方法をご紹介します。

 

大量の熱湯を用意するのは骨が折れますから、こちらも限定的な使い方になりますがそれなりに効果はあります。

 

方法は雑草が生えているところに、アツアツのお湯を上からかけるだけでOKです。

こうすることで雑草の細胞を壊し、枯らせることができます。

 

温度は60℃以上であれば枯れる、と言われていますが、温度が高ければ高いほど確実に除草できます。

 

二度手間になるのが心配であれば、沸騰したての熱湯を直接撒いてしまうのが効果的です。

 

ただし、根っこが残っている場合は地上の葉がなくなっても、根から養分を吸って再度葉っぱを生やしてしまいますので、根本までしっかり、たっぷりとお湯をかけることで根っこまで枯らせましょう。

 

火傷にだけ注意が必要ですが、これなら簡単で手軽ですよね。

 

環境にも比較的やさしく、建物や近隣への被害もほぼないので安心して除草することができます。

 

熱湯を用いた除草方法は今生えている雑草に効果的なやり方で、放置しておけばまた雑草は生えてきてしまいます。

 

なので一時的な除草方法だと言えます。

 

また熱湯消毒という滅菌方法があるように、熱湯をかけることで土の中で植物の育成に必要な

微生物や細菌も雑草と一緒に死滅させてしまいます。

 

除草後に植物を育てたい場合は肥料を撒くなど、再度植物が育つ土壌になるように調整するかそもそも植物をしばらく育てる予定のない場所で試してみてください。

 

 

まとめ

 

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塩を使って除草するときのポイントは

 

  • 雑草を枯らせるために必要な塩の量は、「1平方メートルあたり50~100g」
  • 除草塩を撒いてからだいたい7~10日で、塩が土に溶け出し雑草が枯れ始める
  • 効果は3か月ほど継続
  • 宿根草」という種類の植物にはあまり効果を発揮しない

 

ということがわかりました。

 

またメリットは、除草剤などに比べて化学物質を使用していないので小さなお子さんやペットがいる家庭には安全、リーズナブルに除草を行えること

 

デメリットには塩害に気を付けるということがありました。

 

私はこの記事で紹介した、海水の濃度に合わせた塩水を毎年、春・秋にまいています。

今年(2021年)で5年目ですが、年々雑草が減ってきているように感じるのでこのまま続ければ、一時的な除草だけでなく、根本的に雑草を除去できそうだなといった感触です!

 

気になるデメリットも、見た感じ外観的には家や、コンクリート部分に変化はないのでこのまま継続しようと思っています。

 

この記事で紹介した除草方法実践して、

きれいさっぱりと雑草を除去してしまいましょう!