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手軽に木や雑草を枯らす酢を使った除草液の作り方と使い方

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市販の除草剤を使用せずに木や雑草を枯らせるには酢を使うのが効果的です。

 

酢に中性洗剤を混ぜて粘着力を強めたことを使用することで、普通の木は半年~1年程で枯らせることができます。

使用する際は木にドリルで穴をあけてそこに流し込むようにしてください。

 

雑草には、酢と中性洗剤を混ぜた除草液をスプレーで散布すると便利です

使用するのは雨などの悪天候時を避けて使用してくださいね。

 

木は一度枯らせればもう生えてきませんが、雑草は毎年のようにそれも1度じゃなく何度か生えてきますよね。

 

私も毎年庭の雑草と格闘しているのですが、やはり手で抜くよりも除草液を使う方が効率的です。木を枯らせて撤去する際にもこちらの方法で行っています。

 

この記事では、

  • 木や雑草を枯らす酢を使った方法とは?
  • 酢を使うメリットとデメリットとは
  • 木や雑草を枯らす、酢の代わりに代用できるものは?
  • 酢や代用できるものを使わずに木を枯らす方法とは?
  • 木を枯らした後の処理方法

と言った事について詳しく解説してきます、

環境に留意した木や雑草の処理方法を詳しく解説していますので最後まで目を通して見てください。

 

木や雑草を枯らす酢を使った方法とは?

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木を枯らすには市販されている除草剤を使って木の根までしっかり枯らす、というのが定番ですが、酢を使用しても木を枯らすことが可能です。

 

酢を使った除草剤はほとんどの雑草に効果があり、早ければ3~24時間・遅くとも約1週間で除草することが可能です。もちろん木に対してもその効果は有効です。

 

除草剤を使用する際には、薬品を触れてしまうと人体に悪影響があるため、重装備で取り組まねばいけません。

 

ですがその点酢はどの家庭にもあり、元は料理に使用するものなので、除草剤として塩用しても人体に影響を及ぼすことはありません。

 

ではここからは、酢を使った除草液の作り方をご紹介します。

 

1.酢の準備

除草液として使用する場合に使う酢は、酢酸濃度が5%程度のものを使用します。

通常の穀物酢などは4%~6%程度なのでそちらで構いません。

 

園芸用の酢は酢酸濃度が20%というものもありますので、5%くらいになるように水を入れて薄めます。

 

2.酢と中性洗剤を混ぜる

酢400:洗剤1(酢2リットルに対して洗剤を小さじ1)の割合で混ぜて薬液を作ります。

洗剤を混ぜることによって、粘着性が高まります。

 

3.スプレーボトルに入れて完成

除草液を使用した場合、半年から約1年ほどで木が枯れます。

葉っぱが地面に落ちるようになると枯れ始めの証拠です。

そして木の枝が落ちていき、幹が倒れるまでには数年を要するといわれています。

 

 

除草液を使用するときは、まず木の幹にドリルで数センチの大きさの穴を何箇所か開けておきます。

これは除草液をその中に流し込むためで、可能であればなるべく斜め下向きに穴を開けておくとよいでしょう。

 

その穴が満たされるまで薬液を流し込み、雨水が入ってこないようテープやラップなどで覆います。

この時に土を使ってしまうと除草液の効果が弱まってしまう恐れがあるので、必ずナイロン製の袋やテープなどを使用してください。

 

 

酢を使うメリットとデメリットとは 

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 除草液として酢を使う場合のメリットとデメリットを下記にまとめてみました。

 

メリット

 

  • 安全性が高い
  • 土壌に酢の成分が残ることが少ない
  • 家にあるもので作ることができる

 

デメリット

 

  • そのまま使うため、大量のお酢を必要とするのでコストがかかる
  • 酢特有の異臭がする
  • 除草のために酢を撒いた周辺のコンクリートや鉄などが劣化する

 

 

小さいお子さんがいたり、ペットを飼っているという場合は、除草剤を使用してしまうと触ったり誤飲したりしてしまう恐れがありますが、酢で代用できるのであれば安心です。

 

ただし臭いや、コンクリート・鉄の劣化は近隣住民との争いの種になってしまうおそれもあるので、しっかり考えたうえで使ってみてくださいね。

 

 

木や雑草を枯らす、酢の代わりに代用できるものは?

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酢や除草剤以外に代用できるものをご紹介します。

 

木や雑草に、過剰な塩分による浸透圧ストレスを与えて枯らす方法です。

 

溶液中の塩分濃度が濃ければ濃いほど、効果が高くなります。

ですが塩は土壌に残り続けるため、新しく生えてこようとする草にも効果を発揮します。

そのため、その後またその土で植物や作物を作ることが困難になってしまいますので、安易に使用するのはやめておいた方がよいでしょう。

こちらもコンクリートなどに影響を及ぼすことがあります。

 

熱湯

熱で枯れさせる、という方法です。

薬品を使わないので環境や人体に優しい反面、お湯を沸かして運ぶという手間がかかるので、広範囲の除草には向きません。

コンクリートやレンガの隙間などに生えている雑草などには有効でしょう。

 

重曹

雑草が重曹を内部に取り込むことで、雑草自体の細胞を壊しながら水分の蒸発を促進させて枯らす、という方法です。

水1リットルに対して重曹は150グラム程度が使用量の目安となり、水に溶かして使用します。

 

人体や環境への影響がなく安全な方法ですが、溶液を浸透させるためには一度雑草を刈るなどして傷つけなければならないため、少し手間がかかります。

 

 

酢や代用できるものを使わずに木を枯らす方法とは?

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除草剤や酢、その他の溶液などを使わずに木を枯らしたい場合は巻き枯らしという方法があります。

巻き枯らしとは、根から木の天辺までの間の養分の循環を妨げて木を枯らす、という方法です。

 

さらにその方法にも2パターンあり、

 

  • 表皮を剥ぐ
  • ロープで縛る

 

という方法ですが、こちらは少々時間がかかってしまうため、時間がかかっても環境に安全に枯らせたいと言う方向けです。

 

ではここからは巻き枯らしで樹木を枯らす方法をご紹介します。

 

 

表皮をはぐ方法

こちらは表皮を剥がすことにより、木に回る養分を断って枯らしていく方法です。

 

表皮を剥ぐ際にはチェンソーまたはノコギリとハンマー、保護具を必要とします。

 

やり方はまず木の幹に一周、深さ1cmほど切り込みを入れます。

切り込みは間を20~30cm空け、上下2本入れてください。

その後、皮を剥がし始めようとする箇所に縦に切り込みを入れて皮をぐるっと剥ぎます。

皮を剥いだらそのまま枯れるのを待ちます。

この方法を使う時期は4~8月頃までが適しています。

 

 

ロープで縛る方法

太めのロープを用意し、木の幹に一周巻き付ける、ということを数回繰り返します。

これで木全体に栄養素を回らないようにして、木の成長を妨げる方法です。

こちらも効果が出るまでに数年を要します。

 

 

木は枯れる前に腐ることもあります。

そのような腐食している木には、巻き枯らしの方法は倒木などの危険が伴うので使わないようにしましょう。

 

木の種類や大きさによっては木が枯れない場合もあるということも頭の隅に置いておきましょう。

また、しっかり枯れた場合に木がどう倒れても被害が及ばないように、あらかじめ周囲を確認し、気を付けておかなければなりません。

 

木が枯れたかどうかは一見では判断しにくいため、木の枝を折って中を確認します。

枝の断面の中央部分が茶色く変色していれば、その木は枯れていると判断してよいでしょう。

 

 

木を枯らした後の処理方法f:id:shinchaso0226:20211009140825j:plain

 枯れた木は非常に脆くなっており、台風や地震などの自然災害で簡単に倒れてしまう危険性があるのでそのまま放置することは極めて危険です。

 

また、枯れ木は害虫の発生をも促すため、自宅や近隣住宅にも被害が及ぶ可能性があります。

安全を考慮して枯れ木を放置することはやめましょう。

 

切り株を放置するとそこからまた成長するおそれがあったり、白アリをはじめとした害虫が湧いてしまいますので切り株も放置するのは危険です。

 

そのため、木を伐採したあとはすぐに根を抜くことをお勧めします。

伐根は個人でやろうとすると大変な作業になりますので、可能であれば業者を利用するとよいでしょう。

 

木を枯らした後は伐採するなど、適切な方法を用いて処理しましょう。