わが子に教わる”おやこ”の関係

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「イエスorノー」で回答を迫られた時にこちらの条件をのませる対処法とは?

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結論から言うと、

「わかりました答えます。ですが私の言い分を聞いてもらう時間をください」

と答えるのが良いでしょう。

 

「イエスorノーで回答しなさい」こういったシチュエーションでは、回答者には拒否権はなく絶対答えさせるぞ!という構図になってしまっています。

 

日常の会話で「はい」か「いいえ」だけで答えろ!というのは相当仲が悪いか乱暴な言い回しですよね。相手は回答者の意見を聞くつもりがないという事がうかがい知れます。

 

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質問者と回答者がどれだけの関係かわかりませんが、上司であれ取引先であれ友人であれ、その後の関係が壊れてでも乱暴に結果のみを確認するための質問だと言えます。

 

そういった相手に感情的には「話したくない」「拒否したい」となりますが、この質問をされている段階ですでに

 

拒否できる状況ではない

拒むことで解決することはない

 

のだと思ってください。確実によりその事案は悪化します。

 

しかし、そんな乱暴な質問には抗いたいものです。

 

そんな時は「いったん相手の意向を受け入れる」そのうえで「自分の要求も述べる」という事が大切です。

 

構図的には、相手が上で嫌々でも従わなければいけないという状況であることは明白ですので、いったん相手の意向は受け入れましょう。

 

相手から回答の制限を受けているのですから、「あなたのいう事を聞く」ので、その代わりに「私の意見も聞いてくださいね」という条件を提示するチャンスになります。

 

多くの人は、「イエスorノーで答えろ!」と言った乱暴な質問を無理やり相手に強要させるのは罪悪感を感じているはずです。

その罪悪感をあなたの条件をのむことで薄らげることができるなら、答えをもらえるなら条件をのんでもらえる見込みが高くなります。

 

「あなたのいう事を聞くので、わたしのいう事もきいてください」と相互関係を提案してみてください

 

上司、取引先、友人からどうしても無理やり飲まないといけない提案(飲まないといけない提案=命令ですが)を提示された時は、すかさずこちら側からも条件を提示することが大切です。

 

チャンスを探している時にこそよく訪れるシチュエーションですので、普段から頭の中でシミュレーションしておきましょう。

 

大切なことは、「どんなことを対抗条件としてこちらから提示するか」です。

 

「イエスorノーで回答しなさい」=「あなたの意見や気持ちは聞きません、結果だけ教えなさい」と言われているので。

 

今回のケースでは「私の言い分を聞いてもらう時間をください」というのが条件として適しています。

 

「仕事が間に合わないから日曜日も仕事をしろ」⇒「わかりました、代わりに休みを下さい」or「わかりました、その分は休日手当を下さい」

 

「私は定時に帰らないといけないです」⇒「わかった、時間内に終わらせられるように段取りしてください」

 

「俺のパンを買ってきてくれ」⇒「わかった、じゃあかわりに俺の牛乳買ってきて」

 

 

などなど対等な条件を提示することが大切です。

 

質問者:「イエスorノーで回答しなさい」

回答者:「わかりました答えます。ですが私の言い分を聞いてもらう時間をください」

質問者:「なんでお前の言い分を聞かなければいけないんだ」

回答者:「じゃあ、私も回答できません」

 

と最初は命令を押し付けられた関係でしたが、対等な関係に引き上がりましたよね。

 

「イエスorノーで回答しなさい」といったシチュエーションでは、回答者には拒否権はなく絶対答えさせるぞ!という構図になってしまっています

 

これに拒否するという事は、「あなたのいう事は聞きませんよ」という敵対関係と言えるでしょう。

 

例の様に相手との関係を壊さずに、自分だけが被害を受けないような回答があるので「あなたのいう事を聞くので、わたしのいう事もきいてください」という返答をぜひ覚えておきましょう。

 

 

こんなことにならないように、様々なシチュエーションで使える便利な交渉手段の1つですので、この機会に覚えておいてくださいね。