家庭菜園でも元が取れる野菜はこれだ!間違いのないおすすめ3選!
家庭菜園で元が取れる野菜はなに?
家庭菜園を始めるにあたって、できるなら家計にプラスになるような作物を作りたいですよね。
育てるのも比較的簡単で家庭菜園で元が取れる野菜は
- ミニトマト
- きゅうり
- バジル
です。
それぞれご紹介していきます。
ミニトマト
ミニトマトの苗は、ホームセンター等で購入すると大体300~400円で手に入ります。
ミニトマト1パックをスーパーで購入すると、およそ200~300円程度です。
内容量は100~200g、という表記がなされていたので大体13~17個程度入っていることが多いですので、20個以上収穫することができれば元を取ることができます。
家庭菜園のミニトマトを2株植えたんだけど、1日6個~10個は取れるんで、肥料代含めても完全に元取った。
— がーりー (@popandrocklove2) 2021年7月24日
きゅうり
こちらもスーパーで購入するとしたら、3本入りで約170円程度です。
苗はおよそ300~400円で購入が可能です。
そのため、10本取れてしまえば元を取ることができますね。
昨日までの雨で
— そよ風@YouTube登録1000人達成夢見てますw✨ (@refresh_wind) 2020年6月15日
こんなに立派になったぜ!
苗が300円したから10本位
収穫したら元が取れる🤨
ガンガン収穫するぞ🔥
皆さんお仕事お疲れ様でした😘#家庭菜園#きゅうり pic.twitter.com/RScdWPJdkV
バジル
ハーブはスーパーで購入しようとすると、多くても5~6枚入りで約200~300円かかります。
そして一度に使いきれないうえに傷みやすいため、無駄にしてしまうことも多いでしょう。
家庭菜園で育てれば苗の値段は約200~400円程度で、使いたいときに使う分だけ収穫できますし、ハーブはほったらかしでもどんどん増えていくので簡単に元が取れます。
現在はほとんどの野菜が高騰しているので、やはりスーパーで買ってくるよりも自分で作ってしまった方が安く上がります。
元が取れる野菜の育て方
ではここからは、先程ご紹介した野菜の育て方をお教えしていきますね。
ミニトマト
ミニトマトは種・苗どちらからでも育てることが可能です。
家庭菜園初心者は種より苗から育てる方がよいでしょう。
病気に感染するのを予防するためにも、苗は虫がついていないか必ず確認します。
葉の色がしっかりしていて、茎が太いものを選びましょう。
花がついているものは育てやすいですよ。
プランターへ移す時には、根の一回り大きい穴を掘って植え替えます。
苗が倒れないようにしっかり土を寄せておきましょう。
成長してくると倒れやすくなるので、植えるときに150cm以上の支柱を立てておくようにします。
害虫や病気にかかりやすいので、薬剤をうまく活用します。
きゅうり
種、苗どちらからでも育てることができます。
苗は節が詰まっている太い茎のものを選びましょう。
種から育てる場合は、発芽する温度が25~30℃なので温室などで育てましょう。
水は毎日朝に与えるようにし、日光がしっかり当たるようにします。
夏は気温が下がってからしっかりと水やりします。
肥料は2週に1度を目安に与えます。
きゅうりは乾燥・寒さに弱いので、植えるときには晴れた日の午前中にし、しっかり水を与えます。
プランター栽培する場合、大きめのものを選び1株植えにしてください。
バジル
種から育てる場合は、種蒔きは4~5月にします。
これは発芽のためには20℃以上の温度が必要となるためです。
種が重ならないように蒔いて、しっかり水をあげてください。
苗から育てる場合は、茎が太く葉の色が鮮やかな緑色をしているものを選びましょう。
根を崩さないように取り出し、苗自体の表土が隠れる程度まで土を被せます。
植え付けは、気候が安定してくる5月中旬くらいがよいでしょう。
バジルは寒さに弱いので必ず日に当て、土が乾燥しないように気を付けましょう。
プランターなどで育てる場合は、ハーブ専用の土を使うとよいでしょう。
バジルは肥料切れをさせてしまうと、葉が変色して落ちてしまうので十分に注意してください。
家庭菜園のメリットとデメリット
家計にとってよさそうに見える家庭菜園ですが、その反面やはりデメリットもあります。
家庭菜園におけるメリットとデメリットを考えてみましょう。
メリット
- 食費の節約になる
- 新鮮なまま食べることができる
- 子供が自宅にいながら体験学習ができる
- 家族のコミュニケーションのきっかけとなる
不作の時には、スーパーで買おうとすると野菜は当然高騰しています。
そんな時に家で野菜を作っていれば安心ですし、家計にとって救いなのは言わずもがなです。
家にいながら普段自分たちが食べている野菜の成長過程を知れるので、子供の学習の場にもなりますね。
更に、家庭菜園を始めることで家族で共通の趣味を持つことになるので、自然と会話が増えていきます。
デメリット
- 虫が多く集まってくる
- 手間がかかる
- 思った以上に費用もかかる
- 食べられるものができるとは限らない
作物を作るうえで虫は避けられません。
そのため、虫が苦手な方には作物のお世話が苦痛になってしまいます。
それに加えて、夏は炎天下の中でもお世話をしなければいけません。
日照時間が長かったり気温が高いため土が乾きやすいので、畑の水分量も気にしなければならず、「今日はお休みにしよう」ということができないのです。
さらに、家庭菜園を始めるにあたって苗や土だけではなく、肥料や防虫ネット、支柱、プランターなどを必要とするので、初期費用がかかります。
その後も畑を維持するための費用もかかりますし、作り方を失敗すれば作物ができない・食べることができないものができてしまう…などということもあります。
よって家庭菜園は、すべてがプラスになるというわけでもないのです。
手軽に育てたいなら再生野菜を試してみるのも◎
家庭菜園は初期コストもかかるし、何となくハードルが高いな…と感じる方には、再生野菜をおすすめします。
再生野菜とは通常なら不要になる根や茎などを使って栽培するものです。
一度収穫しても同じものを使って栽培ができ、一定期間を置けば収穫できるので、節約にもなりますよ。
おすすめの再生野菜をご紹介します。
豆苗
初心者でも簡単に栽培することができるので、初めて取り組むのであれば豆苗を使ってみましょう。
まず、豆の上の茎部分を3cm程度残しておきましょう。
根がしっかり浸かる量の水を容器に入れ、日当たりのよい場所に置いておきます。
およそ7~10日で2回目の収穫が可能です。
浸けおく容器は豆苗が元々入っていたパックを使うと、お財布にも優しいですよ。
収穫は通常は2回、上手くいったとしても3回までが限度です。
ネギ
ネギも再生するというのは意外ですよね。
長ネギよりも万能ネギの方が再生期間も短く成功しやすいので、チャレンジする場合は万能ネギを使う方がよいでしょう。
再生法はまず、根元から5~10cmの部分を残します。
この時、緑色になっている部分をなるべく多めに残しておいてください。
その後何本かを1つにまとめて縛り、ペットボトルなどの高さのある容器で水につけておきます。
ネギは成長が早いので、およそ3日程度で再度収穫することができます。
水菜
水菜は再生野菜に向いているといわれています。
深めの容器を使い、根を水に浸けて日当たりがよいところに置いておきます。
葉が軽いので、水に浸かりにくい場合もあります。
その時には、スポンジなどに挿してから水に浸けるとよいでしょう。
およそ7日程度で2回目の収穫が可能になります。
花が咲いてしまうと収穫できなくなりますので気を付けてください。