甘くないパイナップルは追熟できる?美味しいパイナップルを見分ける方法
フルーツによっては、追熟して甘味が増すものもありますが、パイナップルは追熟しません。
ですので、購入のタイミングで甘味のある美味しいパイナップルを購入する必要があります。
パイナップルの見分け方は、
・ふくよかに下ぶくれ形をしている
・甘い香りがする
・お尻に少し弾力がある
・重みがある
上記を満たすパイナップルが購入時点で判断するポイントです。
今回の記事では、甘くないパイナップルを購入してしまった時の対応や、パイナップルを使ったおすすめレシピなどをご紹介していきます。
パイナップルの甘さを引き立たせる方法とは?
購入したけど、甘味がないパイナップルもあります。
そんな時は、パイナップルを逆さまにして保存しておくことで、甘味を感じれます。
パイナップルは樹上熟成するので、普通に保存しておいても甘味は増しません。
しかし、パイナップルはおしりに糖分が溜まる特徴があるため、逆さまに保存しておくことで、溜まった糖分を全体に行き渡らせることができます。
ただし、一つにパイナップルに含まれている糖分の総量が変化するわけではありません。
糖分を全体に行き渡らせることで、パイナップル本来が持っている甘さを最大に引き出すことができます。
完熟していないパイナップルのおすすめレシピ
完熟していないパイナップルは酸味が強いので、そのまま食べるよりも調理する方が美味しく食べることができます。
ここからはおすすめレシピをいくつかご紹介していきます。
パイナップルパンケーキ
- パイナップルは3/4量を飾り用にして1.5cm角に切り、残りは微塵切り。
- ボウルに卵、プレーンヨーグルトを入れて混ぜ、ホットケーキミックスを加えてさらに混ぜ、微塵切りにしたパイナップルを加える。
- フライパンを弱火で温め、バター5gを溶かす
- 1.の生地の1/3量を入れ、弱火のまま蓋をして3分加熱し、裏返してさらに3分焼く。3枚分焼く。
- (2.)を皿に盛り、ギリシャヨーグルトと飾り用のパイナップルを乗せ、メープルシロップをかける。
材料
パイナップル1/3個
ホットケーキミックス150g
卵1個
プレーンヨーグルト100g
ギリシャヨーグルト100g
バター15g
メープルシロップ適量
ハワイアンピザ
- パイナップルは皮と芯を除き、1cm程度のいちょう切りにする。スパムは縦5mmの厚さにし、さらに斜め半分に切る。サラミ、玉ねぎは薄切りにする。
- ピザ生地にピザソースを塗り、玉ねぎ、スパム、サラミを並べ、チーズを散らしてパイナップルを乗せる。
- オーブントースターで焼き色がつくまで焼き、黒胡椒をふる。
材料
ピザ生地(市販)一枚
ピザソース(市販)大さじ2
パイナップル1/6個
お好みのハム・ソーセージ類70g
玉ねぎ20g
ピザ用チーズ40g
黒胡椒少々
パインスムージー
- パイナップルは皮と芯を除き、くし切りにする、パプリカはヘタと種を除き、乱切りにする。オレンジは小房に分けて薄皮を剥く。
- ミキサーに全ての材料を入れて、滑らかに攪拌する。
- グラスに注ぐ。
材料
パイナップル1/3個(200g)
冷凍マンゴー1/2袋(55g)
パプリカ(黄)1/2個(50g)
オレンジ(80g)
水大さじ2
レモン汁大さじ1
他にもある!完熟していないパイナップルの使い道
パイナップルに含まれている成分にブラメラインという酵素があります。
ブラメラインは肉類を柔らかくする作用があるので、肉類と一緒に調理することで、お肉を柔らかくすることができます。
また、シロップ煮にするのもおすすめです。
シロップ煮にすることで、缶詰のパイナップルのような甘味のあるパイナップルが完成します。
常温で2日ほどシロップに漬けておくだけです。
パイナップルを漬けるシロップは簡単に作ることができます。
水150mlと砂糖200gを一緒に鍋にいれて弱火で温めながら完全に砂糖を溶かすだけです。
切ったパイナップルが完全に浸かるようにしましょう。
パイナップルの保存方法とは?
パイナップルの保存方法は、高温・直射日光を避けて保存しましょう。
また、保存場所は冷蔵庫の野菜室がおすすめです。
この時に逆さまに保存しておくことで、糖分がパイナップル全体に行き渡ります。
パイナップルの葉は根元1cmは残して切り落とします。
全て切り落としてしまうと、根元から腐ってくる可能性があるため、少しだけ残しておきましょう。
まとめ
この記事では甘くないパイナップルを購入してしまった時の対応や、パイナップルを使ったおすすめレシピなどをご紹介しました。
パイナップルはカリウムやビタミンC、ビタミンB1などが豊富です。
カリウム・ビタミンCは水溶性であるため、調理すると溶けてしまいますが、パイナップルであればそのまま食べることことができるため、効率よくカリウムとビタミンCを摂取することができます。
ビタミンB1も豊富に含まれているため、ビタミンCと相まって疲労回復に効果的です。
しかし食べ過ぎてしまうと、ブロメラインがタンパク質を分解してしまうので、舌の表面のタンパク質が分解されてしまい、ピリピリする感じがしてしまいます。
1日に食べる量は100g程度、6切れ程度を目安に食べるのがおすすめです。
また、脂肪として蓄えられにくいので、朝食に摂取するのがおすすめです。