スーパーやコンビニ、ドラッグストアでグラノーラは常温で売られていますが、開封後も同じように常温で保存します。
グラノーラは保存食なのでそこまで賞味期限を心配することはありませんが、一度開封したグラノーラは少し注意する必要があります。
パッケージにも書いてある通り、グラノーラは直射日光に当たる、湿気ると品質が落ちてしまうため、高温多湿の場所を避けて涼しい場所で保存することが大切です。
酸化が進めば味や風味が落ちるし、湿気が進めば硬くなります。
つまり空気に触れさせないことが重要なのです。
チャックが付いているパッケージはしっかりと密封します。
チャックの付いてないパッケージは、クリップやゴムで止めるよりもジップロックやタッパーなどの密封容器に入れて保存した方がいいでしょう。
透明なガラスやプラスティック容器なら、中身が見えるのでいつでも確認できます。
乾燥剤があるなら一緒に容器の中に入れて、保存するのもいいでしょう。
空気を抜くことも大切です。
グラノーラは封を開けた瞬間にカサカサでボソボソに近づきますが、難しい管理は必要ないので美味しいグラノーラを保ち続けていくのは案外簡単です。
空気に触れさせず常温を守る。
これだけで限りなく未開封の状態をキープできます。
できればグラノーラは開封後の1週間か2週間のうちに食べ切りたいところですが、空気に触れさせずしっかりと常温で保存できれば保存食の性質上、長持ちするでしょう。
常温保存がおすすめな理由とは?
グラノーラは常温保存が推奨されています。
そもそも常温保存とは15~25度の温度で、直射日光があたらない、湿度の低い場所での保存を意味します。
食材には低温での保存が適しているものもあれば、常温での保存が適しているものあるのです。
グラノーラを冷蔵庫で保存しない理由としては、冷えたグラノーラを温かい場所で、開ける際の寒暖差があることです。
寒暖差があると結露が発生して、グラノーラが水分によって湿気てしまうことがあります。
他にもグラノーラに含まれているドライフルーツが冷気でカチカチに硬くなって美味しさを損なうこともあります。
冷蔵庫内の肉類や魚類の匂いがグラノーラについてしまうこともあります。
もちろん冷蔵庫の状況によっては、上記のようにならない場合もありますが、常温で密封するのが安全です。
長期に保存したい場合は冷凍庫がベスト
グラノーラは基本的には常温で保存しますが、より長期に保存したい場合は冷凍庫で保存するのがベストです。
購入時の銀袋のままでもいいですが、できれば冷凍用の容器または袋に入れて冷凍庫で保存します。
空気に触れることだけは避けたいので、それぞれを小分けで保存するとさらに安心です。
グラノーラに限らず食品中に水気が少ないものを長期保存する場合は冷凍庫保存がいいでしょう。
グラノーラを冷凍庫から取り出す場合は自然解凍にするかまたはそのまま食べても乾燥物の性質上、凍った状態でもそれほど食感を損ないません。
もし、ちょっと湿気ってしまった場合はクッキングシートを敷いた皿に平らに並べて、電子レンジで600W20秒ほどチンすればサクサクの食感が戻ってくるのでオススメです。
まとめ
一度開封したグラノーラでも、ポイントさえ守って保存すれば長持ちさせることができます。
穀物が主な原料のグラノーラは食物繊維を多く含み牛乳やヨーグルト、豆乳などと相性もいいので、忙しい朝にはぴったりのお手軽メニューです。
ここ数年で色んな種類のドライフルーツが入ったグラノーラが登場して、バリエーションも豊富になりました。
グラノーラを自宅に常備していることも多くあるかと思います。
グラノーラは朝食だけじゃなく、おやつとしてそのまま食べる人が多いのも特徴です。
栄養価が高いので登山やハイキングなどの携帯食としても、注目されています。
大人から子供まで絶妙なザクザク感が楽しめるグラノーラ。
正しい保存をして、一日の活力となるグラノーラライフをお楽しみ下さい。