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白髪染め(ヘアカラー)の使用後や余った際の捨て方(タイプ別対応)

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1液と2液を混ぜて染めるボトルタイプのヘアカラーの廃棄方法ですが、使用した残りの染料剤は洗面所の排水など、浄化槽や下水につながる水路へ流して捨てるようにしてください。

 

環境面や洗面器に着色してしまう恐れもふまえて多めの水で薄めてから捨てことが一番望ましいです。

 

また染料剤を入れた容器は、中をかるく水で洗ってから各自治体の廃棄指示に合わせた方法で捨ててください。

 

一方、チューブ状の染色剤を混ぜて使うタイプの商品やワンプッシュのスプレータイプ(エアゾール)のものもあります。

 

これらは残りをとっておくこともできますが、開封してから目安の使用期限を過ぎていたり、もう不要になった場合は

最初にお伝えしたボトルタイプと同様中に残った薬剤を出し切って下水に流す必要があります。

 

中身を出し切り下水に流した後、チューブタイプはチューブ容器とキャップの素材に合わせて各自治体の指示通りに分別して廃棄をします。

 

さらにスプレータイプは容器の中のガスを抜いてから缶の回収の日に別途廃棄するようにしてください。

 

自治体の指示によりますがスプレータイプはゴミ袋などに中身を出し切って、そのまま燃えるゴミとして捨てることも方法として可能です。

 

この処理を行いたい場合は必ず各自治体が許可しているかどうかを確認の上、問題がなければゴミとして廃棄をするようにしてください。

 

 

基本的に余ったものは廃棄が〇

 

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再三になってしまいますが、余ってしまっても残さずに廃棄するようにしてください。

 

なぜなら染料剤とは1液と2液を混ぜることで化学変化が起こり、染色効果があらわれます。

 

そのため次回染めるときまで余りを残していてもその頃には化学変化が終わっており、いざ使いたいときには染料剤として本来の効果が得られません。

 

残念ながら、残しておいても意味がないのです。

 

ですが一部、例外もあります。

 

先ほどご紹介したチューブタイプのものは1液と2液両方が絵の具のようにチューブ状で包装されており、それぞれ使いたい分だけを出し、混ぜて白髪染めをおこなえる商品です。

 

チューブから出さなかった残りは化学変化が起きる前の状態なのでキャップを閉じてとっておくことが可能です。

 

スプレータイプの商品もスプレー部分を押すことで缶の中の2つの液が同時に混ざりあいながら出てくる仕組みです。

 

そのためスプレーを押さない限り、残りの液剤は混ざらずに缶の中に残っているため保存することが可能な商品です。

 

これらでしたら一度使って余っても未使用分は保存してとっておくことが出来ます。

 

ただし保管可能な期間は平均的に1回目の使用後から3ヵ月~半年程度が目安となっています。

 

注意書きをよく読み、期間が過ぎたら廃棄するようにしましょう。

 

そしてどの種類の染料剤にも共通している使用期限として製造してからおおよそ3年以内がメーカー推奨です。

 

もしも未開封の白髪染めがお家にある場合は使う前に製造日から3年経過しているか確認するようにしてください。

 

3年が経過してるようでしたらもったいないと思っても安全のために廃棄しましょう。

 

 

 捨てる際にあると便利なものとは?

 

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染料剤についていくつか種類がありましたが全体に共通してあると良いものは『マスク』と『手袋(できれば軍手などではなくビニール製)』の2つです。

 

スプレータイプを廃棄する場合は、この2つにくわえて

 

・中の余った染料剤を捨てる袋

・新聞紙や古タオルなど染料剤を染み込ませられるもの

・ガス抜きの穴あけ器

・穴あけ器を使うとき用の袋

 

を用意するとスムーズだと思います。

 

「袋と染料剤を染み込ませられるもの」は下水ではなくゴミとして廃棄する場合にあると便利なものになります。

 

また、はじめにスプレータイプはガスを抜く必要があるとお伝えしましたが

 

ガス抜きのときは穴あけ器があるとより手軽にガス抜きができます。

 

ガスはスプレーを長押しすれば手動で出し切ることも可能ですが、それまで押し続ける手間がかかるので専用の穴あけ器があると簡単に処理できてオススメです。

 

簡易式なものでよければ100円ショップでも売られています。

 

まわりに飛び散ってしまうかも知れませんので念のためビニール袋の中に新聞紙など敷いた中で穴あけ作業をするようにしてください。

 

また、スプレー缶に含まれているガスはLPガスです。

 

空気よりも比重が重たいものになるので、室内でガスを放出してしまった場合、床付近に滞留してしまいます。

 

滞留したガスは換気扇や窓を開けても室内に残ってしまい、引火の恐れもあります。

 

必ずガス抜きの作業を行う場合は風通しの良い屋外ででも染料剤の残りの飛散リスクがありますのでできれば風の弱い日に行うようにしてください。

 

一部の自治体では「スプレー缶に穴をあけないでください」という決まりがある地域もありますので、この場合も自治体の指示をよく確認してから判断してください。

 

 

まとめ

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微妙な長さのロングヘアやショートヘアの場合に市販の染料剤を使うと結構染料剤が残ってしまってもったいないなと思う方もいるかもしれません。

 

私も「1箱とちょっとだけで足りた」というような微妙なときがあり、余ってしまった分を捨てるのが悔しいなんて思うときもありました。

 

実際、残りを後日使いたくても劣化が進んでおりうまく髪の毛が染まらないこともそうですが何よりガスが発生して異臭が発生したり破裂に伴う怪我が起きてしまっては元も子もありません。

 

美容院で染めるよりも安価に済ませられるものですのでここはきっぱり諦めて廃棄するようにしてください。

 

また、いざ廃棄したくてもお住いの自治体によってしても良い方法とそうでない方法が細かく分かれます。

 

心配な場合は自治体へ直接問い合わせを行い指示を促してもらってから廃棄処理をおこなうようにしてください。