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もみじが枯れる前に復活させるために必要な4つの事とは?

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もみじは基本的に室外管理で、日当たりと風通しを好みますが、日光の当たり過ぎは枯れる原因となります。

直射日光や西日を避け半日陰の場所が良いでしょう。

 

もみじは元来、水が好きなので、たっぷりと与えましょう。

夏場は日に2回多めに行い、冬場は2日に1回、土が乾かない程度で結構です。

 

もみじの樹液は甘くて虫の好物です。害虫を見つけたら殺虫剤で除去し、樹木をいたわりましょう。

 

 

もみじの代表的な病気はうどんこ病です。症状としては葉に白い斑点ができます。

 

対策としては、薬剤を散布するほか、土壌と水はけを良くして乾燥させるなど、環境を整えることが大切です。

 

もみじは急激な温度差、強風、室外機のそばが苦手で、環境の変化が枯れる原因となります。

 

もしあなたの育てているもみじが枯れそうならば悪い環境があれば改善して、もみじの生育を助けましょう!

 

対策をしっかりすることにより、枯れることなく、いきいきと復活するはずです。

 

枯れない環境づくりのため、もみじには愛情をもって接しましょう!

 

 

 

もみじが枯れてしまう原因とは?

 

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もみじが枯れてしまう原因は下記の4つです。

 

・日光の当たり過ぎ

・水が足りない

・害虫や病気

・温度、風、場所などによるストレス

 

 

元来、もみじは山奥や渓流沿いの半日陰になる場所に多く繁殖しています。

また、水が豊富で十分に取り入れることができる環境下で育っています。

 

夏でも高温にならず、他の樹木で守られて強風もなく、水はけが良いところが、もみじの最適地なのです。

 

次は、もみじが枯れてしまう原因を説明しながら、その対策についてお話します。

  

日光の当たり過ぎ

もみじは山奥で育っており、直射日光はやや苦手です。

 

日光は光合成で必要ですが、当たり過ぎたら枯れます。

西日も避けられる半日陰となる場所で育てましょう。

 

もみじの盆栽を屋内で育てる場合、日光不足となり枯れます。

一日数時間は屋外に出して、太陽の光を当てましょう。

  

水が足りない

 もみじはとても水を好みます。夏は1日2回根元へたっぷりと与え

葉にも水をかけ、水切れを防止します。

 

水切れすると葉先が枯れ、紅葉に悪い影響を与えます。

 

冬は休眠期になるので、2日に1回、土が乾かない程度にやるのが目安です。

 

もみじの盆栽に水を与える場合には、屋外で受け皿を外した状態で、鉢の底穴から水が流れ出すまで十分に与えます。

 

水が流れることによって、空気も一緒に流れますので、根に酸素もいきわたります。

  

害虫や病気

もみじを英語で何というかご存じでしょうか?

メープルといいますよね。

 

メープルシロップは、サトウカエデなどの樹液から作られた甘味料でカナダ産が有名です。

 

そのようなこともあり、もみじの樹液は甘く、害虫が好みます。カミキリムシの幼虫のテッポウムシが樹皮の下を食害しながら成長します。

 

テッポウムシがいる穴を見つけたら、殺虫剤のノズルを突っ込んで噴射します。害虫を除去したら穴は園芸用のパテで埋めて下さいね。

 

木の中でどこにいるか分からないテッポウムシには、ノズルが特殊で3方向に噴射することができるキンチョールEが便利でおすすめです。

 

 

穴埋めのパテは↓のカルスメイトがおすすめ 

 

 

葉っぱに白い粉がついているのを見かける場合がありますよね。

これは「うどんこ病」で、カビの一種の糸状菌です。

 

これに侵されると光合成ができなくなり、木が枯れる原因となります。

対策としては、農薬や殺菌剤を散布して、病気を治します。

  

温度、風、場所などによるストレス

 冬は寒さには強いですが、乾燥した北風で枯れることがあります。

また、急激な温度変化にも弱いので、室内に置く場合には冷暖房の調整に注意が必要です。

 

ベランダや屋外に置くときには、室外機のそばに置くと熱風で枯れるので離して下さいね。

 

地植えでは、根の下の部分に硬い石やコンクリート片がある場合、根の成長が止まり、水を吸い込む力が弱くなり、枯れる原因になります。

 

このような場合には障害となっているものを除去します。

除去が困難な場合には場所を変えて、植え替えを行って下さいね。

 

もみじの生育には環境による変化が影響しますので、もみじのちょっとした変化を見逃さず、臨機応変に対応することで、枯れるのを防止できます。

 

次は、時期に応じた予防策についてお話します。

 

 

 

もみじはこんな植物!併せて気をつけたい事とは?

 

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もみじはムクロジ科カエデ属の落葉高木です。

 

もみじとカエデは同じカエデ属の仲間で植物学上の区別はありません。

 

前述しましたが、もみじは山奥や渓流沿いの半日陰になる場所に多く繁殖しているため水が大好きです。

 

夏でも高温になったり、長い時間日の光にさらされる場所は少し苦手な植物です。

 

また樹液は甘くて虫の好物のため、虫が付きやすいのももみじの特徴の一つと言えます。

 

園芸界では葉先が5~9つにさけ、かつその切れ込みが深いものをもみじ、浅いものをカエデと習慣的に区分しています。

 

一般的には、もみじといえば比較的に葉の小さいイロハモミジを指します。イロハモミジはカエデよりも薄く端正な形をしています。

 

芽出しや紅葉はとても鮮やかですが、カエデよりもやや樹勢が弱く、葉を痛めやすいので、管理にはすこし注意が必要です。

 

もみじを元気に育てるために、以下のことに気をつけましょう!

 

 

剪定

 樹木は年々枝を伸ばし、茂り過ぎると通風や採光が悪くなります。

 

剪定により、樹形が良くなり、風通しや日当たりが良くなり、樹勢が回復します。また、病気や害虫を防止できるメリットもあります。

 

枯れ葉はすべて落とし、枝も途中で切ります。

剪定の時期は11月~12月下旬の落葉時期が良いでしょう。

 

絡むようにクロスしている枝や枯れ枝を剪定して、自然な樹形に仕立てます。

 

植木職人の中には、「もみじは刃物を嫌う。」と昔からのいい伝えを守って、手で枝を折る方法で剪定をする人もいます。

もみじのストレスを少なくするようです。

 

剪定ばさみなどの刃物を使った場合には、切り口に保護液を塗っておくと良いでしょう。(こちらも先ほど紹介したカルスメイトでOKです)

これで樹液の流失と菌の侵入を防げます。

  

植え替え

 もみじを鉢で育てていると、地上部の成長に伴って、根もどんどん伸びます。

だんだんと根の成長で鉢が窮屈になります。

これを「根詰まり」といいます。

 

根詰まりになると根が成長できず、水を吸い上げる力が低下しますので、枯れる原因になります。

 

植え替えは2年に1回を目安に、春の新芽が出る前に行うのがベストです。成長が早く根詰まりしやすいので、小さい鉢の場合は、毎年植え替えた方がいいでしょう。

  

針金かけ

針金かけの目的は第一に自分が求める理想の形にすることです。

併せて、もみじの健全な成長、病気や害虫の防止を担っています。

 

枝同士の重なりを防止して、風通しが良くなり害虫を寄せつけず、日当たりも良くなるので、樹木が元気に育ちます。

 

針金はアルミと銅製がありますが、アルミが柔らかく初心者の方には使いやすいのでおすすめです。

  

肥料 

植物の生命維持のために必要なものは、水・光・空気・ミネラルの4つが必要です。

 

ミネラルは植物の身体の材料であり、身体の働きを整えたり、エネルギーを働かせたりするのに必要です。

ミネラルは肥料に含まれています。

 

肥料を与える時期は、1~2月に緩効性肥料、油かすや骨粉などの有機質肥料を与えると効果的です。

 

新芽や花芽の増加、樹勢の回復、根張りの強化に効果を発揮するでしょう。

 

私はこちらの油かすをつかっています↓

 

 使っている有機質肥料↓

  

まとめ

 

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もみじが枯れてしまう原因と枯れる前に復活させる方法についてはお解りになったと思います。

 

植物が生きていくのに水・光・空気・ミネラルが必要でしたよね。

 

もみじは水が大好きですので、たっぷりと与えましょう。

盆栽への水やりは、屋外で受け皿を外した状態でたっぷりと与えましょう。

 

もみじは環境の急激な変化には弱いものです。

 

日光は葉の光合成をおこない葉緑素を作る必要な要素ですが、日光が当たり過ぎると枯れる原因になりましたよね。

 

日光の調整に気をつけましょう!

 

また、強い風、湿気などにも苦手な面があります。

 

もみじのちょっとした変化を見逃さず、その時々の状況に応じて面倒を見ることで、枯れるのを防止できます。

 

もみじを子どもさんやお孫さんのように、かわいがって育てたら、生々と元気に育つことでしょう。

 

秋に鮮やかな紅葉となるのを夢見て、もみじと一緒の生活をスタートしましょう!