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人参の表面にぬめりが!これって腐ってる?食べても平気?

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人参を保管していると表面にぬめりが出てきてしまうことがあります。

これはニンジンに含まれているデンプンが表面に染み出てきているだけなので、ぬめりを洗い流すことで食べることができます。

 

今回は、どうして人参にぬめりが出てきてしまうのか、人参の正しい保管方法について、解説をしていきます。

 

 

どうしてぬめりが出てくるのか?

 

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人参は糖質や栄養が豊富な野菜で、デンプンも多く含まれています。

 

そのため、保管している間に人参のデンプンが表面まで染み出してきてしまい、ぬめりが発生します。

 

しかし、このぬめりは人参が腐っていてぬめりが出ているわけではないので、しっかりと洗い流せば食べることができます。

 

また、水分を含んだ状態などで保管しておくとぬめりが出てくることがあります。

 

そのため、保管する場合には水分をよく拭き取ってから保管することをおすすめします。

 

人参にぬめりが出ているからといって、腐っているとは限りません。

 

しかし、以下のような状態のときは腐っている可能性があるので食べるのはやめておきましょう。

 

・人参が溶けているような部分がある

・酸味のある臭いがする

・洗ってもぬめりが取れない

・表面を押すと柔らかく、へこむ

 

このような場合には腐っている可能性があるので、食べないようにしましょう。

 

腐っている人参を食べてしまうと、食中毒になってしまうので気を付けましょう。

 

特に人参にはウェルシュ菌が含まれています。

 

腐っている人参にはこのウェルシュ菌がかなり付着しているので、

 

・腹痛

・下痢

・脱水

 

などの症状を引き起こします。

もともと人参は栄養が豊富な野菜です。

 

特に人参に含まれているβカロテンなどのカロテノイドが持つ抗酸化作用が注目されています。

 

抗酸化作用はビタミンAやビタミンC、ビタミンEなどにも含まれており、抗酸化ビタミンと呼ばれています。

 

この抗酸化作用とは、活性酵素の働きを抑える作用を持っています。

 

そのため抗酸化作用によって体内の酸化に伴う老化や動脈硬化などを予防する効果が期待されているのです。

 

 

正しい人参の保管方法とは?

 

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人参は正しく保管することで、ぬめりを発生させなくすることができます。

 

ここからは人参の正しい保管方法について解説をしていきます。

 

人参をペーパータオルで包み、立てて保管

人参は水分が付着しているとぬめりが出やすくなります。

 また、人参は新鮮なものほど乾燥を嫌うため、乾燥させないよう保管をしていきましょう。

 

夏場であれば、購入してきたら袋から出して1本ずつペーパータオルで包んで縦に置いて保管するようにしましょう。

 

冬場の場合には、乾燥して人参の水分が抜けないように、新聞紙などを巻いて冷暗所で保管をします。

 

葉付き人参の保管方法

葉付きの人参は葉の部分を切り落として、ポリ袋やジップロックなどの保存袋に入れ葉の部分と根の部分を別々に保管します。

 

葉付きの人参は栄養も高く貴重な部分です。

間違っても捨ててしまわないようにしましょう。

 

ポリ袋などを利用するときは、口をちゃんと閉めないように気を付けましょう。

 

袋を密閉してしまうと人参から蒸発した水蒸気が人参に付着してしまい、痛んでしまいます。

 

そのため、袋に入れて保管する場合には、口を軽く結ぶ・開けておくようにしましょう。

 

人参が少しだけ余った時の保管方法 

人参1本を料理に使いきれず、少しだけ余ってしまった場合には薄く切って冷凍保管するのがおすすめです。

 

ジップロックなどの口を閉じれる袋に、薄く切った人参を薄く平らになるように入れ、冷凍保管しましょう。

 

人参は冷凍・解凍すると食感が変わってしまいますが、薄切りにすることで食感の変化が気になりにくくなります。

 

冷凍保管は1ヶ月程度可能です。

 

土つきの人参は土がついたまま保管する

土がついている人参は土がついたまま保管をしましょう。

 

人参以外の野菜もそうですが、育った環境のまま保管するほど長持ちします。

 

そのため、土つきの人参である場合には、そのまま新聞紙に包んで保管しておくことで人参が長持ちします。

 

人参の保管に最適な温度と湿度

人参を保管する上で最適な温度は0~5度と言われています。

 

なので、保管するなら冷蔵庫での保管が適しています。

 

また、人参は乾燥に弱いため湿度は90~95%が適しているとされています。

乾燥対策も人参が長持ちする保管方法です。

 

下茹でしてから人参を冷凍保管

人参は冷凍すると食感が少し変わってしまいます。

しかし、冷凍の前に下茹でしておくことで食感の変化を最小限にすることができます。

 

下茹での方法は、水を張った鍋に人参を入れて茹でます。

この時に茹ですぎてしまわないこと。

 

爪楊枝を強めに刺してようやく刺さる程度の硬さがちょうどいいです。

 

その後、ザルにあげて粗熱が取れるのを待ってから冷凍保管します。

 

これだけで解凍時の食感が劇的に変わりますよ。

 

 

まとめ

 

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今回は人参の表面にぬめりが出てしまう原因と人参の正しい保管方法についてご紹介しました。

 

人参には栄養素がたくさん詰まっているので、買ってきた人参は無駄なく利用したいですよね。

 

人参に豊富に含まれている栄養は脂溶性ビタミンといって、油と一緒に摂取することで効率よく体内に吸収されていきます。

 

そのため天ぷらにしたり、炒めものにすることで人参の栄養を余すことなく摂取することができます。

 

今回の記事を参考に、温度と湿度を適切に、水分を含ませないよう、人参を適切に保管してみてください。