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ブルーベリーは追熟しない!完熟したのに甘くないわけとは?

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ブルーベリーは樹上完熟する果物なので、追熟はしません

そのため、収穫後に糖度が増加しないため、木から切り離した後にはブルーベリー自体を甘くすることができません。

 

今回は、酸味の強いブルーベリーを甘くする方法や、そのブルーベリーの活用方法について紹介していきます。

 

 

甘くするために知っておきたいブルーベリーのこと

 

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元々ブルーベリーはイチゴと同じくらい甘い果物として有名です。

 

しかし、お菓子やジャムなどの加工食品の影響からか、酸味の強い果物として着目されることが多いです。

 

ブルーベリーを育てている方や過去に育てていた方は経験があるかと思いますが、ブルーベリーの完熟具合を判断することは難しいです。

 

完熟したと思って収穫してしまうと、酸味の強いブルーベリーを収穫してしまうことになります。

 

ブルーベリーは樹上完熟なので、収穫後に甘さが増すことはありません。

 

ちなみに、「不知火」で有名な中晩柑などは完熟する前に収穫して貯蔵するので、貯蔵熟成と呼びます。

 

ブルーベリーは実が青くなってから4~6日後に最も完熟すると言われています。

 

そのため、ブルーベリーの完熟を見極めるためには実が青くなったタイミングから4~6日後に食べるのがおすすめです。

 

青くなってからすぐと、4~6日後に収穫した場合を比較すると、ブルーベリーの糖度は15~20%程度差があると言われています。

 

そのため、ブルーベリーを自宅などで育てている場合には、見た目上の変化があまりありません。

そのため果実の状態から完熟度合いを判断しなくてはなりません。

 

しかし、ご自宅で育てているブルーベリーの完熟具合は以下のポイントをチェックすることである程度わかります。

 

1.果軸(へた)の着色

ブルーベリーの実自体が青く着色していれば、次は果軸(へた)の色をチェックをしていきます。

 

完熟していくにつれて、この果軸(へた)も青く着色して行きます。

 

果軸(へた)まで青く着色すれば完熟と言えます。

 

果軸(へた)が青く着色するタイミングは、実が青く着色してから4~7日後程度です。

 

注意点は果軸(へた)全体が青く着色するまで待つとそれは「過熟」です。

 

そのため、果軸(へた)と実が接している部分だけが青く着色しているかを確認しましょう。

  

2.果軸(へた)がチェックできない

→房の中で一番大きい実を選ぶ

ブルーベリーは一房にいくつもの実がなります。

なので実が密集していて果軸(へた)をチェックできない場合には、その房の中で一番大きい実を選びましょう。

ブルーベリーは一番大きな実が一番早く完熟します。

 

そのため、房の中で一番大きな実を選ぶことで、完熟した甘いブルーベリーを食べることができます。

  

3.ブルームのチェック

ブルーベリーが完熟してくるとブルーム(果粉)と呼ばれる粉のようなものが分泌されます。

 

これは実の乾燥を防ぐためであり、ブルームが多く分泌されているブルーベリーほど完熟しています。

 

 

では、酸味のあるブルーベリーを収穫してしまった時や酸味の強いブルーベリーを購入してしまった時には?

 

お次は、酸味の強いブルーベリーの活用方法についてご紹介します。

 

 

すっぱいブルーベリーの活用方法

 

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ブルーベリーの熟成具合は食べてみないことにはわかりません。

 

でも、そのブルーベリーがとても酸っぱかった時にはどうしましょう?

 

そんなあなたにオススメの活用方法をご紹介していきます。

 

まず1つ目は酸味の強いブルーベリーは甘味の強い食べ物と混ぜるのがオススメです。

 

例えばバニラアイス、ブルーベリーをそのまま入れてしまうと大きくて食べにくいので

スプーンやフォークなどで粗く潰してバニラアイスに混ぜれば、酸っぱかったブルーベリーが嘘のように甘くなります。

 

特に、ブルーベリーの旬は7-8月のあつーい季節です。

 

ブルーベリー×バニラアイスで涼んでみてはいかがでしょうか?

 

2つ目の活用方法は「ジャム」にする、です。

 

ジャムの調理工程で砂糖を加えて煮込むため酸っぱいブルーベリーに甘さが加わり食べやすくなります。

 

 

ジャムの作り方はこちらがとても簡単

 [材料]

ブルーベリー 130g

砂糖            60g

レモン汁   小さじ1

 

[作り方]

  1. 材料を鍋に投入。強火で5分程度加熱。
  2. 出てきたアクをすくう。
  3. 煮沸した瓶に入れて冷ます。

 

これだけで酸っぱかったブルーベリーがあまーいジャムに早変わりです。

 

ご自宅にある材料で10分もかからずに作ることができるので、ぜひ作ってみてくださいね。

 

3つ目の活用方法は食べ方を変える、です。

 

あなたはブルーベリーを食べるときに一粒ずつ食べていませんか?

 

ブルーベリーは樹上熟成するため、一粒一粒の熟成具合が異なります。

 

そのため、一度に6~7粒まとめて食べることで、完熟しているブルーベリーと酸味の強いブルーベリーが織りなす見事な味わいを楽しむことが出来ます。

 

一度騙されたと思って、ブルーベリーをまとめて食べてみてください。

 

その美味しさにあなたも虜になるはずです。

 

 

まとめ

 

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今回は酸味の強いブルーベリーを甘くする方法と、ブルーベリーの活用方法について紹介しました。

 

ご自宅でブルーベリーを育てている方は果実の完熟具合を、果軸(へた)の着色と実の大きさから判断をしましょう。

 

万が一酸味の強いブルーベリーを購入してしまったり収穫してしまった場合には、甘みのある食材と混ぜる、一度にまとめて食べてみるなどがおすすめです。

 

ブルーベリーはアントシアニンや、ビタミンC・E、亜鉛などの栄養素が豊富なので、健康にもいいですよ。

 

特に亜鉛は不足すると

 

  • 疲れやすい
  • 集中できない
  • 風邪をひきやすい

 

などが生じます。

 

そのため、ブルーベリーで亜鉛を補うことでこれらの症状軽減を期待できます。

 

筆者のおすすめは夕食時に食べることです。

 

ブルーベリーに含まれるアントシアニンは、目の疲労を和らげる作用があります。

 

1日の終わりにブルーベリーを食べて目の疲労を和らげればぐっすり眠ることができますよ。