大変な子犬のトイレトレーニング、共働きの際に気を付けたい事
共働きのご家庭での、子犬のトイレトレーニングは留守にする事が多いので、かなり難しいです。
その際に気を付けたい事は「環境づくりをする事」と「根気よく付き合う事」です。
昔より女性が社会で活躍しやすいのが最近の日本です。
共働きのご家庭でも仕事疲れから癒やしを求めて、子犬という家族を増やしたいこともあるでしょう。
しかし、共働きだと家での時間が少ないなり子犬にしつけを教えることが難しくなります。
そんな中でも最初に教えるべきしつけは「トイレ」です。
トイレトレーニングが、しっかり出来ていないと仕事が終わり、自宅に帰ってゆっくりしようとしても部屋中が子犬のオシッコやフンで、とても大変なことになってることも、、、
どんなに忙しくて、心身ともに疲れていてもまずは掃除をしないといけない状況はつらいですよね?
トイレトレーニングを教える時間が無い方達でもすぐにでも実践出来るコツと手順をお教えしましょう。
トイレを覚えさせるベストな環境とは?
トイレを覚えさせるのに、何から始めればいいのか?
色々な道具や知識が必要であったりしますので是非、この2つの内容だけでも行っていきましょう。
1.犬用のケージの中に寝床とトイレ用トレイを用意する。
ケージの中での寝床以外は、全てペットシーツで敷き詰めましょう。
この状態が、トイレを教える上でベストな環境です。
排泄をしたのを確認すれば、そのシーツをすぐに捨てずに活用します。
「トイレはここだよ」と教えたい場所に、トイレ用トレイを設置し、そのシーツを置きましょう。
まず、これだけです。(心配な方は、周辺にもペットシーツを敷きましょう)
犬には、寝床とトイレの場所を区別できる習性があります自分の寝床に排泄することはまずあり得ません。
トイレに関しては、その場所を臭いで判別し、次から同じ場所でオシッコやフンをしてくれるでしょう。
そして何よりも大切なのが、トイレに成功したら「過剰に褒めること」です。
少し大袈裟にスキンシップしながら褒めてあげましょう。
ケージに入れるなんて可哀想と思う方も多いのですが、子犬にとって十分なスペースを取り、トイレを覚えるまでと、そこはしっかり割り切りましょう。
2.朝だけでも、子犬の排泄しやすい時間を把握する。
犬にも人間と同様に、排泄したい時間のタイミングがあります。
- 遊びで運動した後や興奮した後
- ぐっすりと睡眠してから起きた時
- ご飯や水を飲んだ後
どうしても家での滞在時間が少なくなる共働き世帯では特に「朝ごはんをあげて、水を飲んだ後」がオススメです。
この朝の時間のタイミングだけでも、子犬をトイレに連れて行ってあげましょう。
そして成功体験をたくさんさせてあげて、先ほどと同じく、過剰なぐらい褒めてあげましょう。
どうしてもトイレを覚えられないときは・・・
先ほどまでのトイレトレーニングを行っていても、全てが簡単に上手くいく訳ではありません。そんな時、以下のことを確認してみましょう。
広いスペースで自由にしすぎていないか?
子犬のサイズに比べて大きすぎるケージを用意したりケージを使用しなかったりすると自由に動けてしまいなかなか覚えてくれません。適度なサイズに調整し、トイレの成功体験を増やしてあげましょう。
トイレが小さすぎていないか?
子犬の身体と同じサイズでも可能な場合もあるが、それで覚えてくれない時は、大型犬用の大きなサイズのトイレ用トレイに変更したり、2個以上繋げてみたりして覚えてきたら、徐々にサイズを小さくしていきましょう。
トイレ周辺を含めて清潔な状態か?
本来、犬はキレイ好きです。排泄物で汚れが酷くなるとその場所にさえ、近づかなくなってしまいます。清潔な状態を確保できる仕組みと環境にしましょう。
トイレに行きたい時の行動を把握できているか?
先ほど排泄のしやすい時間をお伝えしましたが、「地面を頻繁にクンクンと嗅いでいる」「同じ場所をクルクルと回ったりソワソワしている」といった行動は、排泄したい時の一般的な反応です。
決まった時間だけではなく、こんな行動をする時にもトイレに連れていきましょう。
トイレの場所が気に入らないのではないか?
実はその場所が子犬にとって、落ち着かない場所かも知れません。
人通りの無い所にトイレの場所を変えてあげたり思い切って色んな所にトイレの数を増やしましょう。
そして、排泄する頻度が少ない所から徐々に1つずつ撤去すれば良いだけです。
まとめ
犬種によっては、性格はもちろん頭の良さも異なりますので、覚えが良い子犬も居れば、なかなか言う事を聞かない子犬も居ます。
子犬に留守番させることが多くなる共働きではしつけ教育が最大の課題であり、その中でもトイレトレーニングは、根気よく行う必要があります。
著者の実体験でいうと、昔に8匹の子犬と暮らしていた時期があります。
共働きというよりは、自営業であったため両親の留守が多く、最初はトイレの場所が定まらず、毎日とても悲惨な部屋になっていました。
掃除しては叱って、掃除しては叱っての繰り返しを半年ほど行い、やっとのことでトイレの場所を覚えてくれたのが記憶にあります。
当時は、しつけはどうすれば良いのか知る由もなく、ちゃんと調べてコツや手順を行っていればもっとスムーズに生活できたのにと後悔ばかりです。
子犬にトイレトレーニングを教えることができたならばドッグランなど公共の場に連れていくことができます。
さまざまな愛犬家の皆様との交流も増えてくれば、子犬との生活がもっともっと楽しくなってくるでしょう。