朝食は何カロリーがベスト？献立ごとのカロリー目安も知っておこう！
1日の始まりの大切な食事である朝食は、しっかりと食べてほしいですよね。
朝食では、500キロカロリー前後を摂取するのががベストだといわれています。
なぜ朝食が必要なのでしょうか？その役割をご紹介します。
朝食は大きく分けて3つの役割を持っています。
- お昼までの活動エネルギーを供給する
- 寝ている間に下がった体温を上げ、体を目覚めさせる
- 血液中のブドウ糖を増やし、脳を目覚めさせる
人は寝ている間もエネルギーを消費しています。
その、消費した分のエネルギーを補充する役割が朝食にはあります。
食べ物を摂取することで体温も上がり、体が活動的になります。
脳も同じです。
寝ている間は脳も休んでいる状態なので、朝食を食べて脳を起こす必要があります。
生活リズムを整えるためにも、朝食は重要なのです。
特に、育ち盛りといわれる中学、高校生は、大人よりも１日に摂りたいカロリーが高めです。
運動量の多い男子だと、3000キロカロリーが目安になります。
この摂取カロリーを、３回の食事で摂るとなると、１回が1000キロカロリーにも！
1000キロカロリーは、大盛りのカツカレーをイメージしてください。
カツカレーを朝・昼・夜と3食食べるのは不可能なので、やはり朝食を抜くわけにはいきませんね。
１日の摂取目安カロリーを、バランスよく３食で補いましょう。
朝食に合う献立ベスト10！
中学、高校生になると、前日の部活の疲れや連日の塾通いで、朝なかなか起きられないことがありますよね。
それでもやっぱり、朝食は必要なので、早起きできるような楽しみなメニューにするのも１つの手でしょう。
それでも難しい場合は、準備をしながら片手で食べられるようなメニューにするのもオススメです。
中高生が食べやすい朝食をご紹介します。
標準的なカロリーも記載していますので、個数を増やしたり、組み合わせてくみてださい。
No.10 バナナジュース(130キロカロリー)
時間が本当にないときは、これに頼りましょう！
効率的にエネルギーを補給することができます。
いつもの朝食なら、パンやハムを追加するといいでしょう。
No.9 オムレツ(250キロカロリー)
卵は完全栄養食といわれ、中でもタンパク質がとても豊富。
疲れを取ってくれたり、集中力を高めてくれます。
チーズや人参、ベーコンを入れれば立派なおかずに！
No.8 ミートボール(100グラム250キロカロリー)
小さい頃からお弁当のおかずの定番。
食べ慣れた味だからこそ、朝でもパクパクと食べることができます。
あのサイズも、食べやすさの秘訣ですよね。
パンに挟んだり、おにぎりの具にしたり…
アレンジも楽しめます。
No.7 蒸しパン（210キロカロリー）
ホットケーキミックスと電子レンジで簡単にできるお手軽蒸しパン。
チーズを入れたり、ココアを入れてスイーツにしたりとアレンジの幅が大きいのが特徴です。
ふわっと香る蒸しパンの香りに、眠気も飛んでいくかも。
No.6 フレンチトースト(230キロカロリー)
女子はもちろんですが、男子も大好きなフレンチトースト。
最近は、冷凍のものもとても美味しいですよ。
ヨーグルトを添えると、朝から素敵なプレートに。
No.5 カレー(600キロカロリー)
朝からカレー？と驚かれるかもしれませんが、
香辛料をたっぷり使っているカレーは目覚めにぴったり。
昨日の残りでも、もちろんレトルトでもいいんですよ。
No.4 おいなりさん(1個118キロカロリー)
甘いお揚げと、酢飯がマッチして美味しいですよね。
ゴマを入れると栄養価もアップします。
おにぎり感覚で食べられるので、忙しい朝にぴったり！
No.3 おにぎり(179キロカロリー)
日本の代表的ファストフード！
具材を変えることで、毎日飽きずに食べられますよ。
腹持ちもいいので、部活生も満足です。
No.2 豚汁(120キロカロリー)
朝食に温かいもの、いいですよね。
お腹が温まると、自然と活力も出てきます。
たっぷり野菜とお肉で、栄養バランスもOK！
No.1お茶漬け(280キロカロリー)
お茶漬けもおにぎり同様、アレンジしやすく毎日楽しむことができます。
冬は熱々を、夏は麦茶漬けでさっぱりと。
毎日、一年中食べることができる、最強の朝食です！
いかがでしたか？
お茶漬けは時間のないときにサラサラと進み、なおかつ腹持ちもいいので、本当にオススメの朝食ですよ！
日本人の朝食に和食が良いわけとは
和食の朝食は、とてもバランスが整っています。
ご飯、お味噌汁、副菜の一汁三菜。
炭水化物、タンパク質、ミネラル、ビタミン、食物繊維。
我々日本人に必要な栄養素をバランスよく摂ることができる献立こそが、和食なのです。
最近では、高エネルギー、高タンパク、高脂肪の欧米型の食生活が主流になりつつあります。
その結果として、生活習慣病の罹患率がどんどん上がってしまいました。
日本人が慣れ親しんできた和食を朝食にすることで、健康的な食生活にしましょう！
まとめ
朝はやく起きてご飯を食べる。
簡単なように聞こえますが、なかなか難しいですよね。
朝食を抜くと、イライラしたりだるさを感じるだけでなく、太りやすくなる傾向があることが分かっています。
朝食をしっかり食べて１日をスタートし、勉強に、部活に思いっきり励んでもらいたいですね！
