【初心者】タロットカード占いの始め方!初心者向けのタロットカードとは?
タロットカードにはいろいろなカードがあります。
ウェイト版・ライダー版・マルセイユ版・エテイヤ版・エジプシャン版他にもトートタロットなど、初心者には迷ってしまうほどです。
ですが安心してください。基本的に大きく分類すると「ウェイト版」と「マルセイユ版」の2つです。
タロットカード初心者には日本で良く使用されていることから「ウェイト版」から始めた方が良いと言われております。
なぜ「ウェイト版」が「マルセイユ版」が優れているのか。
是非、ご紹介させていただきます。
「ウェイト版」がオススメな理由とは?
正式には、イギリスのロンドンから発売された「ライダーウェイトタロット版」フランスのマルセイユ地方からの販売された「マルセイユタロット版」
この2つを比較していくと、
大アルカナカードの8番と11番が入れ替わっている。
ウェイト版は 「8番・力」 「11番・正義」マルセイユ版は「8番・正義」 「11番・力」ちなみに番号が入れ替わっていますが、それぞれの絵が持つ意味に変化はありません。
絵柄から得る情報が異なっている。
ウェイト版は「デッキ78枚ともにキレイな絵柄がある」絵柄もとても精密で、色や花・服の柄まで全てに意味があります。
つまり直観的に絵柄が読み解きやすいため、初心者にも始めやすいのです。
マルセイユ版は 「小アルカナには絵柄がシンプル」大アルカナ22枚には絵柄はあるのですが、小アルカナは数字とカードのスート(棒・剣・貨幣・杯)のみ
数字とスートの2つの意味を暗記する必要があります。
日本でよく使用されているカードも解説書も「ウェイト版」が多いということもあり、無難に「ウェイト版」から始めるのが無難です。
よりプロに近づきたいとのことであれば、「マルセイユ版」にレベルアップが理想です。
とは言え、ここからの占いのご紹介は、大アルカナの22枚だけ使用する占いなので、自分の気に入った絵柄やサイズのタロットカードでも大丈夫です。
初めての方にオススメな占いとは?
大アルカナ22枚だけを使用して始めていく中でオススメの占い方法は、ズバリこの3つです。
タロット占いの基本「ワンオラクル」
1枚のカードを直観的に引くというシンプル方法。
選ばれた絵柄から、問題の全体像を読み解けることでどんな悩みや相談にも対応することができます。(ただ大アルカナ28枚の絵柄の事前知識が必要)
問題解決のための「ツーオラクル」
2枚のカードを使用する占い方法。
占う対象者の質問に対しての「結果」と「対策」が占えます。
この方法は、「結果」に悪いカードが出てしまっても、もう1枚のカードは「対策」なのでポジティブに向き合えます。
まず、シャッフルしたデッキの上から7枚目を右手側に置きます。こちらが「結果」のカードです。
そして、さらに残ったデッキから7枚目を左手側に置きます。こちらが「対策」のカードです。
あとはそれぞれの絵柄の持つ意味を読み解き、占い師である自分の直観を信じ、思った解釈を伝えましょう。
例えば、テーマが「今後の好きな異性へのアプローチ」の恋愛であった場合。
結果のカードに「恋人」なら「恋愛面で良い結果がでる暗示がでています。」
そして、対策のカードに「悪魔」なら「ただし恋人のカードには誘惑の意味もあり、この悪魔のカードとあわせて、誘惑に負けない魔が差さないように注意が必要でしょう。」
と伝えるような直観的な自分のイメージが大切です。
相手の心をチェックする「ツーマインド」
先ほどと同じく2枚のカードを使用する方法ですが、こちらは気になる相手の「表面意識」と「潜在意識」の心理を読み取る占いです。恋愛と人間関係にイチオシです。
まず、シャッフルしたデッキの上から7枚目を上側に置きます。こちらが「表面意識」のカードです。
そして、さらに残ったデッキから7枚目を下側に置きます。
こちらが「潜在意識」のカードです。
あとの読み解き方は「ツーオラクル」と同じです。
自分の直観を信じて、経験を重ねていきましょう。
さらにレベルアップしていくなら、「正位置と逆位置での意味の違いも取り入れる」、「小アルカナも追加のフルデッキで行う」、少しずつコツコツと修行していきましょう。
まとめ
いろいろと説明させていただきましたが、どんなタロットカードを買うかどうかは、実際手に取って、気にいったタロットカードが良いでしょう。
直観で選ぶのも「運命的」なのでオカルト的に◎ですね。
その方が当然タロットカードにも愛着もわきますし、適当に安いものを選ぶより、飽きにくいと思います。
最近では、猫好きの方ならば猫の絵柄や絵本のように幻想的でかわいらしい絵柄などもあります。
他にも、ゲームやアニメなどのキャラクターのタロットカードもあるとのことでワクワクしますね。
まずご近所のタロットカード販売店に足を運んでみたりネット購入などでいろいろ探してみるのも、ひとつです。
余談ですが、「タロット」はエジプト語と言われています。「タ Ta」が「帝王」で「ロット Rot」が「道」、つまり帝王の道。
大アルカナと小アルカナの「アルカナ」は「机の引き出し」から「引き出しに隠されたもの」そして今では「秘密・神秘」と言う言葉に進化しています。
しかし「アルカーヌム arcanum」はラテン語です。
世界各国を渡り歩いてきたタロットカードの経緯が名称ひとつひとつでわかってきますね。
それでは、事前知識は十分でしょう!!
早速、タロットカードを手に入れてみましょう。