パンチパーマでおしゃれメンズに!?従来の怖いイメージを覆す髪型とは?
パンチパーマといえば、昭和のヤンキーみたいな、なんだか怖いイメージがありませんか?
最近この髪型にしている人も、あまり見ないですよね。
しかし近頃は、“怖い”ではなく“おしゃれ”な新しい髪型として、パンチパーマが浸透してきているんです。
それらは「濡れパン」や「緩パン」と呼ばれます。
どのようなものかというと…
従来のパンチパーマは、頭全体に細かいカールを当てて、丸型のシルエットに仕上げるのが特徴でした。
これに対し、新しいパンチパーマは「フェードスタイル」という、グラデーションのついた刈り上げと合わせる形が主流です。
「フェードスタイル」は、清潔感がありながらキリッとかっこいい印象になるのが特徴です。
刈り上げて残した上部にパンチパーマを当て、ウェットな感じに仕上げたのが「濡れパン」です。
ジェルなどを使って髪をとかすことで、濡れている感じを作ります。
そうすることで、上品さが加わるのです。
続いて「緩パン」とは、緩めに当てたパンチパーマのことです。
緩パンにはっきりとした定義はありませんので、自由に楽しむことのできる髪型です。
緩パンは直毛の人でも横に流したりができるようになりますし、それでいて自然な感じに仕上げることも可能です。
また、これから髪を伸ばしたいという人にもおすすめです。
万能な髪型ですね。
これらは、今までパンチパーマにあった“怖い”というイメージよりも、“おしゃれ”だったり“かっこいい”といったイメージを想起させます。
皆さんも、新しい時代のパンチパーマとして、この新スタイルに挑戦してみてはいかがですか?
パンチパーマが少なくなったのはなぜ?
ではなぜ、昔流行していたはずのパンチパーマは、今見ることが少なくなったのでしょう?
それはやはり、怖さや威圧感を感じさせるから、という見た目の理由が挙げられます。
細かくて硬いカールが頭全体を覆っていて、どうしてもいかつい印象を与えてしまいがちですよね。
そういったイメージがあるから、パンチパーマを選ぶ人が減っていったのでしょう。
そうなると理容室や美容室で注文される機会も減り、現在パンチパーマをかけられる技術を持った理容師や美容師も少なくなってきているんです。
もともとパンチパーマをかけるのには、高い技術を要します。
しかしこのままでは、せっかくの理容師や美容師の技術が途絶えてしまいます。
普段そんなに見ないにしても、パンチパーマをかけられる人がいなくなるというのも、悲しい気がしませんか?
新しいスタイルを通して、技術も受け継がれていくと良いですね。
パンチパーマは薄毛の原因になる?
新しいスタイルといっても、そもそもパンチパーマは髪への負担が大きくて、薄毛の原因になってしまいそうな気がしませんか?
確かに、パンチパーマが髪の毛や頭皮に与えるダメージが原因で、薄毛になる可能性はあります。
しかしそれが直接の原因になるではなく、かけた後のヘアケアがどのようなものであるかが、関わってくる場合が多いです。
- パーマをかけたら2〜3日はシャンプーをしない
- 頭に優しいシャンプーを選ぶ
- トリートメントで保湿し、キューティクルを保護する
- 髪を洗ったらドライヤーですぐに乾かす
- ブラシで髪をとかし過ぎない
- 頭皮マッサージをする
このような髪への配慮を十分に行うと、薄毛の心配は減らせます。
また、特に大事なのは、頻繁にかけ過ぎないことです。
しっかりとケアをしながら、パーマを取り入れていきましょう。
まとめ
今回見ていくと、今までパンチパーマにあった“怖い”というイメージをガラッと変える新たなスタイルが、現在、浸透してきていることがわかりました。
昔よりも、誰もが挑戦しやすい髪型になってきているのではないでしょうか。
以前のパンチのあるスタイルとはまた違った、今風のスタイルでおしゃれを楽しんでみるのもいいかもしれませんね。