1回の洗濯では、家族4人分で約40円弱、水道代がかか
っています。
洗濯機で水を使うのは、洗い・すすぎ1・すすぎ2の
3回です。
洗濯物の量によっても違いますが、51リットルを3回、
使うことになります。
これをすすぎ1回に設定すると、51リットリを2回にな
り、水道代は25円ほどになります。
パパ、ママ、子どもが2人、という家庭の場合、毎日必
ず1回は洗濯機を回していると思います。
すると水道代は1年でいくらでしょうか。
標準コースだと、40円×365日で14600円
すすぎ1回コースでは、25円×365日で9125円
コースを変えるだけで5475円/年の節約ができます。
では、どんなものならすすぎ1回でOKなのでしょうか?
肌が敏感な人の下着や、赤ちゃんの服などは念のため
すすぎは2回がいいでしょう。
わずかな残留洗剤でも反応してしまったり、赤ちゃんは
服を口に入れることもありますよね。
安心して過ごすために、2回すすぎがオススメです。
その他のものは、すすぎ1回でOK!
ただし、洗剤は必ず「すすぎ1回」という表示があるも
のを使用してください。
液体洗剤はすすぎ1回でOK、粉末洗剤はすすぎが2回
必要なことが多いので、選ぶ際の目安にしてくださいね。
すすぎを1回にすることで、時間もぐっと短くなりま
すよ。
そして「ためすすぎ」を選ぶことも、節水・節約になり
ます。
「ためすすぎ」とは、すすぎの際に水を基準の水位まで
ためてから、その水を使ってすすぎます。
一方、「注水すすぎ」とは基準の水位に達してからも、
給水しながらすすぎを行う方法です。
水が追加され続けるので、使用する水量はためすすぎよ
りも多くなります。
日常の洗濯はためすすぎで十分なのですが、例えば毛布
やカーテンなどの大型のものを洗う際は、注水すすぎを
選ぶといいでしょう。
また、お風呂の残り湯を洗濯に使うことも、節水・節約
になります。
残り湯を一晩置くと雑菌が増えてしまうので、お風呂か
ら出たら早めに洗濯に使うようにしてください。
その際、すすぎは水道水で行うことも大切です!
汚れを残さない効率的な洗濯の方法とは?
洗濯機に入れて洗ったのに、汚れが落ちていなかったら
がっかりですよね。
そんな残念な事態を防ぐために、上手な洗濯の仕方をご
紹介します!
①適度な洗濯頻度
「時間がある週末に、まとめ洗いしよう」と思って汚れ
ものを放置するのはNGです!
衣類についた汗や皮脂などで雑菌、カビが繁殖してしま
います。
嫌なニオイの原因にも…。
ちょっと入れておく、という場合は、洗濯機の中ではな
く洗濯カゴなどに入れましょう。
洗濯機の中に汚れたものを入れておくと、洗濯槽のカビ
にもつながります。
②洗濯物を詰め込みすぎない
洗濯機の容量を守って使用することも、とても重要です。
まだ入りそう。とドンドン汚れものを入れてしまうのは
NGです。
洗濯機本来の性能を発揮してもらうためにも、7割程度
にしておきましょう。
③小さいものはお風呂に入るときに手洗いで
靴下や下着、ハンカチなどの小さなものはお風呂のつい
でに、ささっと手洗いしましょう。
大きめの洗面器やタライ、洗濯板を用意して少量の洗剤
で洗います。
お風呂のお湯を使うと、温かいので汚れも落ちやすいで
すよ。
洗濯板は100円ショップで手に入ります。
④お風呂の残り湯で洗う
節水・節約の面でもオススメした残り湯洗濯。
汚れを落とすという面でも、とてもいい方法なんですよ。
お湯は、皮脂汚れを落とし雑菌の繁殖を防ぐことが
できます。
温かいと洗剤も溶けやすく、しっかりと溶けることで
生乾き臭も抑えることができます。
こんなものも洗える!コインランドリー編
家庭での洗濯のコツをお伝えしてきました。
最後に、家庭では洗えないものはコインランドリーで洗
うことをオススメしたいと思います。
特にオススメなのが、敷布団の洗濯です!
その理由は
- 洗濯することでダニなどのアレルゲンもさっぱり
- ふわふわした触り心地が復活し、新品のように!
- 即仕上がりで、その日から清潔な布団で眠れる!
です。
丸洗いすることで、ダニの餌となるフケやアカなどの布
団の汚れを落とすことができます。
また、コインランドリーの業務用乾燥機にかけることで、
生きているダニを高温で死滅させることができるのです。
クリーニングに出すと、3000円以上かかることがほとんど
で、なおかつ1週間ほど時間がかかります。
コインランドリーなら、1500円前後で、洗濯したその日の
うちに使えます!
驚くほど快適な敷布団になりますよ。
ぜひ試してください。
敷布団の他にも、スニーカーやカテーテンなど、様々な
ものを洗濯することができるコインランドリー。
一度近くのコインランドリーを覗いてみることを
オススメします!
これも洗えるの!?という発見があるかもしれません。
まとめ
洗濯に残り湯を使うこと、すすぎの回数を1回にするこ
となど、様々な工夫をご紹介してきました。
毎日行う家事の一つである洗濯。
洗濯機の機能を最大限に使いつつ、手洗いできるものは
手洗い。
そして大きなものは、コインランドリーに助けてもらう!
上手に使い分けて、快適な洗濯ライフを送りたいと思い
ます。