レジ袋の有料化の弊害「せっかく買ったのに入らない」ベストな大きさとは
カゴいっぱいに買い物をしたとき、「袋はM?L?」と
悩むことはありませんか?
私はよくあります。
マイバックも利用するのですが、忘れたときは相変わら
ずレジ袋を買っています。
今までの買い物で、袋の大きさなんて、考えたことは
なかったですよね。
カゴに入った買い物を見て、袋の大きさを決めるのは
至難の技に感じます。
そこで、私のような袋サイズ難民のために役に立つ、
ベストなサイズのレジ袋を選ぶコツをまとめました!
◯サイズ
スーパーでは、M・L・2Lの3種類が用意されている
ことが多いです。
まず、Mサイズは2Lのペットボトルが2本入るような
容量。
お店によって違いはありますが、「小」サイズと書いて
ありますね。
このMサイズ(小サイズ)の袋に入る目安は、買い物カ
ゴ半分の量です。
カゴを軽く持っていられるくらいの量、と覚えておいて
ください!
Lサイズになると、ペットボトルが3本入ります。
こちらは「大」サイズと書いてあることが多いです。
スーパーでは、一般的なサイズでしょう。
買い物カゴ、軽く1杯分の量が入るので、日々の買い物
にはぴったりです。
最後は2Lサイズ。
2Lサイズは置いていないお店もあるかと思いますが、
「特大」サイズです。
ペットボトルはなんと5本も入ります。
買い物カゴでいうと、ぎっしり1杯分です。
たくさん買ったなあ。カゴが重くて持っていられない
からカートを使おう。
と思うくらいの買い物で登場するサイズの袋です。
◯選び方
量ももちろん一つの目安ですが、忘れちゃいけないのが「重さ」です。
重いものを一つのレジ袋にまとめると、必要以上に重く
なってしまいます。
オススメは、「小さめの袋を2つ購入し両手で持つこと」
です!
両手で重さを負担できるので、肩にも優しいですし
途中で袋が破れた!なんてアクシデントの心配もなく
なりますよ。
なぜ環境問題にほとんど効果がないのに"有料化"を継続するのか?
レジ袋が有料化は、プラごみの削減には繋がっていない
という事実があります。
日本では年間約900万トンというプラごみが排出されて
いますが、レジ袋はわずか2〜3%。
それだけではまだまだ、十分に削減できるとはいえ
ません。
プラごみならば、レジ袋よりもシャンプーやリンスの
容器、お惣菜の容器など、もっと削減させるべきところ
があるように感じます。
実は、レジ袋の削減の本当の目的は別のところにある
のです!
それは「ライフスタイルの転換」です。
経済産業省のホームページに、レジ袋有料化について
記載がありました。
「普段何気なくもらっているレジ袋を有料化することで
それが本当に必要かを考えていただき、私たちの
ライフスタイルを見直すきっかけに」
という内容のものでした。
レジ袋という、長い間無料でもらって使い捨てていた
ものを、見直す。
そうすることで、日本人の考え方を変えていく。
ということが本当の目的だったのです。
プラごみ問題という、大きな問題を解決させるためには
目の前のごみを減らすだけでなく、根本から変えていく
必要がある
というのは、私たち一人一人も理解するべきポイント
といえるでしょう。
ゴミ袋以外にこんな使い道も!?賢く再利用しよう!
とはいっても、何かと手元にあることが多いレジ袋。
物を入れて運ぶ以外にも、有効活用したいですよね。
ここでは、現役の主婦である私が厳選した、レジ袋の
再利用方法をご紹介します!
①スポンジがわり
レジ袋を手のひらサイズに切って、スポンジとして
使います。
スポンジと違って、洗剤を吸収しないので、ゴシゴシと
こすり洗いができます。
お風呂やキッチンのシンクで試してみてくださいね。
②バケツや洗面器がわり
靴や泥だらけの洋服を洗う際に使います。
洗剤とお湯をレジ袋に入れ、その中に汚れものを入れ
ます。
口を縛って置いておくと、つけ置きができて、あっとい
う間にキレイになりますよ。
子どもの上履き、毎週持って帰ってきますよね。
「そんなに汚れてないんだよな」というときは、
このレジ袋つけ置きでシャカシャカ振ってみてください。
簡単な汚れならさっぱり落ちますよ。
③防災グッズとして
ご家庭の防災グッズに、ぜひレジ袋を追加してください。
レジ袋は被災時にとても役に立ちますよ。
防寒具として使ったり、水や食料の持ち運びができた
り、簡単な調理もできます!
密閉性もあるので、衛生用品としてもいいですね。
10枚以上あると安心です。
いかがでしたか?
水に強く、強度があるレジ袋。使い方は無限ですね!
まとめ
2020年7月からレジ袋が有料になり、マイバックでの買い
物が徐々に当たり前になってきています。
プラごみ削減がその目的かと思っていましたが、本当の
目的は別のところにありました。
当たり前を見直すことで、「大量生産・大量廃棄」の
システムをやめ、社会の仕組みや考え方からエコにして
いこう!
という本当のねらい。
私も、レジ袋をきっかけに自分の生活を見直し、無理の
ないエコライフを送りたい思います!