あなたの買った洋服の売れ残りの行くへは?大量生産の売れ残りはどうなるの?
年間約15億点とも言われている日本の洋服売れ残り。
その多くがゴミとして捨てられ燃やされているのをご存知ですか?
新品、ブランド品にも関わらず焼却処分となり一度も人の手に渡ることのない洋服が全体の約50%にもなると言われています。
その原因としてまずはアパレル業界の予測が難しいことが挙げられます。
「これが流行るかも」と流行を先読みして先のシーズンの洋服を作りますが、それが必ずしもヒットするとは限りません。
中には大当たりで売り切れ続出なんてこともあるとは思いますが、そうとは限りませんよね。
こればっかりは、いくらAIが進化し予測ができるようになったとしても、気温や影響力のある有名人などいくらでも予測を裏切る材料があるでしょう。
そしてもう1つ、注目したいのは「洋服の鮮度」です。
一般的に洋服は、3ヶ月で30%、半年で50%、1年後には90%まで商品価値が下がると言われているそうです。
1シーズン待たずに焼却処分される理由がここにもありそうですね。
ではなぜ大量に処分される一方で大量生産を続けるのでしょうか?
解説していきます!
なぜ多くの服が捨てられるのに、少量生産で安く販売されないの?
大量廃棄を前提としたアパレル業界の現状の生産システムの理由は2つあります。
1つは、量を作ることで1着あたりの価格を抑えるためです。
もう1つは、私たち消費者が洋服にお金をかけることへ価値を感じなくなったからです。
今やユニクロやZARA、H&Mといった「ファストファッション」は私たちの生活に深く根付いていますよね。
1着あたりの価格が驚きほど安いことは周知の事実です。
アパレル業界が価格競争を繰り返した結果でしょう。
同じものを大量に生産することで、1着あたりを安くする消費者としてはありがいことですが、結果大量生産、大量廃棄のループから抜け出すことはできません。
また、消費者にも大きな変化が訪れました。
ファストファッションの台頭により、洋服にお金をかける必要がなくなりました。
1シーズンはもちろん、1、2回着て処分するような洋服の選び方もできるようになりましたよね。
洋服にお金をかけるなら、趣味や娯楽に使いたいという若者も増えています。
お金をかけずに、安い洋服(ファストファッション)で楽しみたい。
そうした消費者の気持ちの変化も、大量生産、大量廃棄を生み出している原因と言えるでしょう。
本当に必要な服を安く手に入れるためには?
大量廃棄を見直す中で、私たち消費者にとって最高に嬉しいサービスが登場しています。
新品、ブランド品などを安く(80%オフのものも!)販売する企業です。
RenammeやColorsといったサイトでは、処分されるはずだった洋服の余剰品を、ネームタグを外して販売しています。
ぜひのぞいていただきたいのですが、まずその品揃えは圧巻です。
Renameではレディースのコートだけでも170件以上ありました!
少し前までは、ブランド品はそのイメージを壊さないために値下げしたりアウトレット品にしたり、型落ちを販売することはタブーとされていました。
つまり、1シーズン売れなかったものはひっそりと廃棄されていたのです。
もったいない!!と思いますよね。「どうせ捨てるなら、安くして売ってほしいな…」と誰もが思うはず。
そんな気持ちを叶えてくれるのが、先ほどご紹介したサイトのような訳あり商品の販売サイトです。
質の良いものがお得に買えるなんて嬉しいですね。
まとめ
年間15億点にも及ぶ廃棄される洋服たち。
新品にも関わらず、ゴミとして捨てられるのはあまりに悲しいですね。
「いいものを安く買いたい!」
「洋服をお得に買える方法はないの?」
この記事では、そんな願いを叶えてくれるサービスをご紹介しました。
新しい買い物の仕方として定着しそうですね。
そしてこのような方法で販売する場合の特徴として「タグ切り」と言って商品タグが切られています。
タグがないと、どこのブランドのものか知る由がないですよね。
元のブランドやメーカーが分からないということは、洋服本来を見ることができます。
洋服そのもので選ぶことができるので、「本当に欲しいもの」を手にいれることができると思います。
たくさんあるバリエーションの中から、自分の価値観だけで選んだ1着で、洋服本来の楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか?
なんて言っても、安いのは最大の魅力ですね!