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熊やイノシシに遭遇したとの報告が急増!?どんな場所が危険なのか【恐怖体験】とは

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 最近熊やイノシシが出没し、人身被害に遭った方や農作物が荒らされたなどの被害が多くなっています。

 

特に新潟県では熊が半年で700回を超えるペースで出没して、9日間で7人が襲われてけがをした期間もありました。

 

熊は餌である木の実などがある山間部や森の奥に生息しているのですが、木の実が不作であったり、駆除が難しくなっていることから、人里に下りてくる熊も多数いるようです。

 

実際に登山やキャンプに行って熊に遭遇したという体験談はよく目にするのですが、最近では小学校のグランドや住宅街に現れたケースもありますし

畑仕事を終え、自宅まで帰るほんの数百メートルの間に襲われたなどという恐怖体験も上がっています。

 

人里に下りてくる熊やイノシシに対しては、猟友会が駆除をしてきたのですが、動物愛護団体の保護活動や発砲禁止区域の問題もあって、それもままならなくなってきており、生息数が増えてしまっています。

 

そのため、北海道や東北、北陸など熊の生息が元々多い地域では、思いがけないところで出くわすという意味の「遭遇」という意識では無く、身近にいる動物という認識が必要かもしれません。

 

 

人を襲う熊を減らすにはどのようにしたらいいの?

 

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熊そのものの数を減らすのは、駆除が制限されるなど保護されている状況でもあり難しい部分がありますので人との共存を考え、なるべく人里に熊を近づけない事が大切になってくると思います。

 

熊注意の看板を設置したり、有刺鉄線で区切り、双方がそこに近づかないことを徹底している地域もあります。

 

そして、熊の通り道を遮断するのに効果がある、鉄線に電気が流れる柵の貸し出しを行っている団体などもありますので、利用してみるのも1つの手です。

 

また、これは行政へのお願いでもありますが、熊が生息している山や森林にどんぐりやコクワ、山ぶどうなどを増やしてあげることで、エサ不足を解消する方向に持って行くことも必要でしょう。

 

そして、熊が身近にいるという意識を持って行動することも大切ですし、熊に遭遇したら近くの警察署や交番に通報し、熊がいることを周りに示す必要もあります。

 

そのことによって、人里との距離や餌の量などが調査され、場合によっては駆除が進む可能性もあるのです。

 

 

熊に出会ってしまった時の対処法とは?

 

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熊が人を襲う目的は主に以下の3つが原因とされています。

 

  • 食べるため
  • いらだっている時や、興奮状態の時
  • 縄張り意識が強いので、人を排除しようとする

 

ということは、昔からよく言われる「熊に会ったら死んだふり」をするという方法は通用しないのではないでしょうか?

 

食べるためであれば人の生死は関係ないでしょうし、排除しようとするならば、死んだふりをしても爪で転がされたり、蹴とばされたりするでしょう。

 

実際に熊に襲われて生還した人の体験談では積極的に反撃したというものが多く、撃退はできなくても、弱った隙に逃げたという談もあります。

 

また、全ての熊が人を襲うわけではありませんので、お互いの行動の中でたまたま出会ってしまうこともあります。

 

その場合、熊は人が走ると追いかけてくる習性があるので、熊に遭遇してもその場をすぐに離れるのではなく、まず面と向き合うことを意識します。

 

そして、笛を吹くと熊が寄ってきにくいなどと言われるように物音に弱いところもあるので、大声を出すことや何か身近なものを叩いて音を鳴らすというのも効果があります。

 

 

まとめ

 

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今や熊は登山や人里離れた場所だけに出没するとは限らず、いきなりあなたの目の前に現れる可能性もあり得ます。

 

そのため、まずは近くにいることを意識しておかなければなりませんし、出くわした場合の対処法を頭に入れておく必要があります。

 

動物愛護の観点や駆除する人が減っていることから、今後熊の生息数が減ることは期待できないでしょう。

 

それならば、社会全体で行うべきことは、熊との共存を考えることであり、人とのすみ分けはもちろんですが、熊が元からいた場所で安心して暮らせる環境を人間が整えてあげなくてはいけないのだとわたしは思います。