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話題の新婚補助金の増額!もらえる条件とは!?

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9月20日内閣府は新たに婚姻届を出した夫婦に新婚生活の支援として給付する補助金を30万円から60万円に増額すると発表しました。

 

ですが、そもそもこの給付自体、全ての人が受けられるわけではありません。

「結婚新生活支援事業」を実施するたったの281市区町村のみなのです。

 

さらに、細かく規定があり今回その条件も緩和されたようですが、それでも「夫婦共に年齢が39歳以下で世帯年収が約540万円未満」でないと対象になりません。

結構範囲が狭いといった印象ですよね。

 

 

なぜもらえる地域が限定的なのか?

 

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この補助金の増加と対象条件緩和でどれだけの人が結婚に踏み切るのだろうか、額を増やすのならば給付対象地域を増やした方が効果あるのではないかと個人的には思ってしまいます。

 

なぜ、地域が限られてしまうのでしょうか?

 

この結婚新生活支援事業にかかる補助金の費用は国と自治体が半分ずつ負担します。

 

そして、今回国が条件を提示しましたが強制力はなく実施するかどうかや条件の変更などもそれぞれの自治体で決めていいということなのです。

 

実際に、人口には悩んでいるけれど、国が半分補助してくれたところで残りの補助を賄えない市区町村もあるのが現実です。

 

 

しらなかった!こんな費用にも補助金がおりることがある!?

 

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他にも「新婚世帯向け家賃補助制度」などを実施している市区町村もあるようです。

この助成も限られたごくわずかな地域ですね。

 

そして、給付対象の条件や補助金額に関してもそれぞれの自治体で異なります。

 

例を挙げると兵庫県加西市はこの助成を行っているようです。

 

細かい条件はいろいろあるようですが、ざっくり言うと加西市の賃貸住宅で暮らす、世帯総収入金額670万円以下の3年以内に婚姻した新婚夫婦が対象のようです。

最長36か月、月額1万2千円の補助が出ます。

 

毎月この金額の補助はありがたいですよね。私はもう新婚ではないのでいずれにせよ対象外ですが、この制度については知りませんでした。

 

一応調べてみましたが、これまで住んでいたところは実施市区町村ではなかったのでどっちにしても給付は受けられませんでした。

 

ですが、自身の市区町村がどのような助成をおこなっているのか知っておくべきだと痛感しました。

 

 

まとめ

 

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今回お伝えした「結婚新生活支援事業」における新婚夫婦への補助金の増額は少子化対策だそうです。

 

確かに少子化は日本が抱える大きな問題です。

ですが、結婚せずに子を持つ方もいます。

結婚したら必ず子供を授かれるというわけでもありません。

 

それに、お金がないから結婚できないという人ももちろんいるとは思いますが現代はそれ以上にあえて結婚をしないという人生を選ぶ方も多いのではないでしょうか。

 

私は結婚しており、子供もいます。

 

夫は転勤族なので、結婚後すでに3つの市区町村に住民票を移しました。

 

そこで驚いたのは市区町村によって助成があまりにも違うことです。

子供が産まれてからも引っ越しましたが愕然としたほど補助の内容が違いました。

 

同じように税金を納めているのに住む場所でこんなにも助成に差があるのかと思い知らされ補助金のありがたさを改めて知りました。

 

ママ友の間でよく耳にするのは、「お金がかかるから今の夫婦の収入では子供は頑張っても2人まで」という言葉です。

 

子供を産める環境にあっても経済的なことを考えてあきらめている人もたくさんいます。

 

もし、この政策が少子化対策のつもりでおこなっているのであれば、もっと少子化につながる施策は他にあるのではないだろうかと補助対象外の私からすると思ってしまします。

 

そして、補助金を増額するのならばより多くの方が補助を受けられるように対象地域を増やす方にお金を回してほしいですね。

 

先に述べたようにこの制度の意図には疑問はあります。

ですが、何もないよりはあったほうが良いですよね。

 

新型コロナウイルスが流行りだしたあとに私の親戚や友人が入籍しました。

 

親戚は小規模で結婚式を挙げましたが、いろいろなイベントができなくなり思い描いていた披露宴とはいかなかったようです。

 

友人に至っては今のところ結婚式の日取りすら決められないといった状況です。

 

新型コロナウイルスが“結婚”に与えたダメージが大きいことには変わりありません。

 

なので、この状況下で結婚されるご夫婦に少しでも支援があるのはいいなと思います。

 

実施している市区町村が少ないのでなかなか該当しないかもしれませんが対象となる方にはぜひこの制度を利用して幸せな家庭を築いていただきたいですね。