ここ数年、有名人の自殺というとても悲しいニュースが増えているように思います。
その原因となっているのがSNSでの非常に悪質な誹謗中傷であるとも報じられています。
有名人に対する誹謗中傷は昔からありますが「有名だから仕方ない、それも覚悟の上だ」という声もあり、多くの有名人が訴えることなく耐えてきたようです。
しかし、最近では名誉棄損で訴え裁判をおこす有名人も出てきています。
女優の春名風花さんは子役時代からSNSで誹謗中傷を受けており、その内容は次第にエスカレートしていきました。
自身だけでなく、家族に関することまで虚偽の内容を書き込まれるようになり耐えかねた春名風花さんは書き込んだ人に対して、慰謝料を求める訴訟を起こしています。
SNSで名誉棄損をする人が後を絶たない。
現にこうして有名人が裁判を起こしているにも関わらず匿名での誹謗中傷はなくなっていません。
それどころか、次から次へと複数のアカウントを作りものすごい執着心で誹謗中傷をする人もいます。
近年、Facebook、Instagram、Twitter、YouTube、LINEなどのSNSは一般人も多く利用しておりこれにより不特定多数の人に自身の名前や顔が知られたという一般人が世の中に溢れています。
知名度が上がりTVに出演することができたり、商売の繁盛につながったりと良い面もあるSNSですが、一部の悪質な人によって偽りのうわさまで流されてしまうという恐ろしさもあります。
実際に捕まったり裁判になったりした一般人もいる?
福島県のとある人気ラーメン店は「スープが市販のものである」と1年以上もの間デマをSNSに繰り返し投稿されました。
その他にも店主が犯罪者のような内容の書き込みもされていたようです。
きっかけは、店主の対応が気に入らなかったことへの腹いせだそうです。
書き込んだ人はストレスを発散できたのかもしれませんが、この嘘の書き込みを信じたお客さんの中には足を運ばなくなった人もいて、少なからず客離れにつながってしまったようです。
このお店のスープは、実際には会津地鶏を使うなど素材にもこだわり、店主が愛情をこめて一から作っています。
それを身勝手な理由で平然と嘘の情報を流すなんて信じられませんね。
店主は社会的評価を下げられたとして書き込んだ人を訴え、110万円の損害賠償を求めました。
110万円とはいきませんでしたが、裁判所は虚偽の書きこみ行為が名誉毀損にあたるとし、11万円の損害賠償などの支払いを命じました。
まとめ
このようにSNSでの誹謗中傷による被害は、有名人だけの話ではなくなってきています。
私自身が誹謗中傷を受けたことはありませんがSNSはしているので、誹謗中傷の投稿を目にするととても悲しくなります。
そして、その誹謗中傷に「いいね」や「リツイート」がされてあるのもよく見かけます。
それをした人は、深い意味はなくなんとなくしてみただけなのかもしれませんが受け取る側はどうでしょうか?
私はそれを見たら、その人も共感したから「いいね」や「リツイート」をしたのだろうと受け取ります。
きっと実際にされた方のほとんどが書き込んだ人、「いいね」を押した人二人に傷つけられたと感じることでしょう。
私は言葉でうまく相手に気持ちを伝えるのがとても苦手です。
相手を前にすると表情が見えてしまうから顔色をうかがってしまい思うように話せなくなるのです。
その点、メールやLINEなどは時間をかけて考えて文章を作ってから相手に伝えることができるので気持ちが楽です。
だから私は、すぐにそれらに頼ろうとしてしまいます。
とても便利なツールなのですが、怖くもあります。
言葉というのは伝える側と受け取る側で全然違ってしまうこともありますよね?
それがこうした媒体を使って顔の見えない相手となるとその言葉が相手にどう伝わったかも感じ取りにくいです。
そして、直接自分に受けるダメージは少ないからつい自身の感情や想いを優先してしまいがちです。
受取る側の気持ちまで考えられなくなってしまうこともあると私は思います。
SNSでの誹謗中傷は、会うことがない人、実生活で関わる必要のない人などへ向けてが大半ですよね。
ですが、その方もあなたと同じように一生懸命生きています。
SNSで見える部分はほんのわずかでしかありません。
見せていないだけで、みんな何かしら悩みを持ち、苦労しながらも努力をして毎日を過ごしています。
書き込むとき、あなたの心に相手の顔は写っていますか?
簡単に気持ちを言葉にして発信できるからこそ、その言葉を受け取る相手はどんな風に思うのか、自分の言葉が与える影響はどういうものなのか投稿する前によく考えてみてください。
そして、一度自分の心に問いかけてから発信してほしいと思います。