一人暮らしの方や、家を留守にすることが多い方に
とっては特に不安が大きい、空き巣被害。
空き巣に入られやすい時間帯はずばり、8時~10時・
10時~15時・2時~5時の間で、短時間の不在でも
空き巣被害に遭うことがあります。
その中で、マンションやアパートは、人の出入りが多く、
防犯カメラもが設置してあるところが多いからと安心
していませんか?
実はこの頃、マンションやアパートでの空き巣被害も
増加しているんです。
被害を減らすには、狙われやすいマンションの特徴を
知り、それについてしっかりと対策をすることが重要です。
では、狙われやすいマンションの特徴とは、どういった
ものがあるのでしょうか?
また、狙われやすい時間帯についても解説していきます。
空き巣に入られやすい時間帯とは
では、空き巣に入られやすい時間帯を、被害が多い順に
解説していきます。
◎10時~15時
この時間帯は、お仕事や学校などで家を留守にする人が
多い時間帯です。
空き巣にとっては、一番好都合な時間帯になります。
◎2時~5時
住人が寝静まったころも、空き巣に入られやすい時間帯
です。
空き巣は家を留守にしている時でなく、住人が在宅でも
狙ってくるんです。
そもそも、空き巣のほとんどは数分以内に犯行を行うので、
在宅中であっても気づかないことが多いです。
寝ている時は特に気づかれにくいため、狙われやすい
時間帯になっているんですね。
◎8時~10時
この時間帯は、ゴミを捨てに行くなどで短時間だけ不在に
するということが多い時間帯になります。
短時間だけなので、カギをかけずに外に出てしまう、という
方も多く、その間に被害に遭ってしまうんです。
ほんの少しの外出であってもカギをかける、ということが
いかに大切なのかがわかりますね。
狙われやすいマンションの特徴と対策
◎特徴
・屋上への出入りが簡単
空き巣の手口として、屋上に侵入し、そこからロープ
などでベランダに降りる、という方法があります。
そのため、屋上への出入りが誰でも出来てしまうような
マンションは、空き巣被害に遭いやすくなってしまいます。
また、上の階の住人ほどどうしても防犯意識が弱く
なりがちで、カギをかけない人も多いため、空き巣は
そこを狙ってくるんです。
・ベランダの囲いが高い
空き巣の代表的な手口として、窓ガラスを割って部屋に
侵入するというものがあります。
ベランダの囲いが高い場合、外から見た時にガラスの
異変に気付かず、空き巣が入ったことが分からなくなって
しまうんです。
囲いが高い方が安全と思われる人もいるかもしれませんが、
実はそれは間違いだったんですね。
・カメラなどの防犯設備がない
マンションに防犯カメラや、セキュリティ会社の警備がない
場合、空き巣に狙われやすくなってしまいます。
外から見て防犯意識が薄いとわかる物件には、注意が必要です。
上記の特徴のほかに、4階建て以下・駅から半径500m以内・
管理人がいない・比較的新しく小規模、というマンションも
注意が必要です。
◎対策
・上の階に住んでいても施錠は怠らない
マンションの空き巣被害の多くは、3階以下の建物で起こって
いますが、4階以上のマンションでも被害に遭うことがあります。
特に、屋上に入りやすいマンションは、上の階の部屋が狙われ
やすいです。
上の階ほど安心してしまいがちですが、決して油断せずに、
玄関の施錠を怠ったり、窓を開けっぱなしのまま外出したり
しないようにしましょう。
・窓に防犯対策をする
上でも述べたように、空き巣は窓ガラスを割って部屋に
侵入することが多いため、窓は防犯対策が必須の場所に
なります。
補助錠をつけたり、防犯フィルムを貼るなどして、
簡単に窓ガラスから侵入できないようにしましょう。
・防犯カメラやセンサーライトをつける
マンション自体に防犯設備がなかったり、手薄な場合は、
自分で防犯カメラやセンサーライトをつけることが、
有効な対策となります。
「防犯カメラをつけるのはお金がかかりそう…」と思う
かもしれませんが、これはダミーでもかまいません。
「防犯意識が高い」ということだけでも示すことが重要
なのです。
空き巣は、カメラはもちろん、光も嫌う傾向があります。
そのため、センサーライトも防犯意識の高さを印象付ける
ことにつながります。
もっとも、防犯対策がしてあるマンションを選ぶことが
一番重要なので、物件を選ぶ際には気にしてみてくださいね。
まとめ
あなたは、きちんと防犯対策をしていますか?
日ごろから家を留守にすることが多い人は、特に意識して
対策をすることが大切です。
空き巣の被害は、年々減少してきていますが、まだまだ被害は
なくなりませんし、犯人が捕まらないケースが多いのが現状
です。
空き巣対策は、簡単にできるものから工事が必要なものまで
様々な方法があります。
自分に合った対策をしっかりとして、大事な家と財産を守り、
安心できる生活を送りましょう。