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管理栄養士が考える、幼児の発育に『良い食べ物』と『危険な食べ物』とは?

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幼児期はこれからますます活発になり、

からだもどんどん大きくなりますね。

成長にはさまざまな栄養素が必要になってきます。

 

からだをつくる『肉、魚介類、卵、豆腐』の

たんぱく質や他の栄養素の働きを助けるのに重要な

ビタミンの多い『野菜』は毎食食べさせましょう。

 

最近、野菜の値段が高いですが食物繊維も多く

便秘予防にもなるので、なるべく数種類の

野菜があるとよいですね。

 

『果物』は糖分も多いので食べすぎはよくないですが

市販のおやつを与えるなら

果物の方が身体によいですよね。

 

骨を強くするのに大切なカルシウムと

筋肉や血液をつくるのに必要な鉄も

幼児にとって大事な栄養素です。

 

カルシウムは『牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの

乳製品、小魚』に多く含まれます。

 

鉄は『赤身のお肉や青魚の血合いの部分、レバー、

豆腐、ひじき、小松菜』に含まれます。

特に吸収しやすい動物性の赤身のお肉や青魚、レバー

がおすすめです。

 

そしてEPADHAを多く含む『青魚』は

脳の発達を助けるといわれているので

幼児には積極的に与えて欲しいです。

 

では、逆に身体に悪い危険な食べ物は何でしょうか。

 

まずは『食品添加物』です。

 

全て表示されることが義務づけられているので

購入する際に必ずパッケージを確認してみて下さい。

甘味料、ph調整剤、乳化剤などがこれに当たります。

 

そして、次に『刺身や生卵などの生もの』は

3歳未満は控えた方が安心でしょう。

 

『わさびや唐辛子、カフェインなどの刺激物』も

幼児には危険な食べ物です。

 

イカやこんにゃく』など噛みちぎりにくいもの、

飲み込みにくいものも注意が必要です。

 

 

幼児にあげると危険なのはなぜ?

 

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食品添加物は子供の味覚を狂わせるといわれています。

 

子供の味覚は乳幼児期からつくられ、一度形成されると

もとに戻れなくなってしまいます。

 

なので、せめて味覚が完成する10歳頃までは

なるべく偽物ではなく本物の味を教えていきましょう。

 

全て手作りするのは大変ですので、価格は上がりますが

市販のものを購入する際は無添加のものを

選んであげて下さい。

 

生ものは食中毒になりやすいです。

免疫力の低い幼児が食中毒になると重傷化する

恐れがあります。

 

子供が好きな回転寿司には炙り寿司がありますが

表面だけで中まで火が通っているわけではありません。

 

3歳までは魚やお肉は特にしっかり火が通っているものに

した方が無難だと思います。

 

わさびや唐辛子などの刺激物は

大人も食べるとおなかが緩くなる方がいますよね。

それだけ胃に負担がかかるの食べ物なのです。

幼児は胃が未熟なのでもっと刺激が強いです。

 

そして、緑茶や紅茶、コーヒー、エナジードリンクなどに

含まれるカフェインは幼児が摂取すると

落ち着きのない子になってしまう可能性があります。

 

お茶なら、カフェインゼロの麦茶がいいと思います。

 

イカやこんにゃくなどの固い食べ物は喉に詰らせてしまう

恐れがあるため、食べさせるときは

きちんと飲み込めているか気をつけて見てあげて下さいね。

 

 

併せて知りたい詰まらせたら危険なものとは

 

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先ほど、イカなど噛みちぎりにくいものや

飲み込みにくいものは喉に詰らせる可能性があると

お伝えしました。

 

実際、悲しいことに乳幼児が食べ物を喉に詰らせて

亡くなってしまうという事故は毎年起きています。

 

私にも1歳の息子がいて、食べている最中に

むせてしまうことが何回かあり

気をつけていてもヒヤッとすることはあります。

 

なので、決して他人ごととは思えません。

 

保育園や幼稚園の給食では、過去の事故に基づき

決まりが定められているようです。

 

端的に言うと“つるっとした表面の丸いものは

絶対にそのまま出してはいけない“となっています。

 

口に入れたときに滑りやすく、噛む前に勢いよく

喉の方へいき、詰ってしまう可能性が高いからです。

 

これは保育園や幼稚園だけでなく、ご家庭においても

同じことが言えます。

 

ミニトマトやブドウ、さくらんぼ、丸い形をしたチーズ、

豆類、うずらの卵などを食べさせる時は

必ず、4等分に切ってからあげるように徹底しましょう。

 

そして、粘性のある餅や白玉団子は幼児には噛みづらく

丸のみして窒息させてしまう可能性があるので

3歳頃までは絶対に与えないで下さいね。

 

 

まとめ

 

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“間違えたものを与えていないだろうか?

栄養は足りているのだろうか?“

 

私は管理栄養士として食事のアドバイス

仕事としておこなってきました。

 

それでも、いざ自分が母親になってみると

なにかと心配になります。

ですがあまり深く考えすぎることはないと思うのです。

 

幼児も大人と同じでバランスのよい食事、

大人よりも薄味であること、食事中は目を離さないこと

を意識すれば大丈夫です。

 

バランスのよい食事といわれても

すぐに想像するのは難しいですよね。

 

今、お子さんに与えている食事はカラフルですか?

 

栄養素は食材の色でだいたい分れています。

ですので、カラフルなメニューを意識すると

バランスのよい食事になりやすいと思います。

 

はじめてのことは不安も多いし、大変です。

あまり背負い込みすぎず、完璧を求めすぎず

市販のものとも上手に付き合いながら

少しずつ理想に近づけていけたらいいですね。