【危険】食品にカビが生えても加熱すれば大丈夫!?その知識間違っています×
後日食べようと思っていた食品にカビが生えてしまった!
なんて経験、おそらくみんなありますよね。
私も楽しみにとっておいた大福にカビが生えてしまってショック!
てなことが多々あります。
そんな時は、カビだけ取って食べてしまおうか?
などと考えてしまいますが、それはやっぱりやめた方がいいんです!
ちょっとくらいカビが生えても、加熱したり、
取ったりすれば大丈夫!?
いいえ、その知識間違ってます×
それではカビについて、詳しく調べて行きましょう!
カビが生えた食品は丸ごと全部捨てた方がいいわけとは?
食品のカビは、初期ではほんの一部に見えますが、
目に見えないカビが確実に侵略を開始しています!
カビは頑固な根をはるように、食品の奥の方まで進んで
いるので、表面だけを取り除いても残念ながら意味があ
りません。
本当にやっかいですね!
昔からよくいう「ちょっとくらいのカビなんて
加熱したら大丈夫!」というある意味、神話?のような
話も聞きますが、やはりやめておいた方が無難なのです。
カビには種類がいくつもあって、
中には実際、加熱すると死滅するカビもいます。
しかし、熱によって死滅することのない
「耐熱性真菌」というカビも存在します。
(熱湯で30分熱し続けても生き残るのだそうですよ!)
どの食品に、どのカビが繁殖したのか、素人目には
なかなか見分けられない以上、
カビてしまった食品はいさぎよくあきらめて
丸ごと捨ててしまいましょう!
もしカビを食べてしまうと、下痢や嘔吐を引き起こしたり、
食中毒や胃腸炎などの原因ともなり得ますので、
十分注意してくださいね。
それでは、その憎っくきカビを生えにくくする対策はないのでしょうか?
次に詳しく調べてみたいと思います。
これだけはやりたいカビをはやさない管理方法ベスト3
そもそもカビが発生するのには、いろいろな条件が必要です。
裏を返せば、その条件が整うのを阻止すれば、
カビを防げる可能性が高まるというわけです!
気になる「カビが繁殖するための条件」とは?
「温度」「水分」「空気(酸素)」「栄養」です。
例えば、
・温度は、約20℃から30℃。
特に25℃前後が一番活発に繁殖します。
・水分は、食品中の水分量が多いものほどカビやすいです。
・空気(酸素)は、いつでもまわりにありますね。
・栄養は、糖分、蛋白、脂質、埃、人の垢などを
養分にして繁殖します。
それでは、以上の条件をクリアさせないためには
どうしたらいいのでしょうか?
これだけはやりたいカビを生やさない管理法ベスト3とは!?
対策1.
常温保存より冷蔵庫保存、または冷凍保存しましょう。
(生鮮食品のほかにも、お米やお醤油、小麦粉なども冷蔵保存がおすすめです)
対策2.
水気の多い食品(野菜や果物など)は、表面の水分を
しっかり拭きとっておきましょう。
(キッチンペーパーや新聞紙でくるむのもおすすめです)
対策3.
食品をラップで包んだり、真空パックにして
空気にふれにくくする工夫をしましょう!
さらにこれも大事です。
食品は2〜4日のうちに食べきるようにしてくださいね。
また、一度カビが繁殖した場所は、カビの繁殖条件が
整っている証拠です。
冷蔵庫の中か、戸棚の中か、いろいろな場所があると
思いますが、カビの温床とならないように、
見つけたら徹底的にお掃除しましょう!
そのままにしておくと、カビはみるみる広がってしまいます!
まとめ
いくら気を付けていても、いつの間にか繁殖するカビ。
目に見えるカビを取り除いても、目に見えないカビは
しっかりと根をはって、食品の奥の方まで侵略しています。
あやまって食べてしまうと、下痢や嘔吐、食中毒や
胃腸炎などを引き起こす場合があるので注意が必要です。
ちょっとくらいカビが生えても加熱すれば大丈夫!
という認識は、危険なことをご理解いただけましたか?
カビ=腐っていると認識して、丸ごと捨てるようにしてくださいね。
こちらの記事も参考にしてください、新しく書きました