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子育ての難題?!正しい叱り方について

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子育てをしていく上で、誰もがぶつかる問題

 

それは“子どもの叱り方”ですよね。

  

 

「子どもがあまりにも言うことを聞かないので

つい怒鳴ってしまう」

 

 「怒りが爆発して、感情的になって、手をあげてしまう…」

  

「子どもをどうやって叱っていいのかわからない」

 

 

 などなど…

 

  

我が家も3人の子どもを育てているのですが

叱り方について、たくさん悩んできました。

  

 

世間ではよく、“叱らない子育て”なんて言葉も聞きますが

  

(え、叱らないなんて無理じゃない?!子どもが

悪いことをした時は、きちんと叱らないといけないよね?!)

 

  

と思ってしまいます(笑)

  

 

じゃあ、どうやって叱ったらよいのでしょうか?

  

 

この記事では

  

・私が子どもの頃にうけてきた親の叱り方

  

そこから学んだ

 

 ・今、実践している”子どもに伝わる叱り方“

  

をお伝えします

 

  

同じように、子どもの叱り方で悩んでいる方に、

少しでも参考にしてもらえたらうれしいです。

 

  

 

子育てには叱り方が重要?親の伝え方は子供の成長に影響する

 

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唐突ですが…

私は子どもの頃、母から引っぱたかれたり

ぶん投げられたりして、叱られていました(笑)

 

  

暗い部屋に閉じ込められることもありました

  

虐待まではいかないにしても、一歩手前といった感じです。

 

  

きっと、私が何か悪さをしたから、怒っていたのでしょう

 

  

しかし、私はあまりの恐怖心で

 

 何が原因で叱られてるのか、まったく覚えていないのです。

  

 

ただただ、母が怖い。

母が怖いからひたすらあやまる。

  

「ごめんなさい、ごめんなさい、」

  

と、ひたすらあやまっていた記憶だけが残っています。

 

  

今大人になって、冷静に考えてみると

私はこの叱り方に問題があることに気づいたのです。

  

 

何が問題なのかというと…

  

 

“何が原因で叱られてるのかまったく覚えていない

=子どもに何も伝わっていない”

 

  

というところです。

  

 

親への恐怖心が強すぎるあまりに、

  

・自分は何が悪かったのか

 

 ・なんで怒られてるのか

 

 ・どうすればよかったのか

 

  

など、考えることもできません。

  

 

とりあえず、母の怒りをしずめなければ

ということで頭がいっぱいでした。

  

 

母はいつも怒っているイメージで

幼い時からずっと“ママは怖い人”だと思っていました。

  

 

私はいつしか、母の顔色を伺いながら

生活するようになっていきました。

  

 

母に怒られたくない、という恐怖で母の前では

とにかくいい子を演じるようになっていきました。

 

  

私は子どもなのに

どんどん子どもらしくなくなっていったのです。

 

  

でもそのストレスが影響し

私はどうなってしまったかというと…

  

親が見てないところで

悪さをするようになってしまいました…。

  

恐ろしいですよね(笑)

 

  

自分のことながら、本当に恐ろしい話です。

  

表向きはいい子なのに

裏で悪さするって最悪じゃないですか?!

  

どんな悪さをしていたかは

ここでは割愛させていただきます(笑)

  

 

しかし、そんな私も今は子を持ついい大人ですので

さすがに落ち着きました。

  

 

何が言いたいかというと

“叱り方ひとつで子どもの成長に大きく影響してしまう”

ということです。

  

 

自分の子どもには

私のようになってほしくないと、心底思います。

 

  

 

親世代に影響されてはいけない?!反面教師から学んだ3つの方法

 

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よく、子どもの頃に受けてきた親の叱り方が

そのまま自分の子育てに影響してしまうといいますが

逆に私はそうならないように気をつけています。

  

 

親の叱り方を反面教師にして、そこから学び、

子どもに伝わる叱り方とは何なのかを考えました。

  

 

ここでは我が家が実践している

子どもの叱り方をお伝えします。

  

 

子どもの年齢によって、多少叱り方は変わってきますが、

現在7歳、5歳、そして2歳の子も言葉がわかるように

なっているので、叱り方としてはみんな同じです。

 

  

ポイントは3つあります。

  

①暴力を振るわない

②子どもの目線で話を聞く

③自分で何が悪かったのかを考えさせる

  

順番に説明しますね。

  

 

 

①暴力を振るわない

 

叱るときに、決して叩いたり

殴ったり、蹴ったりしないことです

  

暴力で押さえつけても子どもに何も

いい影響はありません。

  

 

むしろ、悪い影響を与えてしまいます。

  

 

私が子どもの頃に経験してきたように

子どもにとっては、ただただ恐怖心が残るばかりで

  

“何が悪かったのか、なぜ怒られているのか”

と反省する余地もありません。

  

 

子どもが反抗的な態度を取ってきたり

言っても言っても聞かなかったり

  

そんな時は力で制したくなる時もありますよね。

  

 

でも、ここは親もグッと抑えることが必要です。

 

 私も感情的になりそうな時は

いったんその場から離れたりしています。

  

少し気持ちを落ち着かせてから

子どもを言葉で叱るようにしています。

  

 

暴力は本当に

一番子どもに伝わらない叱り方だと感じています。

 

  

 

②子どもの目線で話を聞く    

 

子どもが何か悪いことをしてしまった時

頭ごなしに怒るのではなく

  

「どうしてこういうことをしてしまったの?」

  

と、子どもから話を聞くようにしています。

  

 

仮に、「何やってるの!もう最低!バカじゃないの!?」

  

なんて感情的に言っても、子どもが

(自分は最低な人間なんだ…)

と思い込み、自己否定につながってしまいます。

  

 

これをくり返していると自己肯定感が下がり、

自信を無くした子になってしまいます。

  

 

そうならない為にも、叱る時には

子どもの話をしっかりと聞くことが大事です。

  

 

ポイントは

  

“悪いことをしてしまった目の前の事実”

ではなく、

“子どもの気持ちを聞く”

ことです。

 

  

子どもの気持ちを聞くことで、

(そういう理由があったのか…)

と、目には見えない部分に気づくことができます。

  

 

子どもが話している時には

途中で口出ししないようにも気をつけています。

  

 

親が途中で口出ししてしまうと

子どもは(なんだ、話聞くって言っときながら、

聞いてくれないじゃん…)

  

となり、心を閉ざしてしまいます。

  

親との信頼関係を崩さないためにも

しっかりと話しを聞くことが重要です。

  

 

 

③自分で何が悪かったのかを考えさせる

 

子どもの話を聞いた上で、

  

・何が悪かったのか

・なぜ叱られているのか

  

を子ども自身に考えさせるようにしています。

 

  

 

そして、何が悪かったのかを

子どもの口からも言葉で発するようにうながします。

  

言葉に出すことで、より理解が深まると考えています。

 

  

(大人が怒るのが怖いから、やめとこう)

という理由ではなく

(これは、やってはいけないことなんだ)

  

ときちんと理解させることが大切です。

  

 

そして、理解した上で、

  

“じゃあ次からどうしたらよいのか”

  

そこまで、子どもに考えさせ

言葉で伝えてもらうようにしています。

  

 

何が悪かったのかを自分の頭で理解し、反省する

そして、じゃあ次からはそうならないようにしよう

と行動をあらためる。

  

 

これを子どもにきちんと伝えることこそが

叱ることの本質だと考えています。

  

 

 

まとめ

 

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子どもの年齢によって、叱り方は変わってきます

 

 まだしゃべることのできない1歳では、

子どもから話を聞くことはできないですよね。

  

 

しかし、親が子どもの気持ちを代弁することはできます。

 

 「○○したかったんだよね。でも、これは危ないからいけないよ」

 

 と言葉で教えてあげればよいのです。

 

  

年齢関係なく、一貫して言えるのは、

  

“感情的に叱っても、子どもには伝わらない”

 

 ということです。

 

  

親も、怒りをうまくコントロールすることを

身に着けることが大切です。

  

 

子どもは何度も怒られるようなことをします

  

しかし、そうやって失敗をくり返しながら

学んで成長していくのです。

 

  

子どもを叱る時にも

(この子はまたこの経験を通して、学んでいくんだな。

成長していくんだな。)

  

と客観的に物事をとらえられる

余裕さがほしいものです。

 

  

子どもと共に、大人も成長していきたいですね。