世間ではよく“魔の2歳児”なんて言われていますよね
赤ちゃんの頃は天使のように可愛かった子が、
なぜ魔の2歳児なんて呼ばれてしまうのでしょうか?
私も子どもが産まれるまでは
さっぱり理解できませんでした。
しかし、現在3人の子育てを経験してきて
“魔の2歳児”の意味が痛いほどよくわかります(笑)
そして、今まさに末っ子娘が“魔の2歳児”です
それはそれは強烈で、私のエネルギーは毎日凄まじい勢いで
娘に吸い取られています(笑)
この記事では、
・2歳児の特徴
・この時期をできるだけイライラせずに乗り切る方法
を、私の体験談を通してお伝えしていきます。
同じように、2歳児の子育てで悩んでいる方
これからお子さんが2歳を迎えた時
どう乗りこえればよいか知りたい方などの
お役に立てたらうれしいです。
2歳児は悪魔?!3つの特徴について
娘を観察していて、発見した
2歳児の特徴を3つにまとめました。
①絶賛イヤイヤ期、開催中
②全部自分でやらないと気が済まない
③自分なりのこだわりが強くなっている
我が家のエピソードと共に、順番に解説しますね。
①絶賛イヤイヤ期、開催中
もう本当に、びっくりするくらい
イヤイヤしか言わないんです(笑)
例えば…
私 「オムツパンパンだね!オムツ変えよっか~!?」
娘 「イヤだー!変えないも~ん!ベロベロベ~!!!」
と言って、猛ダッシュで逃げ回ります…(笑)
私 「オムツ変えないと気持ち悪いよ~?
おしりヒリヒリして痛くなっちゃうよ~?!」
娘 「イヤだもーん!!いたくならないもーん!!
ベロベロべ~!!!」
はい、こんな感じです。
どうでしょうか??
「ベロベロべ~!」まで言われて
イライラしない方がむずかしいですよね?!(笑)
娘はよくしゃべる方なので
“行動で拒否+言葉で反抗”のダブルパンチです…
娘がマジで悪魔に見えてきます…(笑)
オムツ替えだけでなく、着替えもこんな感じで
拒否しながら逃げ回ります。
私は娘を追いかけまくり、振り回される毎日
1日に何回ものことなので、本当に疲れます(泣)
②全部自分でやらないと気が済まない
例えば、手を洗っている時…
娘が自分でハンドソープを出し
あわあわゴシゴシして手を洗い
(あ、そろそろ洗い終わるな)
と、私が水を出した瞬間…!!!
「なんでママやるのぉぉぉー!?じぶんでやるのにぃー!!!
もうさいっしょからやりなおしー!!!」
私 (え?!なんでやり直しするの?!!)
って感じですよ(泣)
良かれと思ってやったことが
裏目に出ることなんてしょっちゅう。
しかし、娘は最初からやり直さないと気が済まないのです。
私が
「もう洗ったんだからいいでしょ!」
なんて言った時には、この世の終わりです。
ギャーギャー泣き叫び、大暴れし
長ければ30分その状態が続きます。
そうなってしまうと、誰が何を言おうが聞く耳もたず、
もう手がつけられません(泣)
③自分なりのこだわりが強い
1歳の頃はママが選んだものに対して
特に何も感じてなかったのに対し
2歳にもなると、「これがいい!!これじゃなきゃイヤだ!!!」
と言って、自分なりにこだわりを持つようになってきます。
例えばクツを履く時…
私 「このおクツ履いてこうね~」
と言うと…
娘 「これヤダー!!!!こっちのがいい~!!」
って必ず言います。
私 「じゃあ、それにしようね。かわいいね。似合ってるよ~」
娘もすんなり履いてくれて、これで解決かと思いきや…?!
娘「やっぱこれヤダー!!!!こっちにする~!!!!」
私 (ウソでしょ!?こっちがいいって言ったじゃん!!!)
永遠にこのくり返しです。
出かける前の忙しい時に、毎回このくだり
本当にやめてほしいです…
もう私の心の中はブチ切れです(笑)
2歳は自立への第一歩!イライラ解消法3選
これまで、2歳児の特徴を見てきました
イライラせずにはいられないといった感じですよね?!(笑)
しかし、ここでは私が子ども3人の
“魔の2歳児”を経験して学んできた
『できるだけイライラせずにうまく乗り切る方法』を
3つお伝えしていきます。
①イヤイヤキャンペーンにとことん付き合う
②手出し、口出しをせずに見守る
③自分で選ばせる
順番に説明しますね。
①イヤイヤキャンペーンにとことん付き合う
イヤイヤ期、というのはいつかは落ち着くものです
必ずゴールがあります。
なので、私も今のこの時期だけだと割り切って
とことん付き合うようにしました。
オムツ替えで逃げ回るようだったら
「待てまてぇぇぇ~!おしりかじっちゃうぞぉぉぉ~!」
なんて言いながら、その状況も楽しむようにしています
「きゃぁぁ~!!」
って子どもはうれしそうに逃げ回ります。
もちろん、余裕がある時でないと
なかなかできないことではあります。
しかし、イヤイヤ期の子どもは、ママが怖い顔で
無理やり行動を制限したりすると逆効果です
余計にイヤイヤが爆発し
ギャーギャー泣きわめいて手に負えなくなります
私も何度も失敗してきました(笑)
このイヤイヤ期は今しかない時間なんだなって
割り切ってとことん付き合う覚悟で楽しんじゃいましょう。
ママと子どもの大切なコミュニケーションの時間だと思って、
前向きにとらえることで、気持ちも少しラクになります。
イヤがる姿をスマホで撮影するのも
あとで振り返ってみた時にいい思い出になりますよ。
ぜひ試してみてくださいね。
②手出し、口出しをせずに見守る
全部自分でやらなければ気が済まない、2歳児には
この方法がいいことに気がつきました
危ないことに関しては、もちろん止めなければなりません
しかし、そういった状況をのぞいて、できる限り
自分でやりたがる娘を見守るようにしています。
2歳はまだまだうまくできないことも多いですし、
クツを履くことですら、とっても時間がかかってしまいます。
でも、“自分でやりたい”という
子どもの意思を尊重してあげてください。
うまくできなかったとしても、口出ししてはいけません。
ガマンです。
私はひとりガマン大会を開催しています(笑)
自分自身の器の大きさを試されている感じがします。
自分でやらなきゃ気が済まない=自立心が育ってる
ってことですもんね。
子どもの成長を邪魔せずに、見守っていきたいところです。
③自分で選ばせる
あれはイヤ!これもイヤ!という2歳児には
自分で選ばせるのが効果的です。
洋服やクツなどはできる限り
自分で選ばせるようにしています
そうすることで、子ども自身も
“私が決めたんだ!”
と心が満足するようです。
娘の場合、普段はフリフリのワンピースばかり
着たがるのですが、保育園の時には着て行ってはいけない
という、ルールがあります。
ですので、保育園に行く日は
私 「この中から選んでね~」
と、フリフリのワンピースはのぞいて、選ばせています。
仮に選択肢が2択だったとしても
“自分で選んだ”という事実に納得するようです。
まとめ
ママのことを振り回す“魔の2歳児”
けれど、実は“自分のことは自分でやる”という
大事な成長の現れなんですね。
赤ちゃんの頃は、何もできなかった子が、わずか2年で
自分で自分のことをやろうとするって
すごい進化だなぁと私自身感じています。
自立への第一歩だと思って
応援する気持ちで見守っていきたいですね。